どうも、サンモトです。
↓最近こんなものを手に入れました。
「貯まったスギ薬局のポイントを使ってもち麦という食材と交換してみました」
「もち麦とは大麦の一種で、食物繊維が多く粘りが強いのが特徴なのだとか(気になる人はスギ薬局のポイント交換サイトで確認してみてください)」
「お米に『うるち米』と『もち米』があるように、麦にも『うるち性』と『もち性』のものがあるというのは初めて知りました」
「今まで日常で生麦を扱うことがなかったので、どのような食感・味になるのか気になり、今回試してみることにしました」
「白米と混ぜて炊いたり他の料理の付け合わせとして使用するのが一般的なようですが、違いをよく観察するために、もち麦メインで調理をしてみようと思います」
今回はこのもち麦を使って『麦粥』を作ってみました。
実際に作ってみて、わかったことや感じたことをまとめていこうと思います。
私と同じように自宅で料理をする人の参考になれば嬉しいです。
※麦に関して詳しく知りたい人はこちらのHPを参照してみてください⇒『おいしい大麦研究所』
用意する材料
「もち麦は100gずつ小分けにされていたので、量る手間が省けて使いやすいです」
「もち麦を軽く洗って浸水(水に浸けておく)するための水は別途で用意します」
「大根葉は以前購入した乾燥物をお湯で戻して使用しました(生のものがあればそちらを使ってください)」
「野菜の切れ端や固い芯の部分などもあれば、細かく刻んで混ぜると食べやすいと思います」
「麦をご飯のように炊く場合は、麦100gに対して水2倍(200㎖)程度を目安にしてください」
「麦をお粥のように炊く場合は、好みで水の量を調整してください」
「麦100gに対して水5倍(500㎖)で全粥、7倍(700㎖)で七分粥、10倍(1000㎖)で五分粥、20倍(2000㎖)で三分粥になります」
実際に作ってみる
↓作り始める前に、軽くもち麦を観察してみようと思います。
「袋を開けて匂いを嗅いでみた感じは、粉っぽいという印象です」
「具体的に言うと、ハムスターなどの小動物用のエサ袋を開けた時のような匂いです(麦は小動物のエサによく入っていますからね)」
「精米された米粒(左)と比べると、もち麦(右)は一回りくらい大きく真ん中に筋が入っています」
「今回使ったのは丸麦といって、大麦を精麦(外皮や糠を削り取ったもの)しただけのもののようです」
「他にも大麦には加工別のタイプがあるようなので、料理ごとに使い分けるのが良いそうです」
それでは観察はこれぐらいにして、実際に作っていこうと思います。
↓ボウルにもち麦200gを入れて、水で表面を洗い流します。
「生米を研ぐ時と同じような要領で良いと思います」
「あまり強くかき混ぜると麦が傷みそうなので、手加減して研いでください」
↓水が白く濁るので、濁った水は捨てて新しい水と入れ替えて洗います。
↓濁りが薄くなったら、もち麦が浸る程度の水を入れて3~24時間程浸けておきます。
「軽く調べてみる限り『洗う派』と『洗わない派』の意見があるようですが、とりあえず私は洗うことにしました」
「麦の風味が苦手な人や、特に急いでいない場合はこういった下準備はしっかりした方が食べやすくなると思っています」
「もち麦のモチモチ感を出したい場合は浸水(水に浸ける)時間とじっくり炊き上げることが重要になりそうな気がします」
↓適当な器に乾燥大根葉40gを入れて、熱湯を注ぎます。
↓5~7分程度で戻るので、ザルにあげて水切りしながら冷まします。
↓手で余分な水分を絞ってからまな板の上に乗せて、包丁で細かく叩き刻みます。
「最初からある程度細かくはなっていますが、茎の部分が少々固くて噛み切りにくいので出来れば叩いて柔らかくしておいた方が食べやすいです」
「特に気にならない人はそのまま鍋に入れてください」
↓鍋に浸水させたもち麦と細かくした大根葉を入れます。
「他にも具材を入れたい人はこの時一緒に鍋の中にぶち込んでください」
↓水1000㎖と白だし18gを入れて、強火にかけます。
↓沸騰してきたら弱火に変えて、鍋に蓋をして20~30分程炊きます。
「沸騰する際の対流で自然に鍋の中が混ざるので、特に自分でかき混ぜる必要はないです」
↓20~30分程経ったら蓋を開けて中を確認して、もち麦にトロミが付いていればOKです。
↓後は器に食べたい分を盛れば完成です。
「下味は白だしのみなので、かなり素朴な風味だと思います」
「お好みで塩胡椒をかけたり、液体タイプの味噌を混ぜたり、ごま油を垂らして食べると味変するのでオススメです」
食べた感想+作った感想
「食べた感想としては、モチモチ・プチプチした面白い食感のお粥といった感じでしょうか」
「もち麦という名前の通り、炊いた粒の表面はモチモチしていますがプチッと噛み切れるような芯があって歯応えが良いです」
「米粒と比べると一粒が大きいので食べ応えがあり、腹持ちも良さそうです」
「麦特有の風味は確かにありますが、私はあまり気になりませんでした」
「もち麦だけだと流石にシンプル過ぎるので大根葉を混ぜてみましたが、丁度良いアクセントになったと思います」
「麦には“小動物のエサ”や“パサパサしたイメージ”を勝手に持っていたのですが、良い意味で予想を裏切られました」
「作ってみて感じたのは、色々と応用出来そうな食材だな、というところでしょうか」
「麦は白米に比べると浸水にかかる時間が長いらしいので、モチモチ感をしっかり出したい場合は水に浸けておく時間を長くした方が良さそうです(3時間~24時間程度)」
「麦の独特な風味はありますが、下ごしらえや味付けで十分カバーできる範囲だと思います」
「今回私はもち麦だけでお粥にしましたが、白米と混ぜて炊いたり他の料理に付け加えたりして食べるのが一般的な食べ方のようです」
「細かく刻んだ葉野菜や根菜類などと一緒に炊けば栄養バランスと彩りが良くなるのでオススメです」
「素朴な風味なのでアレンジもしやすく、塩胡椒・液味噌・ごま油などを混ぜて食べ比べてみましたが、どれも美味しかったです」
「腹持ちも良く栄養も豊富なので、健康のために食事に取り入れると良いと思います」
以上、『もち麦で麦粥を作ってみた』の検証でした。
おわり
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