どうも、サンモトです。
我が家では昔から色々な生き物を飼ってきました。
色々と言ってもハムスター、シマリス、フクロモモンガなどの小動物ばかりですが。
そんなペット達の中でも最も古く、そして今も元気に暮らしているのがクサガメです。
最近ではテレビで外来種として取り上げられる機会が多いので、知っている人も多いのではと思います。
↑下にいる大きな方が雌で、上の小さい方が雄です。
名前は雄がカメ吉、雌はカメ子と言います。
実に安直な名前だと思いますが、聞く限りだと周りでも亀に同じ名前を付ける人は多いみたいです。
ひねった名前を付けて憶えにくくなるよりは、安直なぐらいがちょうど良いと私は思います。
まぁそのせいで他人に説明する時に恥ずかしい思いをするハメになったりもしますが・・・・・・。
それはともかく、今回はそんなクサガメ達との思い出を記事にしてみることにしました。
出会いは私が3歳の頃
クサガメを飼うことになったのは私が3歳の頃なので、もう20数年も前の出来事になります。
大人になった今となっては外出すること自体かなり減りましたが、子供の頃は親に連れられて色々な場所に行ったりしました。
その頃の記憶の中に、デパートに行った時のものがあります。
当時のデパートの一角では、子亀やカブトムシなどの生き物が売られていたのを憶えています。
今はどうなっているのか知りませんが、あの当時はそれがブームだったのでしょうか?
小さな子亀が入った金魚すくいのような大きな水槽の周りを、大人や子供が集まって眺めている光景が私の目を引きました。
当時子供だった私もその一角に近づいて亀を眺めている内に、親に亀が飼いたいと言ったそうです(その時の事は全く憶えていません)
両親は私の我が儘を聞いてくれて、子亀を飼うことになりました。
一匹だと寂しいだろうと考えて二匹飼う事にしたのですが、それが偶然にも雄と雌だったのです。
クサガメを飼っている人ならわかると思いますが、子亀の時に雌雄を判別するのは難しいです。
亀は大人になれば雄と雌で違いがハッキリしてくるのですが、子供の時は見た目に大差はありません。
我が家でも飼い始めてから数年は同じような見た目だったので、性別に関してはあまり意識していませんでした。
段々違いが出てきたある日の事、水槽の中に卵が転がっているというプチ事件が起きたのをキッカケに二匹の性別が明らかになったのです。
さすがにこれ以上増やすつもりはないので卵は回収して処分しましたが、今でも時々卵をポコポコ産みます。
↑こんな大きな卵をいつの間にか産んでいます。
その度に私は、
「(これが鶏の卵だったらなぁ・・・)」
と思うのでした。
二十余年が経った現在
2020年現在、我が家のクサガメ達は24歳になりました。
クサガメの平均的な寿命は30年程だと聞くので、長生きな方でしょう。
売られていた当時は五百円玉くらいの大きさだったのが、今では掌からはみ出るくらいまで大きくなりました。
20年という歳月は、人間でいえば赤ちゃんが大人になる時間です。
同じ時間を同じ水槽の中で過ごして、カメ子とカメ吉はお互いをどう思っているのでしょうか?
人間の私にはクサガメの気持ちはわかりませんが、特にケンカをすることなく今まで過ごしてこれたので仲が悪いということはなさそうです。
↑それを証明するように、昼間は画像のように一緒に日向ぼっこしていることが多いです。
バランスの関係で身体の大きいカメ子の上にカメ吉が乗っていることがほとんどですが、たまにカメ吉が下になっている時もあります。
↑下になっている時のカメ吉は若干辛そうな表情をしていますが、いつもカメ子の上に乗っているのでたまには下の気分を味わうのも良いでしょう。
相手の立場になって考えてみるというのは、人間に限らず大事な事なのかもしれません。
二匹の亀を眺めながら、そんな事を思うのでした。
おわり
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