どうも、サンモトです。
↓少し前にAmazonで芋茎(芋がら)という食材を買ってみました。
「芋茎はサトイモなどの葉柄(茎と葉を繋いでいる柄の部分)のことで、塊茎(芋の部分)と同じく古くから食用にされてきたものです」
「芋茎の皮を剥いて乾燥させたものを芋がらといい、こちらは保存性を高めたものになります」
「煮物や和え物、酢の物などにしてよく食べられるそうです」
「普段あまり食べない食材なので、興味本位で買ってみました(-_-)」
↓さっそく味噌汁の具にして食べてみたのですが、失敗してひどい目にあいました(T_T)
「一口サイズにした芋茎を口の中に入れて噛んでいると、舌や喉にピリピリした刺激やまとわりつくような“えぐみ”を感じました(T_T)」
「所謂“灰汁”というもので、植物の灰汁は自分を食べようとする外敵(虫・動物など)への対策だとされています」
「芋茎は灰汁が強い食材として有名で、私も知識としては知っていたのでしっかりとアク抜きをしたつもりでしたが、どうやら甘かったようです(-_-)」
「人体に悪影響を及ぼす程ではないのでしょうが、食べるのが辛かったので芋茎(芋がら)だけ取り除いてこの味噌汁は食べました」
そんな失敗を経験したので、今回はそれを反省しつつ『芋茎(芋がら)を使った煮物』作りに挑戦してみることにしました。
「この一件で改めて食材の下処理の重要性を痛感しました(T_T)」
「灰汁はよほど大量に摂取しない限り問題ない(とされている)ものですが、基本的に不快なのでしっかりアク抜きした方が良いと思います」
「出来る限り美味しく食べたいですからね(-_-)」
「そんなわけで今回は残りの芋茎(芋がら)を処分する美味しく食べるために煮物にすることにしました」
「私と同じように趣味の料理を楽しみたい人の参考になれば嬉しいです」
用意する材料
「野菜のアク抜きは水に浸けておくだけでもある程度できますが、芋茎の場合は酢も使った方が良いです」
「酢を混ぜた水(酢水)にしばらく浸けて、更に酢水で茹でます」
「以前の失敗からこれぐらい念入りにしないとアク抜きできないだろうなと実感しました(-_-)」
「生の芋茎を使用する場合は表面の皮の部分もしっかり取ることが重要です」
「味付けの分量は適当です(-_-)」
「濃い目の味付けにしたい場合は醤油や砂糖の分量を増やすと良いと思います」
「前回の“えぐみ”の恐怖があるので、ダメ押しで酢も入れています」
実際に作ってみる
それでは実際に作っていこうと思います。
↓まずは芋茎(芋がら)をたっぷりの水に浸けて、酢30gを加えてほぐします。
↓蓋をして冷蔵庫で1時間程度置いておき、アク抜きしつつ生の状態に戻します。
↓酢水から取り上げて、余分な水気を搾ります。
「溶け出た灰汁でピリピリしたり、酢の臭いが付いたりするのが嫌な場合はゴム手袋をして行うと良いです」
↓鍋にたっぷりの水を入れて火にかけて沸騰させます。
↓沸騰した水に芋茎(芋がら)を入れて、塩1g・酢15gを加えます。
↓箸などで押さえながら全体を2~3分程度茹でて火を止めます。
「茹でると膨らんで浮かんでくるので、箸やヘラなどで上から押さえて全体が浸かるようにします」
↓茹で終わったら冷水に入れて粗熱を取り、水気を搾り取ります。
↓包丁で食べやすい大きさに切り分けます。
↓鍋に切り分けた芋茎(芋がら)を入れて、水200~400g・みりん18g・濃口醤油18g・酢15・砂糖9~12gを入れて火にかけます。
↓中火で10分くらい煮立たせたら火を止めて、蓋をして味を染みこませます。
↓器に盛り付けて、『芋茎(芋がら)の煮物』の完成です。
食べた感想&作った感想
「完成した『芋茎(芋がら)の煮物』を食べてみました」
「味は普通の煮物といった感じで、コリコリした食感と仄かな甘味があります」
「微妙にアクが残っているような感じもしましたが、前回の“えぐみ”に比べればマシです(-_-)」
「如何に食材の下処理が大事なのかを痛感した一品になりました」
「実際に作ってみて感じたことや思いついたことを挙げていきます」
「以前の失敗を反省して念入りに下処理をしたおかげで、何とか普通に食べられるレベルに仕上げられた気はします」
「その反面、まだ調理に不安要素や自信を持てない部分も残っています(-_-)」
「こういった癖の強い食材を調理する時は詳しい調査と検証が大事だなと改めて思いました」
「今回は芋がら(乾燥させたもの)を使いましたが、生の芋茎だとまた違った感じになるのかなと思います」
「機会があればまた挑戦してみようと思います」
以上、【芋茎(芋がら)を使って煮物を作ってみた】の検証まとめでした。
おわり〼
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