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知識も経験もない初心者が『株式投資で資産形成を始める』ためにすべきこと【まとめ】

まとめ記事
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「どうも、サンモトです」

「この記事では『株式投資で資産形成を始める』ということについて、私なりに調べて理解したことをまとめました」

『株式投資に興味はあるけど何をすれば良いかわからない』といった人の参考になれば嬉しいです」

「少々難しい部分や面倒くさいなと感じることも多いと思いますが、人生に役立つ知っておいて損のない情報なので、ぜひご紹介させてください」

「そして多くの人が自分の意志で資産形成の第一歩を踏み出して、『自分の人生をより良くしよう』と行動するキッカケになれば幸いです」

はじめに:『株式投資で資産形成をする』とは?

さて、まずは株式投資と聞くとどのようなイメージを世間の人は思い浮かべるでしょうか?

「難しそうでよくわからない」

「悪い人に騙されそう」

「投資なんて素人がやったところで失敗するだけでしょう?」

こんな風に、内容をよく知らないのに悪い印象を持っていないでしょうか?

確かに(株式投資に限らず)投資には怖い側面があるのは事実なので、気をつけるに越したことはありません。

投資について真剣に調べた結果が『よくわからない!』というなら、その場合はやらない方が良いかもしれません(-_-)

しかし『特に理由はないけど何となく難しそうだから・・・』というのであれば、何もしないのはもったいないことだと思います。

「今の世の中は人生100年時代と言われるくらい平均寿命が長くなった反面、少子化が進んで現役世代への負担が増えてきています

「今までの社会保障(年金・健康保険など)個人の貯金だけでは老後の生活を支えるのが苦しくなる人が増えると予想されるため、政府や企業が『個人で投資を始めて資産形成をしてください』うながす流れになってきています」

昔と違い今は個人でも気軽に投資を始められるようになり、それをサポートする仕組みや制度もととのってきています。

この背景には『今は個人でも投資をしないといけないぐらい資産形成が難しくなってきているという厳しい現実があります。

残念ですが、これからは投資で資産形成をしている人としない人では大きな差が出てくるでしょう。

これはあおりや誇張こちょうで言っているわけではなく、今からやれることはやった方が良いというだけの話です。

今の自分の生活スタイルや将来の事を考えた結果、

「将来の事や『もしも』の時の備えは既にバッチリだ!」

「投資のような高いリスクを取る必要は自分はないよ」

しっかりした根拠と自信を持ってこのように判断したのならそれでかまいません。

株式投資はあくまで資産形成の手段の一つでしかないので、他の方法を自分で探してみるのも良いと思います。

「一番ダメなのは『何か手を打たないとまずい!』と自分でも気づいているのに、何もしないことです」

「何もしないで事態が勝手に良くなることなんてまれです(ほぼないと思った方が良いです)」

「そして『他人が自分のために何かしてくれる』ことも基本的にはないので、期待はしないようにしましょう」

「皆、自分のことで手一杯だからです(-_-)」

「自分の人生を良くしたいなら、自分でどうにかするしかないのです」

逆に株式投資に興味・関心があって自分に必要だと感じたなら、ぜひ挑戦してみてほしいと私は思います。

そのためにこの記事では『株式投資に関する知識と経験のない投資初心者が、実際に株式投資を始めるためにするべきこと』をまとめてみました。

いきなり『株式投資をしましょう!』と言われても、

「投資って専門的な知識がないと難しいんじゃないの?」

「素人がやって上手くいくものなの?」

「失敗してひどい目に合ったりしないかしら?」

こんな不安を感じるかもしれませんが、恐れずに一歩を踏み出してもらいたいです。

「こう言われても信用できないかもしれませんが、専門的な知識や経験がなくても株式投資は始められますし、きちんと努力を続ければ良い結果を出すことも十分可能です」

「自分の事を投資の初心者・素人だと自覚しているなら、簡単なことから始めて徐々に知識や経験を積んでいけば良いのです」

「一度の失敗で人生を棒に振るような大胆なことをする必要はありませんし、普段の生活が苦しくなるようなお金の使い方をする必要もありません」

私も実際に株式投資を始めてみて

「株式投資を始めて良かった!」

「生活の不安が少し減って嬉しい!」

「資産形成を頑張って続けたい!」

こんな風に思う機会が増えたので、多くの人に同じ喜びを感じてほしいと思っています。

私と同じように『多くの人が投資を始めて、知識と経験を積みながら継続して、より良い人生を送れるようになってほしい』と考えて活動している人が世の中にはいます。

私の記事もその活動の一助になれば嬉しいです。

株式投資とは

まずは『株式投資』について簡単に解説します。

「株式投資とは、株式市場に上場(会社の株式を一般公開)している企業の株式を売買することを言います」

『株』会社の所有権(経営権)のことで、つまりは権利の一種です」

「権利というのは本来目に見えたり触れられるものではありませんが、会社はこの株(権利)の一部を『株式』という形にして売り出すことで『事業のために必要な資金を調達』します 」

「投資家はその株式を買うことで『その会社の所有者(経営参加者)になり、事業で得られた恩恵(利益)を受け取る』ことができる仕組みになっています」

株式有価証券ゆうかしょうけんと呼ばれる『それ自体に財産的価値を有するもの』のため、譲渡することで財産的権利を簡単に人から人へと移すことができるのが利点です」

「昔の株式はで発行(なので紙の資産とも言われます)されていましたが、今は基本的に電子データで取り扱われています」

「一般的な株式投資は証券会社を通じて市場で株式の売買を行うので、投資を始めるためには証券口座を開設する必要があります」

株式投資で投資家が得られる主な利益は次の二つになります。

株式投資で得られる利益
  • 配当益はいとうえき(インカムゲイン)・・・株式を保有している時に得られる利益
  • 売却益ばいきゃくえき(キャピタルゲイン)・・・保有している株式を売って得られる利益

これらの利益は資産所得しさんしょとく(配当所得・譲渡所得)と呼ばれ、資産を所有・運用することで発生する所得(収入)に分類されます。

資産所得に分類される所得としては、配当所得・利子所得・譲渡所得・不動産所得・山林所得があります」

「これらの資産所得の中で株式投資は不労所得ふろうしょとくとも言われ、文字通り自分は特に何もしていなくても発生する所得(収入)になります」

配当益はいとうえきは投資した企業が事業を通じて得た利益の一部を、保有している株式の数に応じて貰います(配当の例:配当金、株主優待かぶぬしゆうたい

売却益ばいきゃくえきは投資した会社(企業)が成長して株式の価値(株価)が上がった時に、保有している株式を売却して『値上がりした分の利益』を貰うことです(値下がりした分の損失は売却損ばいきゃくそんと言います)

「なので、株式投資をすると一口に言っても狙う利益によって投資の内容や手段は変わってきます」

「一般的な投資のイメージとして『複数のモニターを確認しながら株式を売り買いする』というものを思い浮かべる人も多いと思います」

「これはトレードと呼ばれるもので『安い時に買って、高くなったら売る』ということを短期間に繰り返して売却益を得る方法です」

「投資のイメージとしては一般的ですが、やっていることは上級者向けの投資法になります」

「勝つためには豊富な知識と経験が必要になるし、負けた時のリスクも高いので投資初心者にはあまりオススメできないかなと私は思います(-_-)」

投資初心者の人は実際に株式投資を始める前に

  • 自分が株式投資で何をしたいのか?⇒(例:定年後の老後資産を作りたい)
  • 何に投資すれば良いのか?⇒(例:毎月一定金額で○○の投資信託を買う)

といった『投資の目的と手段』をよく考えてみてください。

「株式投資を始めるにあたって、この『投資の目的と手段』はとても重要になってきます」

「まずは自分の資産形成の軸(投資の目的)をハッキリさせて、それから具体的な手段を考えるようにしましょう」

株式投資をするにあたって理解しておくべきこと

株式投資をするにあたって理解しておくべきことはいくつかありますが、その中でも私が一番覚えておくべきだと思うことは『投資と投機とうきの違い』です。

投資とうしという言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、投機とうきという言葉はあまり耳馴染みがないかもしれません。

↓株式を売買する上で投資とうし投機とうき、それぞれの言葉の意味は次の通りです。

投資』と『投機』の意味
  • 投資とうし・・・成長が期待できる企業の株を購入して、配当や値上がりによる売却益を得る
  • 投機とうき・・・相場の上がり下がりを狙って(予想して)、短期売買の差額で利益を得る

投資とうし長期目線で市場全体(企業・投資家)の利益を求める』

投機とうき短期目線で自分の利益(自分以外の損失)を求める』

「とも言えますが、本質的にはどちらも同じもので、リスクを取ってリターンを得ようとする行為です」

この線引きが曖昧あいまいだと本来の自分の目的を見失ったり、気づかない内に危険な状態になってしまう恐れがあります。

特に気を付けなければいけないのは、十分な投資経験のない時に大きな利益を出してしまった時です。

このように言うと

「利益が出てるんなら、良い事じゃないの?」

と感じる人が多いかもしれません。

「確かに利益が出ていること自体は良いことですが、気にすべきはそれが自分の想定していた『リスクとリターンの範囲』なのかという点です(-_-)」

「一般的にリスクという言葉はネガティブなイメージで使われることが多いですが、株式投資におけるリスクとは損失のことだけを指しているわけではありません」

株式投資におけるリスクとは『想定外の株価の値動き』全般を指します」

「つまり『自分の予想を超える利益・損失は等しくリスクということになります」

「大きな利益が出た時に初心者が気にすべきことは『知らない内に大きなリスクを取っていたかもしれない』ということです」

『リスクとリターンは表裏一体』ということを理屈と感情の両方で認識できていないと手痛い失敗を犯すことになりかねません。

「自分の予想よりも大きな利益が出たということは、もしかしたらそれが大きな損失になっていたかもしれません」

「もちろん未来がどうなるのかは誰にもわかりませんが、投資をするにあたって『良い未来』『悪い未来』の両方を見据えておくことはとても大切になってきます」

「仮に損失を出してしまっても『致命傷にならない対策』を取っておくのが理想的です」

「十分に知識・経験のある投資家は自分が取れるリスクとリターンのバランスを見極めるのが上手です」

「そのような人は上手くリスクを取って、大きなリターンを得られる可能性も高くなります」

知識と経験が不足している投資初心者の場合は、リスクとリターンのバランスを上手く取れず失敗してしまう可能性が高くなります。

投資を始めたばかりの頃に大きな損失を出した場合、嫌になってそれ以上の投資を止めてしまうかもしれません。

その場合はもったいないですが、それ以上の損失が出ることはありません。

逆に大きな利益を出してしまった場合は、それを普通の事と感じるようになって、『もっと利益を出したい!』と思うかもしれません。

人間の脳は刺激的な体験をするとその時の興奮が忘れられず、更に刺激を求めてリスクを取るようになります。

「(爆益を出した時の体験が忘れられなくて、それから負け続けているのに止められない)」

「(お金を使い込み過ぎて、気づいた時には前よりも苦しい生活になってしまった)」

このような話を一度は耳にしたことがあると思いますが、ほとんどの人は自分もそうなる可能性があるとは自覚していません。

この危険を避けるためには自分が株式投資をするに至った

  • 『投資の目的』(例:老後のためにまとまった資産を作る)
  • 『その先で得たい結果』(例:自分の生活スタイルなら2000万円あれば十分)

を明確にして、そのために必要な手段をよく考える必要があります。

その手段を考える時に

「手っ取り早くお金持ちになれる方法はないかな?」

「難しいことは考えたくないなぁ」

と思う気持ちはよくわかりますが、『長期の資産形成』が目的ならそのような考え方はご法度はっとです。

投機とうき的な手段(ギャンブルなど)を使って短い期間で資産を増やそうとするなら、それ相応のリスクを背負わなければなりません」

「そのリスクとは『資産が大きく増えるかもしれないし、大きく減る(マイナスになる)かもしれない』という単純明快なことです(それ故によく忘れてしまうことでもあります)」

投機とうき的な手段でも成果を出せる人は確かにいますが、再現性が低く難易度はどうしても高くなります」

「初心者向けのやり方ではないので、もしやるのであればここで説明した『投資と投機の違い』はしっかりと理解しておいてください」

投資初心者の内は自分が取れる(取れそうだと思う)リスクの範囲で手段を考えてください。

↓株式投資をする上で他にも気を付けた方が良い事はこちらの記事を参考にしてみてください。

株式投資の始め方

実際に株式投資を始めるためにすることは、証券口座を開設して市場で株式の売買をするだけです。

↓株式投資を実際に始めるためにやるべき作業は以下の通りです。

『株式投資』の始め方
  1. 投資用の資金(種銭)を用意する
  2. 証券口座銀行口座(投資用)を開設する
  3. 証券口座と銀行口座を連携させて、投資関連の資金を動かせるようにする
  4. 用意した資金を使って証券口座で株式を売買する

個人で株式投資を始める場合は、ネット証券ネット銀行を使うのがオススメ(というより定番)です。

ネット証券ネット銀行なら無料で口座の開設・維持ができて、売買や運用に掛かる手数料も低いので投資家にとっては大きなメリットになります。

実店舗の銀行・証券会社を利用して投資をする場合は手数料が高くなってしまうのでオススメしません」

「個人で株式投資を始めるなら、まずはネット環境を利用できるようにしましょう」

↓色々あるネット証券の中で私がオススメするのはこの二つです。

おすすめのネット証券

どちらも人気の高いネット証券でサービスも充実しており、口座開設を申請する時にネット銀行の口座も同時に開設申請することができます。

普通の株式投資をする分にはどちらのネット証券を使ってもあまり差はないので、自分が使いやすい方を選んでもらえば良いです。

「(どっちのネット証券を使うか迷うなぁ)」

という人は、どちらも開設・維持費は無料なので両方作っておくと良いと思います。

「証券口座を複数持つメリットとしては、目的別に資産の管理がしやすいことです(例:楽天証券でインデックス投資、SBI証券で高配当株投資)

「売買したいタイミングで証券口座がメンテナンス中で利用できない時などにも、複数口座を持っていれば対応できます」

「取り扱っている商品やサービスなども微妙に違うので、効率的に資産運用をしたい人は複数の証券口座を使い分けるのは良い手だと思います」

デメリット管理が面倒になるという点です(-_-)」

「私も実際にSBI証券と楽天証券の口座を二つ作っていますが、使い勝手の関係で今のところは楽天証券しか利用していません」

自分に合ったネット証券を探して株式投資を始めてください。

投資初心者にオススメの『株式投資についての勉強方法』

私がオススメする投資に関する勉強方法はこの二つです。

『株式投資』についてのオススメの勉強方法
  1. 投資関連の書籍を読む(ベストセラーと呼ばれるものを中心に)
  2. 少額から(複数の投資先に)実際に投資をしてみる

なぜかと言えば投資において

  • 実践すべきこと
  • してはいけないこと

などの基本的な事を学ぶだけなら、この二つの勉強法で十分だからです。

まずは『投資関連の書籍を読むこと』について。

今は昔に比べて様々な投資先や投資手法がありますが、

  • 『お金の使い方』
  • 『投資に対する心構え』
  • やるべきこと・やってはいけないこと』

このような投資をする人にとっての基本的(重要)な部分は昔から大きく変わっていません。

ベストセラーと呼ばれる投資関連の書籍なら『投資の基本的な考え方』について触れられているものが多いので、投資に関する基本的(重要)な部分を覚えるだけなら本を何冊か読むだけで事足ります。

初心者はまず投資関連のベストセラー書籍をいくつか読んでみて『投資の王道(基本)』を学ぶことから始めるのがオススメです。

「個人的には『有料セミナー』『有名な投資家○○の投資論』のような、他人から教えてもらう情報はオススメしません」

「まず基礎知識を身につけていないとその情報の精査せいさができないし、自分で学ぼうとする気がなくなる恐れがあるからです」

「参考にする分には良いのですが、最終的には自分で投資の判断をできるようにならなければいけません」

次に『小額から(複数の投資先に)投資をすること』について。

株式投資において、株式の売買のタイミングを見極めるのはとても難しいことです。

商売の基本である『安く買って、高く売る』という考え方は株式投資においても同じですが、

「高値掴みしないか?」

「相場はどのように動くのか?」

「どのタイミングで売買すれば良いのか?」

こんな風に色々な事を気にし始めるとどうすれば良いのかわからなくなり、結局何もできなくなってしまう恐れがあります。

考えることはもちろん大事ですが、実際に売買をしないことには何も始まりません。

迷いやすい初心者の人にオススメなのは『自分の投資ルール』をまず決めてしまうことです。

  • 『毎月一定の金額を投資に使う』
  • 『気になっている株を均等に購入する』

そのルールが自分に合ったやり方だと思えば続ければ良いし、合わなければ別のルールを考えます。

誰も未来で何が起こるかを正確に予測できない以上、何が正しい判断なのかは誰にもわかりません

「色々な投資家が未来の予想を語ったりしていますが、それはあくまでも『可能性』の話に過ぎません」

「他人の話を鵜呑みにせず、気になる場合は自分で調べてみるということをしましょう」

「そして実際に試してみることで初めて良し悪しがわかるのです」

「結局のところ、株式投資は自分が納得できる判断をするしかないということです(-_-)」

自分の中に『投資のルール』を作って実際の投資に慣れるまでは、投資先を一つに絞ったり資金をまとめて投入したりするのは危険です。

なので、初心者の人はまず

  • 『少額から投資を始めることで判断の基準を掴む』
  • 『複数の投資先に投資する(分散投資する)ことでリスクを抑える』

ということから始めると良いと思います。

私が『読書』『小額からの投資』をオススメするのは、どちらも自分のペースで進めることができて、知識と経験を得ることが出来るからです。

やりたいと思った時にやれば良いし、飽きたり気分が乗らなければ放置してしまっても良いと私は思います。

大事なのは自分自身で情報を収集して、自分で判断をする習慣をつけることです。

「知識と経験が身についてくれば、色々なことがわかってきます」

『親切な誰か』がわざわざ自分にだけ有益な情報を教えてくれることはありません」

『確実に儲かる方法』『投資の裏技』のような都合の良いものはどんなに探してもないと思ってください」

それさえ出来れば、どんな成功や失敗からでも有益な事を学べるようになります。

焦らず少しずつ成長していきましょう。

初心者にオススメの投資方法

投資のための資金を用意して、投資を始める準備が出来たなら、あとは実際に売買を始めるだけです。

そうは言っても

「後は自分で考えて投資してください」

「投資は自己責任です」

だけでは流石に不親切だと思うので、初心者にオススメの投資方法を一つ紹介させてもらいます。

それはインデックスファンドに投資すること(インデックスに連動する投資信託を購入する)です。

「インデックス?」

「ファンド?」

「投資信託?」

よくわからない人のためにそれぞれの用語について説明します。

用語の意味
  • インデックス・・・市場全体または複数の銘柄群の株価を一定の計算式で総合的に数値化した指標のこと。市場の動向を推測するためのもので株価指数と呼ばれている
  • ファンド・・・証券会社や銀行などで取り扱っている金融商品のこと。インデックスファンドはインデックス(株価指数)に連動するように運用される投資信託のこと
  • 投資信託とうししんたく・・・多くの投資家がお金を出し合って、投資のプロに運用を任せる商品のこと

インデックスファンドというのは、簡単に言えば株式市場の平均リターンを狙う投資商品になります」

「個別の銘柄(特定の企業・業種)に投資するのではなく、『市場全体』に投資するというイメージです」

このインデックスファンドの投資信託(株価指数に連動した運用を目指す投資)をオススメするのは、以下の利点があるからです。

インデックスファンドの利点
  • 投資先の分散
  • 小額から始めることが可能
  • 低コストで運用
  • 利益の再投資

「インデックスファンドは堅実に利益を出すために『やるべきこと』の多くをやってくれます」

「株式投資において重要なのは『勝つことではなく、負けないようにすること』です」

「その点でいえばこのインデックス投資は最適解さいてきかいの投資法と言えます(あくまで今のところは、ですが)」

インデックス投資について詳しく知りたい人はこちらの書籍がオススメです。

これに更に付け加えて、NISAつみたてNISAなどの税制優遇制度を利用するのが投資初心者にはオススメです。

※NISA制度に関する詳しい情報は『金融庁ウェブサイト』を参考にしてみてください。

NISAつみたてNISAを使って資産運用をした場合、運用期間中に発生した利益は非課税ひかぜい(税金がかからないということ)になります」

「簡単に言えば、NISAつみたてNISAを利用すると手元に残るお金が増えると思ってください」

『一定の金額を毎月積み立てつつ、その過程で発生した利益も再投資する』

これを繰り返すことで投資に費やす時間と投資額は増加し、資産はどんどん大きく成長していきます。

これを複利の力』と言い、インデックス投資が資産形成に最適だとされる大きな理由です。

インデックス投資の有用性について語ったところで、

「実際にどんな商品を選べば良いの?」

という疑問が出てくると思います。

有用なインデックスファンドを探す時は、NISAの対象になっている商品が参考になります。

※2024年から新しいNISA制度(新NISA)が導入されるので、詳しく知りたい人は金融庁のHPを参照してください。

「NISA制度の対象になる商品は基本的に『金融庁の厳しい審査を通った優良なもの』ばかりです」

「その中から気になるものをいくつかピックアップして、『どんな内容の商品なのか?』『自分好みの商品はどんなものか?』といったことを確認しながら選んでみるのが良いと思います」

「NISA制度を使わずに投資をするという場合でも参考にする価値はあると思います(-_-)」

「毎月一定の金額を投資する設定にしておけば、生活にかかる負担を調整しやすく、リスク管理もできるのでオススメです」

さて、ここまでインデックス投資の利点ばかりを解説してきましたが

「この投資方法に欠点はないの?」

「注意点、気を付けた方が良い事はあるの?」

といった疑問を持った方もいると思います。

インデックス投資をする上で守るべきこと・注意点は以下の通りです。

インデックス投資の注意点
  • 投資先(購入する商品)を頻繁に変えない⇒資産を入れ替えると『複利の力』を活かせない
  • 一定金額を積み立て続けるドルコスト平均法)⇒株価が高い時に少なく、低い時に多く購入することで高値掴みを避ける
  • 短期の相場の変動を気にしない⇒長期的に株価が右肩上がりになれば問題なし

インデックス投資は一度始めてしまえば、後は同じことの繰り返しになります。

注意点をしっかり守って継続できれば、投資初心者でも将来まとまった資産を形成できる優れた投資方法です。

「そんなインデックス投資の欠点を強いて挙げるなら『地味でつまらない』ぐらいでしょうか?」

「インデックス投資は『雨の日も風の日も、世の中で何が起こっても、ただひだすら愚直ぐちょくに積み立て続ける』投資法です」

「やっていることは特に面白くはないですし、それを長い期間継続しないと十分に効果が出ないので忍耐力も必要です」

「この点は投資を始めたばかりの人にとっては辛いと感じる部分かもしれませんし、向き不向きはあると思います(-_-)」

「しかし優秀な投資方法であることは事実なので、『株式投資で資産形成をする』上でインデックス投資を軸にするべきなのは間違いありません」

なので投資初心者はまずこのインデックス投資から始めて、その上でまだ余裕があるならば他の投資方法を検討してみるのが良いと思います。

どんな投資方法をする場合でも、『自分が楽しんで継続できる』ことを意識できると良いです。

終わりに: 株式投資で資産形成をする生活とは

最後まで記事を読んで頂きありがとうございました。

『株式投資で資産形成を始めるためにすべきこと』を私なりにまとめてみたのですが、冗長じょうちょうになっていたら申し訳ありませんm(__)m

この記事をキッカケに少しでも株式投資に興味・関心を持って、投資について学んでみようと思っていただけたなら嬉しいです。

株式投資(に限った話ではありませんが)は、人によって様々な意見があると思います。

私は別に

「今すぐ株式投資を始めよう!」

「株式投資をしないなんて、すごく損してるよ!」

などとあおるようなことを言うつもりはありませんし、株式投資に手を出さなくても人生を順調に全うできる算段があるならそれに越したことはないとも思っています(-_-)

新しいことを始めるにはそれなりの準備が必要になりますし、未来がどうなるかは誰にもわかりません。

何があったとしても投資の結果は自己責任なので、必ずしも万人にオススメできるものではないというのは紛れもない事実でしょう。

「この記事で書いてきた『堅実な資産形成のための株式投資』は、どちらかと言えば地味で単調な作業の繰り返しになります」

「短期間で大金持ちにはなれませんし、自由に使えるお金もすぐには増えません」

「雨の日も風の日も、コツコツと同じことをやり続けなければなりません」

「これが平気な人もいれば、苦手な人もいるそれなりにいると思います」

「私自身も継続する中でモヤッとする瞬間はありましたからね(-_-)」

「しかしこの地味で単調な作業を繰り返すことを継続できれば、多くの人が高い確率で数十年後にまとまった資産を作ることができると今までの株式投資の歴史が証明してくれています」

「私自身も実際にやってみて、信じてみても良いかなと思える程度には成果がありました」

私がこの記事で書いてきたことを他人にもオススメするのは、この方法が『人生に豊かさ』を与えてくれる可能性が十分にあると思っているからです。

この豊かさというのは『物質的なもの』『精神的なもの』の両方を指しています。

お金があれば出来ることは確実に増えて、まとまった蓄えがあれば精神的な余裕も出てきます。

お金に対する価値観や、人生で必要だと思う金額を具体的にイメージできるようになってきます。

この事を理解して行動している人としていない人とでは、日々の生活の中で感じる充実感・満足感は大きく変わってきます。

「私自身も株式投資に興味を持って、実際に始めてからの生活には多くの変化がありました」

「新しいことに挑戦する気力や『自分の生き方をより良くしたい』と思って行動できるようになったのです」

私は同じように『人生に豊かさを感じられる人』が増えてほしいと思っています。

お金に関する悩みはいつの時代も尽きませんが、その悩みを減らす方法を見つけるには自分から行動を起こさなければなりません。

この記事がその一助になれば幸いです。

おわり〼

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