どうも、サンモトです。
今回はもちきびを使った“もちきびパン”を作ってみました。
「以前“きびだんご”を作るために用意したもちきびが余っていたので他の使い道を考えていたところ、パン生地に混ぜて焼くというアイデアをふと思いつきました」
「雑穀パンというものがあるぐらいなので『まぁいけるだろう(-_-)』と思い、今回挑戦してみました」
「この記事では実際に“もちきびパン”を作ってみた時の感想や気づいた点などをまとめていこうと思います」
「私と同じように趣味の料理を楽しみたい人の参考になれば嬉しいです」
↓こちらの記事でレシピ部分を簡単にまとめてみました。
用意する材料・道具
「今回用意した材料・道具の一覧になります」
「用意する材料はもちきびを除けば一般的なパンの材料になります」
「強力粉は1斤分(約250g)に小分けされたものを使い、砂糖は液状のオリゴ糖を使ってみました」
「雑穀のもちきびと相性が良さそうだったので、油脂には米油を使っています」
「もちきびは一粒が小さいので、目の細かいザルや漉し器があると便利です」
「ホームベーカリーがあると簡単にパン生地を捏ねられるので便利です(-_-)」
実際に作ってみる
今回は材料や分量を変えて2回作ってみました。
1回目は失敗しましたが、2回目は大分上手くできた気がします(-_-)
私の所感も付け加えて簡単に解説していきます。
1回目(もちきび50g)
↓1回目はこの分量で作りました。
「全粒粉のパンを作る時のように、1斤分のパン生地にもちきびを混ぜる感じにしてみました」
「炊いたもちきびを量ってみたところ、50g→約180gになっていたので3~4倍程度に嵩が増えるようです」
「単純に計算すると130gの水を吸っていることになるので、その分パン生地に加える水の量を減らしてみました」
↓まずはもちきび50gを鍋に入れて、たっぷりの水と一緒に茹でます。
↓水が沸騰したら弱火に変えて、10~15分程度加熱してもちきびを柔らかくします。
「茹でていると灰汁が浮いてくるので、気になる場合は取り除いてください」
「掬うのが面倒な場合はザルにあげて水道水でザっと洗い流すと良いと思います」
↓柔らかくなったもちきびの粗熱と水気を軽く取って、パンの材料と混ぜ合わせます。
「手で捏ねるのは面倒なので、私はホームベーカリーの機能を使って捏ねています(-_-)」
↓ホームベーカリーに材料をセットして、一次発酵の工程まで進めます。
↓混ぜ終わったパン生地をまな板などの平らな場所に取り出して、丸く成形します。
「手で触った感じだとかなりベタベタしていたので、手に米油を馴染ませて何とか丸く成形しました」
「生地自体の粘り気が強いので、少し油脂類(バター・食用油など)を混ぜた方が良いなと感じました(-_-)」
↓オーブン用の天板にオーブンペーパーを敷いて、丸めたパン生地を乗せます。
「包丁で表面に切れ込みを入れてみましたが、特に意味はありません(-_-)」
「パンを焼く前に入れる切れ込みはクープと呼ばれるもので、膨らみ方や火の通りを良くしたり見た目を綺麗にする目的があるのですが、今回は何となく入れただけです」
↓200℃に予熱したオーブンに入れて、200℃で40分程度焼いてみました。
↓ちゃんと焼けるだろうと高を括っていたら焦げました(-_-)
「おそらく温度が高すぎたのと時間をかけ過ぎたせいだと思います」
「こういうことがあるので、慣れない内はしっかりと監視しておかないといけませんね(-_-)」
↓表面は焦げましたが中身は無事だったので、表面だけ包丁で削って食べました。
「全体的にボリュームがあって食べ応えがありました」
「表面は少し焦げて苦かったですが、それ以外は普通に美味しかったです(-_-)」
2回目(もちきび50g→70g、米油10g追加)
↓こちらが2回目の分量になります。
「1回目の失敗を考慮して、材料と分量を少し変えてみました」
「もちきびは50g→70gに変更して、炊いた後の重さが強力粉と同じぐらいになるように調整しました」
「1回目のパン生地を触ってみた感じとしては水気は十分足りていたようなので、水は入れないことにしました」
「代わりに生地がベタつき過ぎないように米油を10g加えてみました」
↓鍋でもちきび70gをたっぷりの水と一緒に茹でます。
↓水を沸騰させてから弱火で10~15分程度茹でたもちきびの水気と粗熱を取ります。
↓ホームベーカリーのパンケースにもちきびとパンの材料を入れて混ぜ合わせます。
↓一次発酵が完了した生地を取り出して、オーブンペーパーを敷いた天板の上に乗せます。
「今回は油脂(米油)を混ぜたおかげか、シットリした感じのパン生地になりました」
「若干ベタベタするのは変わらないので、手で掴み取る際は掌に油を馴染ませた方が良いです(-_-)」
↓180℃に予熱したオーブンに入れて、180℃で30分程度加熱しました。
↓今回は焦げることなく上手く焼けました(-_-)
↓中身も良い感じに火が通っています。
「1回目と同じくモチモチした食感のボリューミーなパンになりました」
「焼きたては仄かにもちきびの香りがしますが、口に入れた感じはあまりもちきびっぽさは感じません」
「少し甘めのモチモチしたパンという印象です(-_-)」
食べた感想+作った感想
「完成した“もちきびパン”を食べてみました」
「見た目は普通のパンと大して変わりません(-_-)」
「焼きたては仄かにもちきびの香りがして、ずっしりしています」
「割ってみると外側はパリッと香ばしく焼けて、中身はモッチリした感じになっているのがわかります」
「もちきび特有の苦味は感じられず、ボリュームがあって食べ応えがあります」
「そのまま食べても美味しいし、ジャムを付けたりスープに浸して食べても美味しいです」
「実際に作ってみて感じた事や気づいた点を挙げていきます」
「もちきびをたっぷりの水でじっくり炊くと3~4倍に嵩が増えるようです」
「もちきびの粒々感が残るかと思いましたが、柔らかく炊いたもちきびはしっかりパン生地に混ざります」
「炊いたもちきびは水気もたっぷり含んでいるので、混ぜるパン生地(強力粉)の分量によっては追加の水を入れなくても良さそうです」
「バターや食用油などの油脂を入れないとベタベタした生地になって扱いにくいのと、手で成形する時は掌に少量の油を馴染ませて扱うのが良い気がします」
「200℃で40分程焼いた時は少し焦がしてしまったので、180℃で30分程度に調整したら上手く焼けました」
「やはりパンを焼く時の温度・時間は生地の状態を見て調整する必要がありそうです(-_-)」
「焼きたては仄かにもちきびの香りがしますが、それ以外はあまりもちきびっぽさは感じませんでした」
「もちきび特有の苦味もなく、少し甘めのモチモチしたパンというのが個人的な印象です」
「嵩増しや栄養価を上げるには良いと思いました」
以上、『もちきびを使って“もちきびパン”を作ってみた』の検証まとめでした
おわり
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