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【趣味の料理検証】自宅で『手作りチーズ』に挑戦してみた 後編

休日の料理日記
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どうも、サンモトです。

前回に引き続き、チーズ作りに挑戦していました。

といってもフレッシュチーズの作り方は基本的には同じなので、使う材料を少し変えて味や作りやすさを検証しようと思います。

「一通り比べてみて、オススメできるものがあれば個別でレシピ記事を書こうと思います」

私と同じように自宅でチーズ作りに挑戦しようと思っている人の参考になれば嬉しいです。

用意する材料

↓今回はこちらの材料の組み合わせでクリームチーズを作ってみます。

『クリームチーズ』の材料
  1. 牛乳500㎖ + 生クリーム200㎖+レモン汁50㎖
  2. 粉ミルク500㎖ + 生クリーム200㎖+お酢(食酢)50㎖
  3. ヨーグルト500g + 生クリーム200㎖+お酢(食酢)50㎖

「前回に引き続き、生クリームを混ぜてクリームチーズを作っていきます」

「乳を分離させるための酸性の液体はレモン汁お酢(食酢)を使用しました」

「ヨーグルトは自分で作った物を計って使用しましたが、市販のヨーグルト(400~500g)を使えば計量の手間が省けます」

実際に作ってみる+試食

それでは実際に作っていこうと思います。

牛乳+生クリーム+レモン汁で作る場合

↓鍋に牛乳500㎖生クリーム200㎖を入れて火にかけます。

↓沸騰しない程度(70~80℃)に温めて、レモン汁50㎖を加えます。

↓弱火で温め続けながら軽くかき混ぜて、固形部分が出来てきたら火を止めます。

↓粗熱が取れたらし布を敷いた型枠に流し込みます。

↓型枠に全て流し込んだら、余った布の部分を折り畳み上から重石おもしを乗せて水切りします。

重石おもしは重いほど水切りが早くしっかりと出来ます(手で直接しぼってもOKです)

「あまり大きな物を乗せても邪魔なので、小さめのペットボトルに水を入れて乗せるのがオススメです」

↓この状態で2~3時間程放置すれば水切りは完了です。

↓完成したクリームチーズを食べてみました。

「前回に牛乳だけで作った『カッテージチーズ』と比べると濃厚で滑らかな食感になりました」

「砂糖やハチミツを混ぜて食べると良い感じです」

「崩れやすいですが、固形ではあるので扱いやすいです」

粉ミルク+生クリーム+お酢(食酢で作る場合

↓鍋に水500㎖粉ミルク50gを入れて、弱火で温めながら粉ミルクを溶かします。

「使用する粉ミルクによって分量は変わると思いますが、牛乳500㎖を作れればOKです」

「私が使っている粉ミルクはヨーグルト作りにも使用している物で、粉ミルク100gで牛乳1ℓ(1000㎖)程度作れるので、その半分の分量で作ってみました」

↓粉ミルクが溶けたら生クリーム200㎖を入れて軽くかき混ぜ、70~80℃になったところでお酢(食酢)を加えます。

↓少しすると固形部分が現れてきますが、液体部分と固形部分の分離はゆるいです。

「最初は分離に失敗したかと思いましたが、鍋底にこびりついているゆるい固形部分からもわかるように、一応分離はしているようです」

↓火を止めて粗熱を取ったら『水切りヨーグルトの容器』に流し込みます。

「私はチーズを取り出しやすいようにし布を敷きましたが、『水切りヨーグルトの容器』には液体をすための網が付いているのでそのまま流し込んでも問題ありません」

↓全て流し込んだら蓋をして冷蔵庫に入れて、数時間経てば水切り完了です。

し布にクリーム状のチーズがへばりついて扱い難いです」

↓完成したクリームチーズを食べてみました。

「味は濃厚で癖がなく、お酢(食酢)の甘さが丁度良い感じで、作ってみたチーズの中では一番好みの味でした」

「粉ミルクで作ると、紙パックの牛乳を使ってチーズを作るよりは一回あたりのコストは安く済みそうです」

「粉ミルクを水に溶かすのが少々面倒なのと、水切りがやりづらくクリーム状になりやすいのが少し難点です」

ヨーグルト+生クリーム+レモン汁で作る場合

↓鍋にヨーグルト500g生クリーム200㎖を入れて、火にかけながら混ぜます。

70~80℃ぐらいに温まったら、レモン汁50㎖を加えて混ぜます。

↓見た感じはトロッとした液体で、固形物は見当たりません。

「レモン汁を追加したり弱火で加熱し続けたりしてみましたが、一向に固形部分は現れませんでした」

「ヨーグルト自体が牛乳を乳酸発酵させたものだからなのかもしれません」

↓少し不安でしたがトロミはあるので冷ませば固まるかもしれないと思い、そのままし布でします。

「見た感じ固形物がないように見えるので不安になりますが、し布に通してみると液体以外が溜まっているのがわかります」

し布だと水切りに時間がかかりそうだったので、冷蔵庫に入れるために『水切りヨーグルトの容器』に移し替えました。

↓1日程経過した後の状態です。

「見た目は『水切りヨーグルト』にそっくりです」

「食べてみた感じとしては、レアチーズのような滑らかさと生クリームの濃厚さが加わったヨーグルトといったところでしょうか」

「そのままでも食べられますが、ヨーグルトの酸味が苦手な人は砂糖やハチミツをかけて食べると良いと思います」

「クリーム状なのでこちらも少々扱いにくいです」

チーズ作りの感想

前回と今回を合わせて、とりあえず簡単に作れそうな組み合わせは試せた気がします。

初めてのチーズ作りでしたが、特に難しいことや失敗をすることもなく楽しめました(あくまで私の感想ですが)

大量にチーズを作って試食してみて思ったのは、食べ過ぎてきた、当たり前のようにスーパーや通販などでいつでも手軽に美味しいチーズが食べられる有難味ありがたみでしょうか。

『フレッシュチーズは手軽に作れるので誰にでもオススメ!』と言いたいところですが、道具(し布、型枠など)の準備や後片付けがあるので、その辺りは平気な人と嫌いな人で意見が分かれそうです」

「チーズのかたまりを一つ作るのに乳清にゅうせい(ホエイ)も大量に出来るので、出来ればこれも他の料理などに上手く活用できると無駄がなくて良いと思います」

「チーズ作りで面倒なことを極力減らしたい人は、型枠やし布を使わずにキッチンペーパーザルなどでチーズと乳清(ホエイ)を分離させて、乳清はそのまま捨ててしまえば後片付けの手間は減らせます」

作り方や工夫は色々と出来るので、自分がやりやすい方法を探してみるのも面白いと思います。

興味のある方は時間に余裕のある時に、ぜひ試してみてください。

おわり

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