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【趣味の料理検証】鉄製の卵焼き器で卵焼きを作ってみた

よもやま話
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どうも、サンモトです。

今回は鉄製の卵焼き器を使って卵焼きを作っていこうと思います。

前回の卵焼きの記事にも書きましたが、私は今まで銅製の卵焼き器を使っていました。

↑コレです。

この卵焼き器を使い始めてから数年程経ちますが、問題なく使えていますし特に不満もありません。

ただ、この卵焼き器で何回も卵焼きを作っている内に

「(他の材質の卵焼き器で作ったらどうなるんだろう?)」

と思うようになったので、今回試してみることにしました。

やろうと思ったキッカケはそんな個人的な理由からですが

「『卵焼き器』って、どんなのを買えばいいんだろう?」

と悩んでいる人の参考になれるような記事を書けるように頑張ります。

※もちろん私の主観的な部分も多いので誰にでも当てはまるわけではありません。

『卵焼き器』の使い心地が気になった方は、私と同じように自分で購入して使い心地を確かめて頂ければ幸いです

前準備・手入れ

「実際に調理に使う前に、鉄製品には前もって準備しておく事があります」

「それが油ならしという工程です」

一般的によく使われるフッ素コーティング(テフロン加工)された物は、金属の表面をフッ素樹脂で覆われているので食材を加熱した時に表面にこびり付きにくくなっています。

↓こんな感じの表面がツルツルした卵焼き器です。

しかし、未使用の鉄製品の表面は何も覆われていないため同じように食材を加熱すると焦げたりこびり付いたりします。

「それを防ぐためには製品に油が馴染むようにする必要があり、その作業を油ならしと言います」

「鉄製品には付属の取り扱い説明書に油ならしのやり方が書いてあると思うので、使用する前にしっかりと確認してください」

油ならしの工程を行うことで油を馴染みやすくし、表面に油膜を形成させます。

油膜が形成されると同じように食材を加熱しても焦げ付きにくく、そして錆びにくくなります。

この油膜がしっかり形成されるまでは、調理を行う前に油返しを行います。

油返しは、加熱しながら油を入れて全体に馴染ませ、微かに煙が出てきたら余分な油を取り除く事です。

↓調理前に行う事で焦げ付きにくくなり、しっかりと油膜が形成されます。

油返しは、鉄製品に油が馴染めばそれ以降はしなくて大丈夫です

「使用後は油膜を剥がさないために、洗剤を使わずお湯で洗い流してください 」

「使用直後で熱くなっている所に冷水を使うなど、急激な温度変化が起こるような事は製品の変形や破損に繋がるためしないでください」

汚れなどが付着して落ちない場合はササラやタワシなどで擦って、水気をしっかりと飛ばしてください。

使用しない時は表面に薄く油を塗って、湿気の少ない場所で保管します。

このようにきちんと手入れして使い込むうちに、使いやすくなり長持ちするのが鉄製品の特長です。

テフロン加工の物に比べて、この手間が玄人向けと言われる理由の一つだと思います。

↓必須ではありませんが、あると便利な道具です。

実際に卵焼きを作ってみる

使用前の準備(油ならし)が終わったのでさっそく卵焼きを作ってみます。

手に持った感覚としては、テフロン加工や銅製の物に比べて少し重い感じがします。

↑卵液を作って、油を入れる器と一緒に卵焼き器の近くに置きます。

卵焼き器を火にかけ、キッチンペーパーに油を染み込ませて全体に塗っていきます。

銅製の物に比べて熱が全体に行き渡るのは少し遅いですが保温性があるので、一度熱を通してしまえばこまめに火力を弄る必要はなさそうです。

箸で卵液を少し垂らして、十分に熱が通ったのを確認してから卵液を入れていきます。

出てくる気泡を箸で潰しながら全体がある程度固まるのを待って手前に巻いていきます。

ここで一つ気づいた事がありました。

↓私が今まで使っていた銅製の物は長方形で縁が直角になっています。

↓今回使っているのは正方形に近く奥が斜面のようになっています。

「奥が斜めになっているのではしを差し込みやすく、半分に折り畳むと丁度良い大きさになります」

「あまり巻かないタイプの卵焼きを作りたい場合は正方形の物が向いていそうです」

↓そんな小さな発見をしつつ、巻いた後は再びキッチンペーパーで油を引き直していきます。

「油の引き直しをしないと焦げ付きやこびりつきの原因になるので、しっかりと行います」

「使い始めなのでまだ少しこびり付きやすいですが、慌てずに巻いていきます」

巻き終わったら油を引き直しながら奥に寄せて、二回目の卵液を流しこみます。

銅製の物に比べて温度が下がりにくいので、二回目はすぐに入れても大丈夫そうです。

全体がある程度固まるまで卵液を転がし、固まったら再び箸で生地を折り畳みます。

「折り畳んだら卵液が完全に固まる前に、揺すったり角に押さえつけたりして形を整えます」

「この形状(奥が斜めになっている)だと四角い形に整えるのは少し難しいと感じました」

板状の木の蓋などの道具があれば別ですが、この形状なら角を立たせない丸みのある形の卵焼きを作るのに向いていると思います」

↓形が整えられたら、お皿を用意して滑らせるように移します。

というわけで、一応卵焼きは完成しました。

鉄製の卵焼き器を使ってみた感想としては、十分に満足できる物だと思います」

「銅製と同じく慣れるまで時間はかかりますが、そうするだけの価値はあります」

鉄製の調理器具は初めて使う人は少し苦戦すると思いますが、その代わり上達して上手く作れるようになった時の感動も一入ひとしおだと思います。

興味のある方はぜひ自分自身で使ってみて、確かめてみてください。

まとめ

いかがでしたか?

今回は比較のために別の卵焼き器を使うという、自分でも初めての事をしてみました。

特に興味や関心のない人は卵焼きを作るのに時間やお金を使わないでしょう。

私は多少なりとも興味や関心があるので、別の卵焼き器を買うという選択ができました。

実際にしてみなければわからない、という事は多いです。

自分の興味・関心がある事で、他の人がしない・知らない事を発信できたらそれは価値のある事なのではないかと今回実感しました。

今後もそのような記事を書けるように気を付けていこうと思います。

それでは今回はこの辺りで終わりたいと思います。

ありがとうございました。

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