
どうも、サンモトです。
↓先日、Amazonでこのような食材を買ってみました。



「今回私が購入した食材は“乾燥プルーン”と薄力粉です」
「今回はこの食材を使って『ファーブルトン』という料理を作ってみました」
「ファーブルトンはフランス・ブルターニュ地方の伝統的な焼き菓子で、ファーが『牛乳で煮た粥』、ブルトンが『ブルターニュ地方の』という意味の名前らしいです」
「名前の通り元々は小麦粉を牛乳で煮たシンプルな食べ物だったのが、時を経て卵や生クリームなどの様々な材料が使われるようになったそうです」
「手軽に作れる部類のお菓子らしいので、試しに作ってみました(-_-)」
「この記事では私が実際に作ってみて感じた事や思いついた事を簡単にまとめていきます」
「私と同じように趣味の料理を楽しみたい人の参考になれば嬉しいです」
用意した材料




- 薄力粉 100g
- 砂糖 70g
- 塩 1g(ひとつまみ)
- 卵 2個
- 白だし 15g
- 牛乳 500g
- オリーブオイル 適量
- 乾燥プルーン 適量
- 紅茶(ティーバック) 1袋
- 鍋
- 型枠
- 漉し器
- ゴムヘラ
- デジタルスケール
- オーブンペーパー

「他の人のレシピを見る限り、小麦粉に対して4~5倍程度の牛乳を混ぜていたので、この分量にしました」
「乾燥プルーンは鍋を使って紅茶で煮て、柔らかくしてから使います」
「砂糖は甜菜糖、塩は粗塩を使い、白だしで風味付けしています」
「型枠として金属製のバットを使いました」
「材料を混ぜるのに大きめの器と目の細かい漉し器、デジタルスケールがあると作りやすいです」
実際に作ってみる

それでは実際に作っていこうと思います。
↓まずは適当な大きさの鍋に水を入れてお湯を沸かします。


↓沸騰したら紅茶のティーバック1袋を入れて、2分程度煮出します。


↓煮出した紅茶の中に乾燥プルーンをいくつか投入して、少し柔らかくなるまで煮たら取り出して水気を切っておきます。




「今回は12~13粒程度を紅茶で煮てみました」
「プルーンの見た目に大きな変化はありませんが、乾燥時のネットリした感じは少なくなりました」
↓鍋に残った紅茶には粉ゼラチンを適量入れて、粗熱が取れたら適当な容器に入れて冷蔵庫で冷やし固めます。




「鍋の紅茶を捨てるのは勿体ないので、粉ゼラチンを使ってゼリーにしてみました(-_-)」
「固めるための容器には箱型のジップロックを使っています」
↓適当な器に卵2個を割り入れて、溶き卵にします。

↓そこに牛乳500g、薄力粉100g、砂糖70g、塩1g、白だし15gを加えて混ぜ合わせます。



「思っていたより分量が多くて溢れそうになったし、ダマになって混ざりにくかったです(-_-)」
「面倒だったのでしませんでしたが、漉し器で生地の材料を漉しながら混ぜ合わせた方が良かったかもしれません」
↓型枠全体にオリーブオイルを薄く塗り広げて、混ぜ合わせた生地を漉し器で漉しながら流し込みます。


↓生地を型枠に流し込んだら、水気を切っておいたプルーンを入れます。


↓オーブンペーパーを敷いた天板に型枠を置いて、予熱したオーブンに入れて180℃で30~40分程度焼きます。


↓時々オーブンを開けて、生地の焼き加減を確認します。



「焼き始めてしばらくすると生地が膨らみ始めましたが、オーブンを開けて少し冷ましたら萎みました(-_-)」
「初見では焼き加減がよくわからなかったので、表面にある程度焼き目がついた頃合いで串を数回刺して確認しました」
「刺した串の先に生焼けの生地がついていないので、おそらく火は通っていると思います」
↓時間が経ってオーブンが止まったら、そのまま余熱でじっくり火を通しながら粗熱を取ります。

↓粗熱が取れたらオーブンから取り出して、サランラップをかけて冷蔵庫で冷やします。



↓十分に冷えたら取り出して、型枠から取り外して適当な大きさに切り分けます。




「型枠にしっかり張り付いていたので、力づくで取り外しました(-_-)」
「全体的に柔らかいですが、意外としっかりしていたので大きく形が崩れることはありませんでした」
↓適当なお皿に盛り付けて『ファーブルトン』の完成です。

まとめ(食べた感想&作った感想)




「完成した『ファーブルトン』を食べてみました」
「食感は柔らかめでモチっとしており、『小麦粉で作ったお菓子』っぽい素朴な風味です(-_-)」
「食べてみた印象としては、卵焼きとカスタードプリンの中間くらいのように感じました」
「具材として入れたプルーンも良いアクセントになっています」
「ついでに作った紅茶ゼリーの方もプルーンの風味が付いていて美味しかったです」

「実際に作ってみて感じた事や思いついた事を挙げていきます」
「作り方に関しては、材料を混ぜて型枠に流し込んで焼くだけなのでシンプルです」
「ただし、材料を混ぜ合わせる時にしっかり漉さないと滑らかな仕上がりにならないし、どれくらい焼けば良いかの判断も初見では掴みにくいです」
「上手く作ろうとするなら何回か練習した方が良いですね」
「今回は具材となる乾燥プルーンを紅茶で煮てから使いましたが、食べてみた感じとしては特に大きな変化はなかったので、紅茶で煮る必要はあまりなかったかもしれません(-_-)」
「紅茶ゼリーの方はプルーンの風味が付いて美味しかったので、セットで作るのは良いと思います」
「今回作ったファーブルトンは底の方はしっかり固まり、表面の方は半熟くらいになりました」
「これが普通の仕上がりなのかイマイチなのかは判断に悩みます(-_-)」
「使用する調理器具の癖にもよりますが、生地の分量が多いと火の通りが疎らになりやすい印象を受けました」
「生地の表面は先に火が通りやすく焦げやすいので、ある程度焼き目がついたらアルミホイルを被せても良いかもしれません」
「焼いている最中は生地が膨らむので、型枠一杯に生地を詰めると焼いている途中に溢れてくるかもしれないので、そこは気をつけたいですね」
「焼き上がった生地を型枠から外すのに手間がかかったので、型枠から外して食べるなら底取れ式のものが良いと思います」
「生地に水気が多いと底取れ式の型枠の場合は隙間から漏れてきそうなので、生地の水分量を調整したり、型枠に固形バターを塗って目張りした方が良いのかなと思いました」
「焼き立ては柔らかそうな見た目でしたが、冷やすとシットリした感じになった気がします」
「食感としては卵焼きとカスタードプリンの中間くらいだったので、“厚焼きクレープ”や“堅焼きプリン”と呼ばれる理由がわかる気がします(-_-)」
「片栗粉などのデンプン質を生地に少し混ぜたら食感が変わりそうだなと思ったので、時間があれば試してみます」
「今回は白だしで風味付けしましたが、バニラエッセンスやシナモンを入れたらよりお菓子っぽくなりそうです」
以上、【“乾燥プルーン”と薄力粉を使って『ファーブルトン』を作ってみた】の検証まとめでした。
おわり〼
コメント