「どうも、サンモトです」
「この記事では“もちきび”を混ぜて作る『もちきびパン』のレシピをご紹介します」
「“もちきび”とはもち性の黍のことで、穀物の一種です」
「素朴な甘さとほろ苦さがあり、炊くと粘り気が出てモチモチした食感になります」
「そんな“もちきび”を混ぜ込むことでボリュームと栄養価を増した雑穀パンです」
「興味のある方はぜひ作ってみてください」
材料・道具
「“もちきび”以外は基本的なパンの材料になります」
「“もちきび”は炊くと水を吸って3~4倍程度に質量が増えるので、吸収した水を利用してパン生地に必要な水分を確保するレシピにしました」
「私は食用油に米油を使いましたが、オリーブオイルやサラダ油、固形バターなどでも問題ありません」
「砂糖には液体タイプのオリゴ糖を使っていますが、イースト菌のエネルギーになるものなら他の甘味料でも問題ありません(人工甘味料は適していません)」
「“もちきび”は一粒が小さいので、目の細かい漉し器やザルがあると良いと思います」
「炊きあがった“もちきび”は柔らかく粘り気があるので、ゴムヘラなどがあると扱いやすいです」
「ホームベーカリーの機能を使えばパン生地を捏ねるのが楽になりますが、家庭に無い場合はボウルなどの器に材料を入れて手で捏ねてください」
「パンを焼くための加熱調理機はスペースの広いものが良いです」
作り方
↓もちきび70gをたっぷりの水と一緒に鍋に入れて強火にかけます。
↓沸騰したら弱火~中火に変えて20分程度茹でます。
↓柔らかく炊き上がったら火を止めて、目の細かいザルや漉し器を使って軽く水気を取ります。
「トロトロに柔らかくなっているので、目の粗いザルや漉し器だと穴を通過してしまうので気をつけてください(-_-)」
↓粗熱が取れたら、炊いたもちきび250gとパンの材料をホームベーカリーのパンケースにセットして混ぜ合わせます。
「ホームベーカリーがない人はボウルなどの適当な器に全ての材料を入れて、手でよく捏ねてください(-_-)」
「その場合はパン生地に粉っぽさが無くなり耳たぶくらいの柔らかさになったら常温でしばらく放置して、2倍くらいに膨らむのを待ちます」
「冬場以外なら1時間前後ぐらいだと思います」
「パン生地に人差し指を突き刺して、強い抵抗感や穴がすぐに塞がらなければ1次発酵の完了です」
↓1次発酵が終わったパン生地をまな板などの平らな場所に取り出し、食べやすい大きさに分割します。
「この画像だとパン生地は約540gだったので、四等分して1個135g程度にしています」
「まな板に軽く小麦粉(薄力粉)を塗して、手に食用油を少しつけておくとパン生地は扱いやすいです」
↓丸く成形したパン生地の表面に軽く小麦粉(薄力粉)を塗して、オーブンペーパーを敷いた天板の上に並べます。
↓お好みで切れ込みを入れて、予熱したオーブンに入れて180℃で25~30分程度加熱します。
「パン生地の表面に入れている切れ込み(クープ)は適当です(-_-)」
「本来は焼きあがった時の見た目や膨らみ方を調整するためのものですが、別に入れなくても特に問題はないと思います」
「2次発酵を行う場合は成形した後で30~35℃前後で約40分程度置いておき、パン生地が1.5~2倍程度に膨らむのを待ちます」
「2次発酵を行うことでフンワリとした柔らかい食感と見た目になりますが、面倒な人はすぐに焼いて構いません(-_-)」
↓時間が経ってパン生地全体に焼き目がついたらオーブンから取り出して粗熱を取ります。
↓手で触れる程度の温度になったら皿に移し替えて、『もちきびパン』の完成です。
「“もちきび”の素朴な甘さとほろ苦さ、モチモチした食感が楽しめます」
「“もちきび”の苦味が不得意な人は甘めの味付けにすると良いかもしれません」
「そのままでも美味しく頂けますが、ジャムを付けたりスープに浸して食べるのもオススメです」
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