どうも、サンモトです。
お米パンは以前書いたホームベーカリーの記事で、生米を使用して作りました。
今回はホームベーカリーを使わずに米粉を使ってお米パンを作ってみようと思います。
米粉とはその名の通り、米を粉状にしたものです。
私は小麦粉を使った事はありますが、米粉を使った事は今までなかったので初めての挑戦になります。
この記事では米粉でパンを作ってみて分かった事や注意点などを簡単にまとめようと思います。
米粉を使ってパン作りに挑戦してみようと思う人の参考になれば嬉しいです。
材料
一斤分の材料になります。
- 米粉(グルテンフリー) 150g
- 強力粉 150g
- 砂糖 18g
- 塩 5g
- 水 160~180㎖
- ドライイースト 3g
- バター 10g
- オリーブオイル 10g
この記事で紹介する米パンは強力粉と混ぜて作ります。
と言うのも、米粉単体でパンを作ろうとすると生地があまり膨らまないからです。
小麦粉と水を混ぜるとグルテンという物質ができるのですが、このグルテンがパンを膨らませるのに重要な役割を果たします。
米粉にはこのグルテンが含まれていないので、米粉単体で作ったパンは一般的な食パンのようにふっくらしていません。
「私も最初の一回は米粉だけでパンを作ってみたのですが、固めのお餅のような食感だったので正直好みではありませんでした」
健康に気を付けていたりアレルギーの問題がある人は別として、普通にパンとして食べるなら強力粉と混ぜて作った物の方が万人受けすると思います。
米粉と強力粉を混ぜる割合は基本的には1:1で大丈夫です。
実際に作ってみる
それでは順を追ってパン作りを始めようと思います。
まずはボウルを用意して、計量した粉物を入れていきます。
水を少しずつ加えながら、粉っぽさがなくなるまで練っていきます。
↑生地の状態を見ながら水を加えるように注意して、水が多すぎたと思ったら米粉か強力粉を少しずつ足せば失敗することはないので焦らないでください。
生地がある程度纏まったら、力を込めて捏ねていきます。
まな板などの平らな所で作業するのがやりやすいと思いますが、ボウルの中でもやろうと思えばできます。
しばらく捏ねくりまして生地が手にくっ付かなくなったら、ボウルに戻してバターを加えます。
バターの油分が生地全体に馴染むように優しく練っていきます。
練り終わったら生地を丸めて、ボウルにラップをかけて常温で放置します。
↑これは一次発酵という工程で、ガスが発生して生地が膨らみます。
常温で40~50分くらい放置していると生地が倍くらいになるので、頃合いを見てフィンガーテストを行います。
↑生地の真ん中に指を突き刺して、指に強い反発を感じたり穴がすぐに塞がったりしないのが目安です。
一次発酵が完了したらボウルから生地を取り出して余分なガスを手で圧し潰して抜きます。
生地を適当な大きさに分割します。
スケッパーなどの道具があると良いのですが、面倒くさいので私は包丁を使って分割しました。
分割した生地は丸めて、五分ほど放置します。
↑乾燥しないように湿らせた布巾やキッチンペーパーを被せると良いと思います。
そうすると少し膨らむので、再び圧し潰してガス抜きしてから生地を成形します。
この時自分の好きな形に成形できるのですが、私は特にこだわりはないので適当に丸めました。
そして最後に二次発酵の工程に移ります。
二次発酵は35~40℃の温度で40~50分程度発酵させることです。
オーブンレンジの発酵機能を使うのが楽だと思いますが、私は今まで使ったことがありません。
なので、代わりにぬるま湯を入れた鍋の上に生地をのせた容器を浮かべるなどして二次発酵の工程を済ませます。
膨らんだ生地の表面を指で軽く押して、跡が残る程度が目安です。
生地が十分に膨らんだら後は焼くだけです。
オーブンレンジでもオーブントースターでもフライパンでも良いので、表面に軽く焦げ目がつくまで焼いていきます。
※オーブンレンジを使う場合は焼く前に予熱で温める必要があるので、その分の時間を二次発酵の時間から引くようにすると上手く焼けると思います。
↑こんな感じに焼きあがりました。
↑六つの内の半分はベーグルのように一分程熱湯で茹でてから焼いてみました。
茹でた方が食感はモッチリとしていましたが、茹でる段階で形が崩れやすいのが難点です。
普通に焼いた方は普通の小麦パンに比べて歯応えがあるので、一口サイズに切ってから食べた方が食べやすいと思います。
結論として、どちらもそれなりに美味しく出来ました。
ただどちらも小麦のパンよりはボリュームや歯応えがあるので、顎の力が弱い人には食べづらいかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
小麦パンに比べると、米粉パンは食感がモッチリして食べ応えがあります。
米粉は小麦粉に比べて低カロリー、消化吸収も緩やかで血糖値の急激な上昇を抑えるので腹持ちも良いです。
最近ではヘルシーな食材として色々な健康料理にも使われているので、興味のある方は一度試してみてはどうでしょうか?
ただ買って食べるだけではわからない事や新しい発見があるかもしれません。
そういったものの中に、自分の人生を良くするためのきっかけを見つけられたら良いなと思います。
それでは、今回はこの辺りで終わりたいと思います。
ありがとうございました。
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