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【会社員の確定申告】初めて“ふるさと納税”にチャレンジしてみた

会社員の確定申告
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どうも、サンモトです。

「皆さんは『ふるさと納税』という制度を知っていますか?」

「よくCMで『簡単でわかりやすい!』とか『魅力的な返礼品!』とか言われているアレです(-_-)」

そんな『ふるさと納税』ですが、私の周りで実際にやっている人はおらず、どのようなものなのか詳しく知る機会はありませんでした。

私も多少の興味はあっても

「面倒くさそうだなぁ・・・(-_-)」

「よくわかんないなぁ・・・(-_-)」

と思って中々手を出せないまま時間は過ぎていきました。

しかしこのブログの目的でもある『より良く生きること』を考えると、絶対にやってみた方が良いというのは常々感じていました。

そんな時、来年の2022年1月からふるさと納税の手続きの一部が簡略化する(2021年のふるさと納税分も対象)という話を耳にしました。

その情報を耳にした時、何だか背中を後押しされた気がしたので

「良い機会だと思って、やってみるか!」

と挑戦してみることにしました。

「そして先日、ついに前々から気になっていた『ふるさと納税』をやってみました」

「厳密に言うと、この記事を書いている時点ではまだ確定申告は出来ていないので、ふるさと納税の手続きはまだ完了していません(翌年の2~3月が確定申告の時期なので)

今回の記事では私が初めてふるさと納税をやってみた感想を中心に、ふるさと納税がどのような制度なのかをざっくりと解説していこうと思います。

ふるさと納税についてよくわからない人や興味はあるけど実際にやるまでには至っていない人に、

「よし、自分もやってみるか!」

と思ってもらえたら嬉しいです。

ふるさと納税とは?

さて、まずはふるさと納税とは何ぞや?というところから話さなければなりません。

ふるさと納税『税金の一部を寄附という形で前払いして、寄附先から返礼品を受け取れる』という制度になります

「ふるさと納税で寄附をした後に所定の手続き(確定申告)を行えば、(手数料2000円を差し引いた)寄附金額が所得税・住民税から控除されるので、実質2000円の自己負担で済むことになりお得だと言えます」

「この説明だと堅苦しいので『2000円の手数料で2000円以上の価値がある品物を貰える』というざっくりした認識で良いと思います」

このふるさと納税制度が作られた背景としては、都市部で働く人が増えることによって地域ごとの税金の集まりやすさに差が出る(税収格差)という問題点を解決するためだそうです。

会社員の人は特にそうだと思いますが、普段納めている税金の使い道について意識する場面は少ないと思います。

「税金を納めるのは国民の義務」

「税金の使い道を決めるのは国の仕事」

このように言われてしまえば元も子もないのですが、

「せっかく納めているのだから、どうせなら(自分の納得のいく)役に立つことに税金を使ってほしいなぁ!」

と思うのが人情というものです。
そんな現状で、一部とはいえ税金を自分の任意の地域・目的のために寄附することが選べて、寄附先から感謝と返礼品が貰えるふるさと納税はお得な制度といって間違いないでしょう。

※ふるさと納税についてもっと詳しく知りたい人は『総務省 | ふるさと納税ポータルサイト』のHPをご確認ください

ふるさと納税の準備

上記のふるさと納税の概要がいようを理解したところで、次は実際にふるさと納税をするための準備について話していきます。

まず、ふるさと納税で必ず押さえておかなければならない点はこの二つです。

『ふるさと納税』をするための重要ポイント
  • 寄附金の上限金額
  • 確定申告の方法

まずは寄附金上限金額について。

「ふるさと納税で寄附できる金額には上限が設けられています」

「当然といえば当然ですが、寄附すればするだけ控除される(戻ってくる)わけではありません

「あくまで自分がその年に納める税金の一部を寄附金という形で前払いしているに過ぎないので、上限を超えてしまった分は自己負担になります」

「なので、ふるさと納税をする時はこの上限金額を超えないように気を付けてください」

ふるさと納税の上限金額は個人で異なり、年収・家族構成などによって金額が変わってきます。

この上限金額を知るための数式(寄附金控除額の算出)があるのですが、正確な数字を出そうと思うと複雑で面倒な作業になります。

なので、大抵の人は早見表シュミレーターを利用して上限金額を把握しています。

「会社員の人は会社から毎年もらう源泉徴収票の金額を元に、各ふるさと納税サイトの早見表シュミレーターを利用するのがオススメです」

「早見表やシュミレーターでざっくりした自分のふるさと納税に使える上限金額がわかるので、この金額を目安にふるさと納税を行ってください」

早見表シュミレーターで分かる金額はあくまで目安なので、ギリギリのラインを攻めると上限金額を超えてしまう場合があるので気を付けてください。

ふるさと納税の上限金額年収が高い人ほど多くなります(納めている税金が多いので)

「これは余談ですが、ふるさと納税の上限金額から逆算してその人のおおよその年収がわかったりします(-_-)」

「自分の年収が知られたくない人は、他人に自分のふるさと納税の上限金額は教えない方が賢明でしょう」

次に確定申告の方法について。

ふるさと納税は、原則として確定申告の手続きをしなければなりません(一部例外あり)
『会社員の人がふるさと納税の確定申告をする方法』としては次の3つになります。

『ふるさと納税の確定申告』の手続き方法
  1. 電子申告(確定申告書の作成~所轄の税務署への提出をネット上で完結
  2. 紙の書類で確定申告(確定申告書を作成・印刷して所轄の税務署へ郵送or直接提出
  3. ワンストップ特例申請確定申告不要の給与所得者納税先の自治体数が5団体以内の場合のみ

確定申告の詳しいやり方は【国税庁 確定申告書等作成コーナー】を参照してください。

ワンストップ特例制度に関しては【総務省 ふるさと納税ポータルサイト】ふるさと納税先の各自治体の申し込み手続き・申請書を確認してください。

「ふるさと納税の確定申告の手続きは、個人的には『電子申告『紙の書類で確定申告』するのをオススメします」

『ワンストップ特例申請』は主に会社員の人がふるさと納税をする際の手続きの簡略化を目的にしたものですが、利用条件が限定されることと何らかの理由で無効になった場合に改めて確定申告の手続きをする必要があるのであまりオススメしません」

「条件を気にしたり、二度手間になるかもしれないことを気にするぐらいなら最初から通常の確定申告をできるようにした方が後々楽だと思います」

上記の理由から、私は確定申告を『電子申告』で行うことにしました。

理由としては、確定申告の作業の手間を少しでも省くためです。

「私は出無精で面倒なことはなるべく減らしたいと考えるタイプなので、わざわざ書類を印刷して郵送したり、直接税務署に提出しに行こうとは思えませんでした」

電子申告なら『確定申告書類の作成~税務署への提出』までを全てネット上で出来るので、一番手っ取り早く確実な方法になります」

しかし、実際に挑戦してみてわかったのですが電子申告には大きな難点がありました。

それは準備がとても面倒くさいということです。

「まず大前提としてインターネットを使える環境が不可欠なので、パソコンを用意しなければなりません(普段からパソコンを使う人なら問題ありませんが、スマートフォンしか使わない人にはやりにくいと思います)」

「電子申告をするためにネット上で身分証となる電子証明書(マイナンバーカードなど)を取得して、その情報を読み取るためのICカードリーダーも必要になります」

「それらを用意するだけでなく、諸々の設定も自分でしなければなりません」

「国税庁の【電子申告をするためのガイドライン】はありますが、正直わかりにくく面倒な作業なので、電子申告をしたい人は時間に余裕を持って準備を始めた方が良いです」

私はくじけそうになる気持ちを何とか奮い立たせて、電子申告の準備を完了することができましたが、こういった作業が不慣れな人には正直オススメしません。

電子申告は便利な方法ではありますが、

「(難しい、よくわからない・・・)」

「(自分には無理そうだな・・・)」

と感じたなら、通常の『紙の書類で確定申告』する方法をオススメします。

「紙の書類を提出する場合でも、【確定申告書等作成コーナー】で案内に従って必要事項を記入してから印刷すれば良いので、それほど難しくはありません」

「最悪の場合、確定申告に必要な物(源泉徴収票・寄附金受領証明書・印鑑など)そろえて直接所轄の税務署におもむいて職員の人に手伝って作成してもらうこともできるそうなので、あまり深刻に考える必要はないと思います」

自分のやりやすい(出来そうだと思う)やり方でチャレンジしてみてください。

実際にやってみた

まどろっこしい準備(上限金額の把握、確定申告の準備)を何とか済ませることができたので、さっそくふるさと納税の手続きをしてみました。

「ふるさと納税はふるさと納税サイトを通じて行います」

「有名なものとしては以下のものがあります」

『ふるさと納税サイト』の例

「ふるさと納税サイトの使い方は、Amazon楽天市場などの通販サイトを利用したことがある人ならさほど難しくありません」

「サイト内で寄附したい地域や目当ての返礼品を探してカートに入れ、注文(個人情報などの必要事項を記入して寄附金を払う)すれば完了です」

ふるさと納税サイトは色々ありますが、私は楽天ふるさと納税をオススメします。

オススメする理由としては私が楽天ユーザーというのもありますが、

『楽天ふるさと納税』がオススメの理由
  • 楽天市場と使い方はほとんど同じ(※寄附申し込みのキャンセル、返礼品の変更・返品は不可)
  • 寄附先(返礼品)が豊富
  • 楽天で登録している個人情報を使って申し込みが出来るので、記入の手間が少ない
  • 寄附した金額に応じた楽天ポイントが貰える

などなど、メリットが多いからでもあります。

楽天のサービスを利用している人ならポイント還元率を高くすることもできるので、利用しない手はありません。

「ちなみに私が初めて『ふるさと納税』で貰った返礼品はコレです」

『トイレットペーパーの詰め合わせ・箱ティッシュの詰め合わせ・お米15kg』

ふるさと納税の返礼品としては普段よく使う日用品や消耗品などがオススメですが、そこは好きなものを選んでもらってかまいません。
上限金額を超えないことだけ意識しながら、自分の生活を豊かにしてくれるものを選んでみてください。

『ふるさと納税』をすると返礼品と共に寄附金受領証明書という書類が送付されてきます」

寄附金受領証明書『自分がどこの地域にどれだけ寄附したか』が記載されていて確定申告の際に必要になるので、無くさないように保管してください」

「以前は確定申告の際に送られてきた寄附金受領証明書ごとに個別で添付する必要がありましたが、2022年(2021年分対象)からこの手続きが簡素化されます」

ふるさと納税サイト(国税庁長官が指定した特定事業者)から『寄附金控除に関する証明書(年間寄附額)』を取得できるようになり、確定申告の際にその一覧表を添付すれば良くなります」

終わりに:ふるさと納税を活用してより良い生活にしよう

今回ふるさと納税に挑戦してみて

「(面倒なことが多いから、未だにやっていない人が多いのも納得できるなぁ)」

と感じる一方で

「(確定申告の手続きは面倒だけど、やればお得なことは間違いないし、実際にやってみたら楽しいし嬉しいなぁ)」

とも思いました。

確かにお世辞にも使いやすいとは言えませんが、お得な制度であることは変わらないので、やらないよりはやった方が良いです。

「周りにふるさと納税をしている人がいないから、わからないことは全部自分で調べないといけないのが嫌だ」

「間違いや失敗をしないか不安になる」

こんな風に思う気持ちはよくわかりますが、挑戦してみる価値は十分にあると私は思っています。

「自分にとってお得なこと・役に立つことは、結局のところ自分で判断して実践するしかありません」

「親切な誰かがわざわざ教えてくれたり、幸運が偶然にも自分の身に訪れたとしても、そのチャンスを掴んで自分のものにできるかはその人の心構えと行動次第です」

「失敗しても大して痛くない小さなことから始めて、少しずつ自分の生活をより良い方向に改善してみてください」

「そのための足掛かりとしては、ふるさと納税はうってつけだと思います」

今年も気づけばあと少しでなので、今から急いでふるさと納税をするのはオススメしませんが、準備を始めるには丁度良い時期だと思います。

この記事をキッカケにふるさと納税に対する興味と関心を持っていただき、実際に行動してくれる人が増えてくれたら嬉しいです。

おわり

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