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【趣味の料理検証】黒豆で『豆乳』を作り、それを『木綿豆腐』にしてみた

休日の料理日記
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どうも、サンモトです。

↓今回は乾燥黒豆を使って豆乳を作り、さらにそこから『木綿豆腐』を作ってみようと思います。

「前回の検証で使った乾燥大豆の残りを何気なく眺めていた時、ふと『黒豆から豆乳を作ったら黒くなるのだろうか?』という疑問が頭に浮かびました」

「私は基本的にものぐさな人間なので豆乳を自作するなんて普通はしないのですが、今回は面倒くささと好奇心を天秤てんびんにかけた結果、好奇心が勝ちました(-_-)」

『せっかくだから、その豆乳を使って豆腐も作ってみるか』と思い立ったのが今回の検証のキッカケです」

「そんなわけで今回は黒豆で豆乳を作り、それを『木綿豆腐』にしてみようと思います」

「豆腐作りは以前の検証でもやったので、今回は豆乳作りをメインにして感じた事や思いついた事を簡単にまとめていきます」

「私と同じように趣味の料理を楽しみたい人の参考になれば嬉しいです」

↓以前書いた『自家製豆腐』の記事はこちら。

用意した材料

『黒豆(黒大豆)の豆乳』の材料
  • 乾燥黒豆(黒大豆) 200g
  • 水(浸ける用)   豆の3~4倍量
  • 水         1000g
  • にがり       豆乳の1~2%
  • 型枠
  • フードプロセッサー
  • 布巾(料理用ガーゼ)

乾燥黒豆は一晩(8~12時間程度)水に浸けて戻してから使います」

「豆を細かくすり潰すためにフードプロセッサーと、豆乳を絞るための布巾(料理用ガーゼ)を使います」

「豆腐を固めるための型枠は箱型のジップロックに水抜き用の穴を開けて作りました(-_-)」

実際に作ってみる

それでは実際に作っていこうと思います。

ここでは黒豆から『豆乳を絞る』工程と、絞った豆乳を『木綿豆腐にする』工程に分けて解説していきます。

豆乳を絞る

まずは豆乳を作る工程から。

乾燥黒豆200gは流水で軽く表面を洗い、豆の3~4倍程度の水に一晩(8~12時間程度)浸けておきます。

↓時間が経って豆が2倍程度に膨らんだら、ザルで軽く水気を切ります。

「指で簡単に割れるくらい豆の中に水が浸透していればOKです」

「皮の下の実はクリーム色をしています」

↓柔らかくなった大豆をフードプロセッサーに入れて、攪拌かくはんしやすいように水500g程度を加えます。

「豆の水気だけだと上手く攪拌かくはんできないので、少し水を加える必要があります」

「量が多い場合は何回かに分けて作った方が良いです(-_-)」

↓皮も実も粉々になって滑らかになるまで攪拌かくはんできたら鍋に移します。

↓残りの水500gを加えて混ぜ合わせて、生呉なまご(大豆をすり潰した汁)にします。

↓鍋を中火にかけて、鍋底が焦げ付かないようにゴムヘラでゆっくりかき混ぜながら加熱します。

↓軽く沸騰してきたら弱火に変えて、かき混ぜながら10分程度煮ます。

「煮続けているとメチャクチャ泡が出てきました(-_-)」

「吹きこぼれそうになったら差し水をしつつ、ゆっくりかき混ぜます」

↓時間が経ったら火を止めます。

↓耐熱容器の上に布巾(料理用ガーゼ)を敷いたザルを乗せて、鍋の中身を流し込んで絞ります。

「出来立ての熱々なので、ゴムヘラやゴム手袋をつけた手で一生懸命絞りました(-_-)」

「布巾が小さいと絞る過程で中身が零れたりするので大きめのものを使った方が良いですね」

豆乳おからに分離できたら、ひとまず完成です。

「今回取れた豆乳は約1ℓになりました」

「セメントのような灰色の豆乳になりましたが、おそらく皮の部分から滲み出た黒い色素のせいだと思います」

「副産物のおからは砂利みたいな見た目ですが、ほのかに甘みがあって食べやすいです」

「捨てるのは勿体ないので他の料理に混ぜたり、おつまみとして頂きました」

『木綿豆腐』にする

次に絞った豆乳にがりを使って豆腐を作っていきます。

↓豆乳を鍋に入れて、豆乳の分量に対して1%程度のにがりを用意します。

↓鍋に入れた豆乳を弱火~中火にかけて、にがりを加えて沸騰しない程度に加熱します。

↓軽く混ぜながら加熱しているとポロポロした固形部分が出てくるので、そうなったら火を消して粗熱を取ります。

↓水で濡らした布巾(料理用ガーゼ)を型枠に敷いて、鍋の中身を流し込みます。

↓全て流し込んだら余った布の部分を折り畳み、上から重石おもしをかけて水切りします。

重石おもしが重いほど短時間でよく水気が切れます」

「柔らかい豆腐にしたい場合は重石おもしを軽めに調整します」

↓数時間程置いて水気をしっかり抜いたら、布巾に包んだ状態で取り出して平らな場所に広げます。

「見た目は固まりかけのセメントみたいになりました(-_-)」

「柔らかい豆腐の場合は形が崩れないように水の中で取り出しますが、今回はしっかり水切りしているのでそのまま取り出します」

↓後は食べやすい大きさにカットして、『黒豆の木綿豆腐』の完成です。

まとめ(食べた感想&作った感想)

「完成した『黒豆の豆乳』『黒豆の木綿豆腐』を食べてみました」

「黒豆で作った豆乳は灰色っぽくなり、黒豆のほのかな甘さと苦さを感じます」

「その豆乳で作った木綿豆腐はアスファルトのような見た目になりました(-_-)」

「しっかり水抜きしたので固めの木綿豆腐の食感で、何もつけずに食べると少し苦味を感じます」

「ポン酢や薬味をかけて美味しく頂きました」

「実際に作ってみて感じた事や思いついた事を挙げていきます」

「まずは今回の検証の目的である『黒豆で作った豆乳は黒くなるのか?』という疑問の答えとしては、『セメントのような灰色っぽい豆乳になる』ということがわかりました」

「おそらく皮に含まれる黒い色素がにじみ出るせいなので、皮の部分を綺麗に取り除けばもっと白っぽい豆乳になると思います(わざわざそれをする意味があるかは別として)」

「大豆を滑らかに攪拌かくはんしないといけないので、パワーの強いミキサーフードプロセッサーが必要です」

「キッチンペーパーでも豆腐の水切りや豆乳をす作業は出来ると思いますが、時間がかかるので料理用の布巾を使った方が良いですね」

「豆乳を絞り出す際は手を使った方がよく絞れるので、火傷しないように厚手のゴム手袋があると良いと思います」

「今回の検証で豆乳を自分で作るのはとても面倒くさいということがよくわかりました(-_-)」

「手間がかかる上に効率も良くなく、後片付けも面倒なので個人的にはあまりオススメできません」

「面白い経験ではあったので、試してみて良かったとは思います」

以上、【黒豆で『豆乳』を作り、それを『木綿豆腐』にしてみた】の検証まとめでした。

おわり〼

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