どうも、サンモトです。
先日、『ふるさと納税の確定申告』をしました。
「初めての確定申告、それも電子申告で行いました」
「電子申告は準備が面倒ですが、家から一歩も出ずに出来るのが良いです(特に私のような出不精にはもってこいです)」
「必要書類の準備や保管も全て電子データで行うので部屋がゴチャゴチャすることもなく、『便利な時代になったなぁ』としみじみ思います」
今回の記事では、初めて確定申告をやってみた感想を中心に彼是と書いてみようと思います。
個人的な日常の記録という意味合いが強いですが、この記事を見てくれた人にも何かお役に立てるような情報を提供できればと考えています。
「(ふるさと納税に興味はあるけど、面倒くさそう)」
「(確定申告って何をすれば良いのかわからないから不安)」
このような理由で中々行動に移せない人の背中を押すキッカケになれたら幸いです。
ふるさと納税の確定申告は何をする?
さて、まずはメインの『ふるさと納税の確定申告』について触れていこうと思います。
↓以前にふるさと納税をした時の記事
「ふるさと納税に関する概要はこちらの記事にも書きましたが、『ふるさと納税の確定申告』でしなければならないのは寄付金控除の申請です」
「『ふるさと納税はお得』『ふるさと納税をしないと損』みたいな言葉をよく耳にしますが、正確には『ふるさと納税したことを申告すればお得(損はない)』ということになります」
せっかくふるさと納税をして返礼品を貰っても、それがきちんと申告できていなければただ寄付をしただけになってしまいます。
確定申告を行い、寄付した分を取り戻さないと意味はありません。
なので、ふるさと納税で重要なことは
「どこに寄付しようか?(返礼品は何を貰うか)」
「いくら寄付しようか?(寄付金上限額の範囲で)」
ではなく、きちんと確定申告ができるかなのです。
「もちろん、そういった事を考えるのも『ふるさと納税』の醍醐味です」
「最初から作業感覚で行うのもつまらないので、楽しむ気持ちは大事にしてください」
そして、確定申告をした後でもまだ油断はできません。
きちんとふるさと納税の税額控除がされているかを以下の観点で確認する必要があります。
「ふるさと納税の確定申告をすると所得税と住民税から、それぞれ寄付金額(手数料2000円を差し引いた)が控除されます(ワンストップ特例の場合は住民税からの控除のみ)」
「所得税からの控除では、確定申告の際に記載した銀行口座に納税額の一部が還付金として振り込まれます(確定申告をしてから1~2ヶ月後)」
「こちらは確定申告後に郵送されてくる『国税還付金振込通知書』という書類で通知されるので、口座の状況と合わせて確認してください」
「住民税からの控除では、ふるさと納税をした翌年の住民税から納税額の一部が差し引かれます」
「こちらは毎年6月頃に届く『住民税決定通知書』の概要欄に記載されている金額を確認します(会社員の人は勤務先経由で届きます)」
「この二つの合計金額が自分の寄付金額(手数料2000円を差し引いた)と合致すればOKです」
これらの作業は面倒くさいですが、重要なことなのできちんと確認をしておきましょう。
「『家に帰るまでが遠足』と言われるように、『確定申告して金額の確認をするまでがふるさと納税』と言ったところでしょうか」
「私も面倒な気持ちで一杯ですが、損をしたくないのでしっかりとやっておくことにします」
『電子申告』を利用してみて感じたこと
確定申告について触れたので、今回挑戦してみた『電子申告』についても彼是と語ってみようと思います。
『電子申告』とは、確定申告書類の作成~税務署への送付を全てネット上で済ませる方法になります。
『電子申告』のメリットとしては以下のような事が挙げられます。
「これだけのメリットがあるので利用できれば便利なのは確かですが、そのための設備・設定の事前準備が必須になります」
「パソコンの操作・スマホ(携帯電話)の扱いに慣れていない人だと、少々難しいと思います」
「『電子申告』は比較的新しい確定申告のやり方なので、個人で使いこなしている人はまだ多くはないと思います」
「しかし、一般企業では既に電子申告による確定申告や必要書類の電子保存などが義務化されているので、いずれは個人で確定申告をする際にも電子申告が主流のやり方になっていく気がします」
「『ふるさと納税の確定申告』は比較的簡単な部類なので、初めての確定申告としては丁度良いと思います」
「これからふるさと納税をしてみようか考えている人には、ぜひ電子申告でのチャレンジを勧めたいです」
「個人的には『マイナンバーカードを使ったマイナポータル経由の電子申告』がオススメです」
『電子申告』の開始手続きはこちらのHP「e-taxご利用の流れ」を参照してください。
確定申告は事前の準備が肝心⇒予想外のことは起こる
「この話は少し個人的過ぎるかなとも思ったのですが、私にとって印象深い出来事だったので書き残しておきます」
私は割と慎重な性格なので、余裕を持って確定申告の準備を進めていました(-_-)
ふるさと納税をした2021年の年末頃には電子申告の準備・設定は完了していて、後はふるさと納税に必要な書類が手元に揃う時期を待つだけでした。
そう、“ふるさと納税に関する準備”はバッチリだったのです。
「問題が発覚したのは、私が資産形成のために個人的に利用している証券口座(楽天証券)で起こりました」
「これは株式投資をしている人にしか伝わらない話ですが、『特定口座の源泉徴収あり』で開設した証券口座内の取引は基本的に確定申告をしなくて良いことになっています(証券会社が代わりにしてくれるので)」
「私もそのように認識していたのですが、ふと自分の証券口座の状況を確認してみると『2021年分の取引で確定申告の必要あり』の表示がついていることに気づきました」
「これも株式投資をしている人にしか伝わらないことですが、『特定口座の源泉徴収あり』にしていても為替取引で差損益(為替差損益)が出た場合は自分で確定申告しなければならないのです(この時初めて知りました)」
『さぁ、ふるさと納税の確定申告をするぞ!』と意気込んでいた時に、まさかのトラブル発生です。
この問題に気づいたのが2022年の1月に入った頃で、通常の確定申告の時期は2月半ば~3月半ばの期間になります。
「この問題が発覚した直後はすごく焦りましたが、『まだ1ヶ月は猶予がある!』と考え直して行動に移りました」
「幸いにも自分で調べてわかる範囲のことで、必要な資料の用意や計算もすぐにできたので何とかなりました」
「こういったお金関係のことを質問できる環境(オンラインコミュニティ『リベシティ』)が身近にあったのも焦らずに済んだ理由の一つだと思います」
「おかげで『ふるさと納税の確定申告』と一緒に為替差益の申告もできました」
「早めに問題に気づいたことで結果的に余計な手間が減り、寧ろちょうど良かったのかもしれません」
長々と個人的なことを語ってしまいましたが、この経験から学んだのは
- 時間・精神的に余裕を持って行動する
- すぐに調べものができる環境、詳しい人の意見を聴ける環境を作っておく
ということの大切さです。
これから新しいことに挑戦してみようと考えている人は、ぜひこの事を念頭に置くと良いと思います。
“どれだけ準備しても予想外のことは起こる”
まとめ:便利なものはどんどん有効活用しよう
あれこれ色々なことを書きましたが、最終的な結論としては
「(挑戦してみて良かった♪)」
という凡庸な感想に落ち着きます。
確かに面倒なことや難しいことはそれなりにありましたが、それに自分で取り組んで解決した時の達成感・充実感は素晴らしいものです。
世の中には『やればお得なもの』というのが沢山あります。
それが必ずしも自分の生活に当てはまったり、自分が使いやすかったりするものではないかもしれませんが、
「新しいことを学ぼう!」
「自分の生活を良くするために活用しよう!」
と考えて行動することは、どんな時でも無駄にはならないと思います。
小さな事から始めて、自分の生活をより良くしていきましょう。
そうやって豊かになる人が増えてくれたら嬉しいです。
おわり
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