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【趣味の料理検証】卵焼き器を材質別に比較してみた

よもやま話
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どうも、サンモトです。

今回は卵焼き器に焦点を当てた比較記事を書いていこうと思います。

材質別にどのような特徴があるか、注意点、どのような人に向いているかなどを簡単にまとめました。

私が実際に使用して感じた事を元にしているので個人差はあると思いますが、参考の一つにはなると思います。

普段料理をしない人やどのような卵焼き器を選べば良いかわからない人の参考になれば嬉しいです。

フッ素コーティング(テフロン加工)

特徴

  1. 銅、鉄製の物に比べて軽い
  2. 使う油が少量でも食材がくっつきにくい
  3. 手入れが簡単(前準備・後始末が楽)
  4. 比較的安価で手に入れやすい

注意点

  1. 表面を強く引っ掻いたり衝撃を与えるとコーティングが剥げる
  2. コーティングが剥がれるとくっつきやすくなる→迷わず買い替えるべき
  3. 銅、鉄製品を使う時のように油を多く使うと逆に固まらない

使ってみた感想

安価で手に入りやすく軽いので、フッ素コーティング(テフロン加工)された卵焼き器を使っている家庭は多いと個人的に思っています。

食器用洗剤で軽く洗えばすぐに使えるので、調理に時間をかけたくない人向けだと思います。

使う油の量も銅・鉄製品に比べて少なく済み、使った後も食器と同じく洗剤とスポンジで洗い流せば良いので扱いやすいです。

↑昔使っていた安物の卵焼き器です。コーティングが剥がれてしまった部分にくっつきまくりでした。

このように表面のコーティングが剥げた場合は、すぐに新しい物に買い替えた方が良いです。

最近は安くても高性能な物が沢山あるので、最初に使う物の一つとして選ぶのも良いと思います。

特にこだわりがなく消耗品と割り切って使う人向けです。

※既に銅・鉄製品を使用している人はわざわざ選ぶ必要はないと思います。

銅製

特徴

  1. 長持ちする(手入れをしっかりとしていれば)
  2. 熱伝導が良い→熱しやすく冷めやすいので火力を調整しやすい
  3. 使用時・使用前後に油をよく使う
  4. 使っていると職人っぽい気分が味わえる(実際玄人向けだと思います)

注意点

  1. 比較的長持ちするが、手入れが少し面倒
  2. 火力が出来栄えに影響するので、調理中に細かい調整が必要
  3. 使いやすくなるまでに時間(使用回数)が必要

感想

私が初めて自分で買った卵焼き器で、数年経った今でも普通に使っています。

銅製の良い所は使っている内に自分の身体に馴染んで使いやすくなっていく点です。

火元からの距離や火力を調整する事で焼き加減を変えられるので、自分好みの使い方を探せます。

何回も使っている内に油が馴染んでいくので、使いやすくなるまでに少し時間がかかります。

↑使い込んでいく過程で所々黒く変色しますが問題ありません。むしろ自分の専用感が出てくるので私は好きです。

空焚からだ(油や食材を入れず加熱する)は器具が痛むのでしないでください。

水気は錆の原因になるので、洗った後はキッチンペーパーなどでしっかりと水気を拭き取る事を忘れないでください。

あまり使用しない場合は新聞紙などに包んで、風通しが良くて湿気のない場所で保管してください。

頻繁に使う場合は表面に薄く油を塗って保管しておくと馴染みが早くなります。

準備や手入れも慣れれば大して苦にならないので、長く使いたい・極めたいと思う人向けだと思います。

※銅製の物が個人的に一番のオススメです。

鉄製

特徴

  1. 長持ちする(手入れをしっかりとすれば)
  2. 銅製よりも熱の通りは遅いが保温性がある→火力を調整する手間が少ない
  3. 頑丈で重い
  4. 使い込むと全体が黒っぽく変色する

注意点

  1. 銅製と同じく、手入れが少し面倒→鉄製品は錆びない様に全体に油を塗って保管する
  2. 保温性があるので、自然に冷めるまで時間がかかる
  3. 重いので長時間使用すると腕に負担がかかる

感想

今回の比較のために購入しました。

使ってみた感じとしては、銅製の物に近い使用感でした。

準備や手入れは銅製の物を扱う時と似ていますが、食材を焼く時の使い方が多少変わってくると思います。

銅製より保温性があるので、調理中は特に動かしたり火力を調整しなくても一定の温度で焼けます。

焼きムラを減らし、焼き色を付けたりしっかりと火を通して固めるやり方が向いています。

最初の内は焦げ付きを防ぐために油をよく使う事になるので、油を溜めておくポットなどを用意すると良いと思います。

他の二つに比べると多少重いと感じましたが、慣れればある程度重量がある方が扱いやすいかもしれません。

鉄製品もしっかり手入れをすれば長く使えるので、オススメです。

※普段から使用する場合は全体に薄く油を塗っておくと使いやすいですが、長い間使用しない場合は空気に触れないように新聞紙などで包んで置いてください。

まとめ

いかがでしたか?

私は『卵焼きを上手く作れるかどうかは結局慣れだ』という結論を持っています。

その部分に変わりはありませんが、慣れるということは『実際にやってみる』という事をしなければ成立しません。

そしてやってみた結果、予想していたよりも上手くできないなと感じる事があると思います。

私も卵焼きを作り始めたばかりの頃はスムーズに作業ができなくてモヤモヤしました。

私の場合は見た目や他の人の評価を見て銅製の物を使い始めたという事もありますが、知識として知っている事と実際に体験する事ではやはり大きな違いがあります。

そこで嫌になって止めるか、上達する事を信じて続けるかで結果は変わります。

どちらが良いか悪いかは関係なく、そこにどれだけ意味や価値を見出せるかが大事なのだと私は思います。

私はYouTubeの卵焼きを作る動画を見た時に、

「(自分もこんな風に綺麗な卵焼きを作ってみたいなぁ・・・)」

と何気なく思いました。

そこから自分で材料や器具、作り方を調べて色々試してみました。

他の家族はなぜ私がそれ程こだわっているのか不思議なようでしたが、そうするだけの意味や価値が私にはありました。

だから私と同じように(いるかどうかはわかりませんが)、卵焼きに興味・関心がある人の役に立つ情報だと思って今回の記事を書かせてもらいました。

これから料理を始める人や始めたいと思っている人達に、新しいキッカケを提供できたら嬉しいです。

それでは、今回はこの辺りで終わりたいと思います。

ありがとうございました。

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