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【趣味の料理検証】フライパンで『揚げパン』を作ってみた

よもやま話
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どうも、サンモトです。

今回は自宅でげパン』作りに挑戦してみました。

げパンとは要するにパンを油で揚げたものなので、焼いたパンを油でげてから粉砂糖やきな粉をまぶしてやれば、それで完成です。

げパン』と言えば、私は小学生の時に給食で食べたものの印象が強く残っています」

「表面が粉砂糖まみれなのでかじる度にボロボロこぼれて、パン生地に油が大量に染み込んでいるので掴んでいる手がベタベタになります」

「濃い味付けとボリュームのおかげで、食べ盛りの子供の頃でも1個食べ終わる頃には『もういいかなぁ・・・』という気分になっていた気がします(-_-)」

「美味しいとは思うのですが、今思うと微妙な印象ですね(揚げパンが好きな人には申し訳ないです)」

今回はそんな記憶に残っているげパン』のイメージを更新するために、自分なりに簡単に作れる方法や美味しくする方法を検証してみました。

私と同じように自宅でげパン』(もしくは揚げ菓子)作りに挑戦してみようと思っている人の参考になれば嬉しいです。

用意する材料

『揚げパン』の材料(3~5本分)
  • 強力粉       200g
  • 米粉(薄力粉)   50g
  • 砂糖        50g
  • 塩         4g
  • 牛乳        70㎖
  • 水         110㎖
  • ドライイースト   3g
  • ベーキングパウダー 9g

「私はタイトルにある通り、フライパンを使って『揚げパン』を作ります」

「今回は生のパン生地を使った作り方ですが、面倒な方は市販のコッペパンをそのまま油で揚げればOKです」

「油の温度が高すぎるとカリカリになってしまうので、低温(160℃くらい)でじっくりと揚げてください」

「お好みできな粉粉砂糖メープルシロップなどをかけて食べるのもオススメです」

実際に作ってみる

※注意点!!(必ず調理前に読んでください)

「今回の調理では生のパン生地を油で揚げます

「焼いたパンを油で揚げる場合は特に問題ありませんが、生のパン生地をそのまま油で揚げる場合は絶対に気を付けなければいけないことがあります」

「それは『必ずパン生地にベーキングパウダー砂糖を混ぜなければならない』という点です」

「生のパン生地を油で揚げると生地の表面にグルテン膜が形成され、生地に含まれる水分が外に出られず生地の中に閉じ込められます」

「加熱された水分が蒸発して水蒸気になり閉じ込められた生地の中で膨張し、水蒸気爆発を起こしてハジける可能性があります」

「そうなると周りに高温の油が飛び散ることになり、大変危険です」

「この爆発を防ぐには水と反応して炭酸ガスを発生させて水蒸気の逃げ道を作るベーキングパウダーと、脱水性保水性の力で水分を掴んで離さない砂糖の力が必要になります」

「目安の分量は小麦粉100gに対してベーキングパウダー3g以上砂糖10g以上両方を必ず入れてください

この注意点をしっかりと念頭に置いて、さっそく作っていこうと思います。

↓まずはベーキングパウダー以外の材料を混ぜ合わせてパン生地を作ります。

ベーキングパウダーは揚げる直前に生地に混ぜ込みます」

「パン生地を手で混ぜるのが面倒だったので、今回はホームベーカリーを使いました」

「ホームベーカリーのない人はボウルなどの器に材料を入れて混ぜ合わせてください」

一次発酵が完了したパン生地を打ち粉をしたまな板の上に取り出します。

一次発酵とは、イースト菌の作用でパン生地が発酵してガスが発生し適度に膨らんだ状態のことです」

「パン生地に指を突き刺した時に強い弾力や抵抗を感じず空いた穴がすぐに塞がらなければOKです」

↓膨らんだパン生地を手で軽く圧し潰してガス抜きをします。

↓押し広げたパン生地の上にベーキングパウダーをふりかけて、しっかり混ざるように手でこねます。

↓こねおわったパン生地を包丁などで適当な大きさに分割します。

↓分割した生地を細長い形状に丸めます。

これで『揚げパン』にするコッペパンの準備は完了しました。

↓次にフライパンにサラダ油を入れて火にかけます。

「仮に爆発した時のことを考えて、天ぷらを揚げるような大量の油は使いません」

「油は揚げ物に適したものを使ってください」

↓油が高温になる前にパン生地を投入します。

『揚げパン』160℃くらいの低温でじっくり揚げるのが良いらしいので、弱火~中火で揚げていきます」

↓油の量が少ないので、はしやフライ返しを使ってひっくり返しながら全体を揚げていきます。

「生地に混ぜたベーキングパウダーと砂糖がしっかり役目を果たしてくれたのか、生地がハジけたり油が跳ねたりするようなことはありませんでした」

「膨らんだことによって生地を丸めた時の結合部分に少し割れ目ができましたが、さほど目立つようなものでもないので気にしません」

↓全体がこんがりとキツネ色になったら、キッチンペーパーを敷いた皿の上に移します。

これで完成でも良いのですが、このままだと少し油っぽいので余分な油を落とします。

160℃に予熱したノンフライヤーで10分程加熱します。

↓ノンフライヤーのバスケットの中に余分な油が落ちるので仕上がりがカラッとなります。

↓再びキッチンペーパーを敷いた皿の上で粗熱が取れるまで放置したら、げパン』の完成です。

「お好みできな粉粉砂糖をトッピングするとより『揚げパン』っぽくなります」

「最後にノンフライヤーで仕上げると、余分な油を落としつつ内部までしっかりと熱を通せるのでオススメです」

食べた感想+作った感想

「完成したげパン』を両親と食べてみました」

「外側はカリッとして、中はサクサクのフワフワ食感です」

「余分な油を落としたおかげで、冷めた状態でもあまり油っぽく感じません」

「きな粉や粉砂糖をまぶせば更にげパン』っぽくなりますが、正直食べにくいので私はそのまま食べました(-_-)」

「今回初めて生のパン生地を油で揚げるということに挑戦したので、ビクビクしながら調理をしていました」

「油を多量に使う時は取り扱いに注意しなければならないのは当たり前ですが、分量を間違えると爆発するかもしれない』というのは中々スリリングな体験でした(-_-)」

ちまたでも『揚げ菓子の爆発』がニュースになったりするので、油を使う料理をする際には十分に気を付けなければいけません」

「特に今回のような揚げ菓子作りに挑戦してみようと考えている人は、事前に調理方法をよく調べてから行うのが良いと思います」

「もっと手軽にげパン』を作りたい人は、市販のコッペパンを油でげるやり方が簡単だと思います」

以上、『フライパンでげパンを作ってみた』の検証まとめでした。

おわり

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