どうも、サンモトです。
↓先日、ある物をAmazonで購入しました。
「これは“紅玉”という品種のリンゴで、名前の通り鮮やかな赤い見た目をしています」
「“紅玉”は小ぶりなリンゴ(1個200g前後)で、酸味が強く香りが良いと有名です」
「“紅玉”の収穫時期は9月下旬〜10月上旬で、一般的に広く流通している“ふじりんご”に比べると日持ちが良くない品種らしく、スーパーや青果店などの店頭販売はあまりしていないそうです(-_-)」
「今は通信販売での扱いが主流なので、“紅玉”を買いたい場合は収穫時期に生産元から直販するか通販サイトを通して購入するのが一般的だと思います」
「私も前々から気になっていた食材なので、今回試しに買ってみました」
「記事のタイトル通り、今回はこの“紅玉”を使って色々と検証してみようという趣旨になります」
「思いつくままに色々と作ってみた結果、一記事にまとめると長くなりそうだったので前編と後編に分けて書くことにしました」
「この記事が私と同じように趣味の料理を楽しみたい人の参考になれば嬉しいです」
“紅玉”の保存方法
「リンゴはエチレンガスという物質を発生させ、他の野菜や果物の成熟を促進させます」
「キウイフルーツなどの追熟しない果物なら一緒に入れておけば甘くて柔らかくなりますが、賞味期限の短い野菜や果物などは一緒の空間に置いておくと傷むのが早くなります」
「乾燥も大敵なので、リンゴを保存する時は一個ずつキッチンペーパーや新聞紙で包み、密封できるポリ袋などに入れた状態で冷暗所や冷蔵庫の野菜室に入れておけばOKです」
「あとは鮮度が落ちない内に出来るだけ早く消費します」
「どうしても食べきるのに時間がかかる場合や冷蔵庫に入りきらない場合は、一口サイズにカットしてラップをかけて冷凍するのもアリです(風味や食感が変わる可能性はあります)」
実際に作ってみた+食べてみた感想
今回は前編ということで、“紅玉”がどのような食材なのか探りつつ、手軽に作れたものをピックアップしてまとめていきます。
作るのに難しい工程はないものばかりなので、食べた感想を付け加えて簡単にご紹介します。
生食・電子レンジ・冷凍
↓まずは生で“紅玉”を齧ってみました。
「果肉は瑞々しく、甘酸っぱさが口に広がります(種や芯の周辺が風味を強く感じます)」
「確かに噂に聞く通り、酸味の強いリンゴといった感じです」
「甘さもありますが、生食だと酸味の方が主張が強いです」
「香りも“ふじりんご”とは異なり、サッパリした印象を受けました」
「生食でも十分食べられますが、どちらかと言えば調理や加工向けだと思います」
「サラダの付け合わせに良さそうですし、ソースに混ぜて隠し味的な使い方も出来そうです」
↓次は種と芯を取り除いて、ラップをかけて電子レンジで600W2~3分程度加熱しました。
「電子レンジで加熱すると果肉から水分が抜け出て少し縮みました」
「皮はシャキシャキ感が残っていますが、果肉は柔らかくなって甘酸っぱさと香りを強く感じます」
「美味しいですが、電子レンジで加熱すると容器やリンゴ自体が熱くなって食べづらいので個人的には微妙でした(-_-)」
↓最後に種と芯を取り除いてサランラップで包み、冷凍庫で凍らせたものを食べてみました。
「カチカチに凍った状態だと食べづらいですが、少し溶けて柔らかくなるとシャリシャリした食感でアイスのようです」
「香りは弱くなりましたが、酸味が抑えられて甘味を感じやすくなりました」
「薄く切って食べやすくした状態で凍らせたり、細かく砕いてシャーベットのようにすると良いかもしれません」
↓冷凍した物を電子レンジで600W2~3分加熱して戻してみました。
「冷凍したものを電子レンジで解凍してみると、皮のシャキシャキ感や甘酸っぱさが戻りました」
「ただ、生のまま電子レンジで加熱した時に比べると甘酸っぱいさや香りは弱くなっている気がします(-_-)」
焼きリンゴ
↓ノンフライヤーを使って200℃で30分程度加熱してみました
「リンゴを使った料理と言えば『焼きリンゴ』は外せません」
「“紅玉”1個を4つに分割して種と芯を取り除き、シナモンパウダーをかけてオーブンシートとアルミホイルで包み、ノンフライヤーで焼きました」
「焼くと果肉は柔らかくなってネットリ感が出ます」
「皮はシャキシャキ感がなくなり、しんなりとなりました(焼きナスの皮の食感に似ています)」
「“ふじりんご”の場合はレモン汁を少し加えて焼くと酸味と甘味のバランスが良くなりましたが、“紅玉”は酸味が強いのでレモン汁は加えず砂糖などの甘味を多めに加えると丁度良い感じです」
バター砂糖炒め
↓バターと砂糖を加えてフライパンで炒めてみました。
「“紅玉”1個の種と芯を取り除き、焼きやすいように薄く分割してバター10gと砂糖20gを加えてフライパンで炒めてみました」
「果肉はしっとりして皮は噛み切りやすく、甘酸っぱさと香りのバランスが丁度良いです」
「焼きリンゴに比べて時間がかかりませんが、使用後のフライパンがベトベトになるので後片付けは面倒です(-_-)」
↓皮だけでも炒めてみました。
「皮だけで作った方はバターフレーバーオイルと黒砂糖で炒めてみました」
「皮だけだと酸味はなく、香ばしい匂いとパリパリした食感が美味しいです」
「どことなく焼き芋や大学芋を彷彿とさせる味でした」
アップルティー
↓“紅玉”1個とティーバッグを使ってアップルティーを作ってみました。
「鍋に水600㎖と一口サイズにカットした“紅玉”を入れて沸騰させて、ティーバッグ1個を加えて弱火で2~3分煮出した後、10分程煮続けてみました」
「最初は皮だけを使おうかとも思ったのですが、アップルティーのレシピを調べてみると果肉ごと使っているものが多かったのでそれに倣ってみました」
↓そのまま飲んでも、シナモンパウダーや牛乳を混ぜても美味しかったです。
「見た目はアップルティーというよりは『“紅玉”の紅茶煮』といった感じです」
「“紅玉”の甘酸っぱさが溶けだしていて、あっさりして飲みやすいです」
「“紅玉”の風味が強いので、使用する茶葉は基本的に何でも良さそうです(茶葉の風味が負けているとも言えます(-_-))」
「柔らかくなった“紅玉”がゴロゴロ入っていて、適度に小腹を満たしてくれます」
「飲み物として楽しみたい場合は“紅玉”を取り除いて、酸っぱいのが苦手な人はシナモンパウダーやミルクを加えると良さそうです」
「取り出した“紅玉”も適度に柔らかくなっていて、別の料理に応用できそうです」
前編まとめ
「“紅玉”は日持ちが良くないと聞いたのでなるべく早く消費しようと色々作ってみましたが、一度に作り過ぎて少し疲れました(-_-)」
「通販で注文する場合は数キロ~十数キロの取り扱いになっているものが多いので、1人で食べきるつもりなら計画的に消費しないと後々辛いことになると思います」
「今回作った料理は個人的には失敗と呼べるようなものは今のところなく、どれも美味しくいただけました」
「やはり手早く作れて難しい工程のない料理は失敗しにくいので好きです」
「作った料理を自分の両親にも食べて貰いましたが、概ね良い評価を貰えたのでひとまずは良しとします」
「この調子で残りの“紅玉”も上手く使い切っていこうと思います」
「“紅玉”を使って料理した際に感じたことや分かったことを挙げていきます」
「“紅玉”は小ぶりで酸味が強く香りも良いという特徴があるので、生食よりは加工されて食べられるイメージがあります」
「私も実際に紅玉を使って調理してみて、生食よりも調理や加工向きの食材だと感じました」
「もちろんそのまま食べても十分美味しいですが、生でムシャムシャ食べるよりは一手間加えて食べた方が食べやすいと思います」
「酸っぱいのが苦手な人は生食は避けた方が良いかもしれません(-_-)」
「リンゴや桃などの果物は果肉が空気に触れると変色(褐変反応)するため、それを防ぐ目的で調理の際に酸性の液体(レモン汁、お酢など)を加えたりします」
「しかし“紅玉”の場合は元々酸味が強いので、ここに更に酸味を加えるのはバランスが悪いかなと個人的に思いました」
「加熱すると甘酸っぱさのバランスが良くなるので、シナモンなどの香辛料や蜂蜜などの風味の強い甘味を足すと良い気がします」
以上、『リンゴの“紅玉”を手に入れたので色々作ってみた~前編~』の検証まとめでした。
↓後編につづく
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