どうも、サンモトです。
今回は自宅で『五平餅』を作ってみました。
「『五平餅』は中部地方の山間部に伝わる郷土料理で、炊いた白米(粳米)を粒が残る程度に潰してタレを塗って串焼きにしたものです」
「中部地方の道の駅やサービスエリアでお土産としてよく売られており、Amazonや楽天市場などの通販サイトでも真空パックに包まれた物やタレなどが販売されています」
市販の『五平餅』は諸々の費用が乗っかっているので少しお高めですが、自分で作れば安く済みますし、簡単に作れそうな感じだったので作ってみることにしました。
私なりに検証したことをまとめてみたので、同じように自宅で『五平餅』を作ってみようと思っている人の参考になれば嬉しいです。
用意する材料
「モチ米だと粘り気が強くて成形しにくいので、『五平餅』には普通の白米(粳米)を使ってください」
「炊いてから時間が経った白米だと固くて潰しにくいので、出来るだけ炊き立ての柔らかい白米を使った方が良いです」
「私は甘い味付けの方が好みなので、甘めの味噌と蜂蜜を1:1の分量で混ぜました」
「醤油や白だしなどを少し混ぜると、タレにコクが出て美味しくなります」
実際に作ってみる
それでは実際に作っていこうと思います。
↓まずは炊いた白米を適当な器に取り出します。
↓炊いた白米が冷めない内に、適度に粒が残る程度に潰します。
「手で握りつぶすのが一番簡単ですが、熱いので火傷しないように手袋を付けたりポリ袋に入れて潰すのがオススメです」
「成形しやすい固さまで練られたらOKです(まとまりが悪い場合は少量の塩や小麦粉を入れて繋ぎにしてください)」
↓割っていない割り箸を用意して、潰した白米をくっ付けていきます。
「突き刺す、というよりは箸の周りにくっつけるようにすると形を整えやすいです」
「焼く時にひっくり返しやすいように持ち手の部分は大きめに確保してください」
↓左から団子型、きりたんぽ型、わらじ型にくっつけてみました。
↓フライパンにクッキングシートを敷いて、弱火~中火で軽く素焼きします。
「この後にタレを塗ってもう一度焼くので、表面がベタつかず軽く焼き目が付く程度に焼けば十分です」
↓素焼きが完了したら一旦皿の上に移しておきます。
↓次に味噌と蜂蜜を混ぜてタレを作ります。
「タレは表面に塗るだけなので、さほど量はいりません」
「味噌は最初から色々入っている『つけてみそかけてみそ』を使いました」
↓素焼きした白米全体にタレを塗りつけます。
↓再びフライパンの上で弱火~中火で焼いていきます。
「様子を見ながら割り箸の部分を掴んでひっくり返し、全体が満遍なく焼けるように調整します」
↓軽く焦げ目がついて香ばしい匂いが漂ってきたら、皿の上に移して冷まします。
↓『乾燥させて細かくした柚子の皮』を以前作ったので、仕上げに上から散らして完成です。
「柚子は香りが強いので、後から振りかけるなら少量で十分です(柚子味噌を使うという手もあります)」
「他にも『五平餅』には白ゴマやエゴマなどを振りかけて食べたりするそうです」
食べた感想
「完成した『五平餅』を両親と食べてみました」
「香ばしく焼けた甘い味噌とユズの爽やかな香りが食欲を刺激します」
「お米の部分は表面がパリッと焼けて、中はモチっとした感じになり丁度良い塩梅です」
「個人的に甘い味付けが好みなので甘めの味噌と蜂蜜を混ぜたタレを使用しましたが、醤油や塩味のある味噌でオカズっぽくしても美味しいと思います」
「棒(割り箸)に付ける形状に関してはわらじ型(平たい形状)が焼きやすく、タレも塗りやすかったです」
「団子型ときりたんぽ型は段差があったり転がりやすい形のため、フライパンだとタレが塗りにくかったり焼きにくかった印象が残りました」
「棒(割り箸)は焼く時には便利ですが食べた後はゴミになるので、見栄えを気にしないなら小判型に小さく丸めてフライパンでまとめてタレに絡めながら焼くと楽だと思います」
「焼いた味噌はこびりつきやすいので、フライパンで焼く場合はオーブンシートやクッキングシートを敷いて焼くのがオススメです」
今回初めて『五平餅』を作ってみましたが、特に難しいこともなく作れました。
普段料理をしないような人でも簡単に作れると思うので、ぜひ自宅で試してみてください。
おわり
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