どうも、サンモトです。
↓先日、Amazonでサツマイモを購入しました。
「今回購入したサツマイモは紅はるかで、10キロあります」
「甘くてネットリ系の品種なので、いつものように焼き芋にして楽しんでいました」
「大量にあるサツマイモを眺めていた時、ふと前々から気になっていた『芋羊羹』を作ってみようかと思い立ったのが今回の検証のキッカケです」
「一般的な『芋羊羹』は加熱して柔らかくしたサツマイモに砂糖を加えて練り上げ、四角形に成型した和菓子になります」
「作り方を軽く調べてみた限り『割と簡単に作れそうだな(-_-)』と感じたので、実際どうなのか検証してみようと思います」
「この記事では実際に『芋羊羹』を作ってみて感じた事や思いついた事を簡単にまとめていきます」
「私と同じように趣味の料理を楽しみたい人の参考になれば嬉しいです」
用意した材料
「今回は“焼き芋”と“粉寒天”だけでシンプルな『芋羊羹』を作ってみようと思います」
「今回使用したサツマイモは2本で約440g、焼いた後に皮を取り除くので正味400g程度としました」
「今回は砂糖は使わず、焼き芋の甘さだけで作ってみます」
「塩は粗塩を使い、粉寒天は個包装タイプの物を使っています」
「焼き芋を漉して滑らかにするために目の細かい漉し器を使います」
「羊羹を冷やし固めるための型枠は金属製のバット(満水容量900㎖)を使います」
「焼き芋や固めた後の羊羹を分割する時にスケッパーがあると便利です」
実際に作ってみる
それでは実際に作っていこうと思います。
↓まずサツマイモを流水で洗って、表面に付いた泥などの汚れを落とします。
↓洗い終わったサツマイモは大きめに切ったオーブンペーパーでしっかり包みます。
↓その上から更にアルミホイルで包み込みます。
「アルミホイルだけで包んで焼くと水分が蒸発しやすく、サツマイモから溢れる蜜(デンプンが糖化したもの)がベタベタになりやすいです(-_-)」
「オーブンペーパーに包んで焼くことで適度に保湿され、焼き上がりがシットリして扱いやすくなります」
↓予熱したノンフライヤーに入れて200℃で50~60分程度加熱します。
「私は普段ノンフライヤーを使って焼き芋にしているので、今回もノンフライヤーを使って加熱してみました」
「大きめのサツマイモを使う場合はオーブンの方が作りやすいと思います」
「サツマイモは高温でじっくりと加熱することで甘くて美味しい焼き芋になるので、じっくり時間をかけた方が良いです(-_-)」
↓加熱し終わったらサツマイモを取り出して、熱い内に皮を剥きます。
「焼き立ての焼き芋はとても熱い上に、ネットリして手にくっつきやすいので火傷しないように注意が必要です(T_T)」
「両端を切り落として、皮は厚めに剥くと綺麗な見た目になります」
↓大きめの鍋に水600gと皮を剥いたサツマイモを入れます。
↓塩2~3gを加えて、中火にかけながらゴムヘラでサツマイモを解します。
↓サツマイモが解れたら粉寒天1袋(4g)を加えて沸騰させて、1~2分程度煮立たせてから火を止めます。
「寒天は沸騰させないと固まりづらいので、しっかり加熱します」
↓型枠にオーブンペーパーを敷き詰めて、漉し器で生地を漉しながら流し込みます。
「思っていたよりもサツマイモの繊維が密集していて、生地を漉すのに時間がかかりました(-_-)」
「生地を冷やし固めた後で取り出しやすいようにオーブンペーパーを敷きましたが、容器の中で直接切り分けて取り出す場合はいらないかもしれません」
↓生地を流し込み終わったら表面を平らに均して、上からサランラップをピッタリ被せます。
↓蓋をして冷蔵庫に入れて、一晩(8~12時間程度)冷やしてしっかり固めます。
↓オーブンペーパーごと型枠から外して、平らな場所で食べやすい大きさに切り分けます。
↓あとは皿に盛り付けて、『芋羊羹』の完成です。
「手で触った感じはプルプルしていてゼリーっぽいなと思いました」
「全体的に黄土色で市販の芋羊羹に比べると地味ですが、着色料を使っていないのでこんなものでしょう(-_-)」
「固まり具合も側面や底の方でバラつきがあったので、生地を型枠に流し込む際に時間をかけ過ぎたせいだと思います」
まとめ(食べた感想&作った感想)
「完成した『芋羊羹』を両親と食べてみました」
「今回作ったものはネットリ系の羊羹というよりはゼリーに近いプルプルした食感になりました」
「砂糖を入れていないので甘さは控えめで、焼き芋の素朴な風味がします」
「生地をしっかり漉したので口当たりは滑らかですが、場所によって寒天とサツマイモの固まり具合が疎らだったのがイマイチでした(-_-)」
「そのまま食べたり、メープルシロップをかけて頂きました」
「実際に作ってみて感じた事や思いついた事を挙げていきます」
「まず作ってみて感じたのは、思っていたより面倒で疲れるということでしょうか(-_-)」
「熱い内にサツマイモの皮を剥いたり、漉し器で滑らかになるまで練ったり、何かと腕に負担がかかります」
「サツマイモをしっかり加熱して柔らかくしたり、生地を冷やして固めるのにも時間がかかるので、手軽に作れる部類の料理ではありませんね」
「焼きたてのサツマイモは熱いので水に浸けた状態で扱った方が良いと思います」
「変色したり食感が悪くならないように、サツマイモの皮は厚めに剥くのが良さそうです」
「味に関してはサツマイモ自体の甘さがあるので、砂糖などの甘味料はあまり入れなくても良いかなと個人的には思いました」
「砂糖を加えないと足が早くなる(保存性が低くなる)ので、大量に作る場合は気をつけた方が良いでしょう」
「風味を付け足したい場合は黒砂糖や蜂蜜、メープルシロップなどを使うと良いかもしれません」
「着色料などは何も入れていないので色合いは地味ですが、自宅で作って食べる分には十分だと思います」
「見た目にこだわる場合はくちなしの実や抹茶など、色付けに使える食材を試してみると良いかもしれません」
「今回は生地を漉しながら型枠に流し込みましたが、手間取ったせいか固まり具合が疎らでした」
「型枠に流し込む段階で生地は滑らかにしておいた方が良さそうです」
「手動で漉すのは疲れるので、ミキサーやフードプロセッサーを使った方が早くて楽です」
「今回はゼリーに近いプルプルした食感になりましたが、使用するサツマイモの品種に合わせて寒天と水の量を調整すればネットリした感じにできると思います」
以上、【“焼き芋”と“粉寒天”を使って『芋羊羹』を作ってみた】の検証まとめでした。
おわり〼
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