どうも、サンモトです。
休日にネットサーフィンをしながら
「(何か面白い食材はないかなぁ・・・?)」
とAmazonや楽天市場を眺めている時に、こんなものを見つけたので購入してみました。
↓瓶に入った大容量のバニラエッセンスです。
「バニラエッセンスとは、バニラ(植物)の香気成分をアルコールで抽出したものです」
「食べ物にバニラの風味を付けるためのもので、バニラエッセンス自体に甘味はなく、苦いです」
バニラエッセンスはバニラの風味を付けるための調味料で、お菓子作りなどでよく使われます。
私はお菓子やデザート類もたまに作るので、そのレパートリーを増やせそうだなと思って今回購入してみました。
バニラエッセンスを活用するお菓子やデザートは色々ありますが、まずは比較的簡単なものから挑戦してみようと思い、『プリン』を作ってみることにしました。
プリンの作り方を色々と調べてみると、
- 蒸す・焼くなどの調理方法で加熱することで卵のタンパク質を凝固させる
- ゼラチン・寒天などのゲル化剤を入れて凝固させる
この二通りのやり方でプリン液を固めているようです。
- 卵のタンパク質を加熱して凝固させた物は『カスタードプリン』
- ゼラチンなどのゲル化剤で凝固させた物は『ケミカルプリン』
というそうです。
今回の記事ではこの二つの作り方を試してみて、それぞれのプリンの違いや作る際に気を付けるべきことなどを探っていこうと思います。
同じように自宅で『プリン』を手作りしてみようと思う人の参考になれば嬉しいです。
用意する材料
「二通りのやり方を試すために『カスタードプリン』と『ケミカルプリン』の材料は分けて用意します」
『カスタードプリン』の材料
- 卵 4個
- 牛乳 250㎖
- 砂糖 70g
- バニラエッセンス 数滴
『ケミカルプリン』の材料
- 卵 4個
- 牛乳 400㎖
- 砂糖 70g
- バニラエッセンス 数滴
- ゼラチン 適量
「プリンを作る際は耐熱性の容器(プリン型)に入れて作るのが普通ですが、我が家にはお洒落なプリン型はないのでお茶碗や丼などの器を代用しました」
実際に作ってみる
それでは実際に作ってみます。
↓まずは鍋に牛乳と砂糖を入れて、火にかけながら混ぜていきます。
「『ケミカルプリン』の場合は、この時ゼラチンも一緒に入れて溶かしておきます」
「砂糖が溶ければ良いので、弱火で十分です」
「牛乳が沸騰したり膜ができない程度に注意しながら温めてください」
鍋の中の砂糖が全て溶けきったら火を消して、粗熱を取ります。
↓次にボウルなどの適当な器に卵を4つ割って、泡立て器でよくかき混ぜます。
↓溶いた卵に、先ほど鍋で温めた牛乳と砂糖を混ぜ合わせます。
「温めた牛乳を一度に入れると卵が固まってしまうかもしれないので、何回かに分けて入れます」
↓卵と牛乳を全て入れたら、仕上げにバニラエッセンスを数滴加えて混ぜます。
「これでプリン液は完成です」
「『カスタードプリン』と『ケミカルプリン』のプリン液の違いは、ゼラチンが入っているかいないかだけです」
↓完成したプリン液をザルや濾し器などで濾しながら、適当な器に流し込んでいきます。
「濾すことで、余分な卵白やゼラチンを除去して仕上がりを滑らかにします」
↓ケミカルプリン(ゼラチン入り)の場合は冷やせば固まるので、ラップをかけて冷蔵庫に入れます。
↓電子レンジで加熱する場合は、電子レンジ対応の容器に入れて600Wで1分~1分半加熱します。
「電子レンジで温める場合は、プリン液の固まり具合を確認するためにラップはかけません」
「プリン液の量によって固まる時間は変わってくるので、固まり具合が良くない場合は様子を見ながら10秒ずつ足していってください」
↓表面が固まっているのを確認したら、粗熱が取れた後にラップをかけて、冷蔵庫で冷やして完成です。
「電子レンジで加熱すると、急激な温度変化で表面が膨らんだ後に萎んでしまうため、見た目が凸凹になりやすいです」
↓鍋で蒸す場合は、プリン液を入れた容器の上をアルミホイルで蓋をします。
↓鍋の中に容器が半分浸かる程度の水を入れて火にかけて沸騰させます。
「水が沸騰したら弱火にして、アルミホイルで蓋をした容器を鍋の中に入れます」
「沸騰しそうになったら差し水をして、弱火のまま20~30分ほど蒸します」
「蒸し終わったら鍋から容器を取り出して粗熱を取り、冷蔵庫で2~3時間程冷やせば完成です」
これで全てのプリンが完成したので、さっそく食べ比べていきます。
食べた感想
「完成したプリン達を食べ比べてみました」
「カラメルソースも作ろうかと思いましたが、面倒だったので市販のメープルシロップをかけて食べました」
↓『ケミカルプリン』
「『ケミカルプリン』はプリン液をゼラチンで固めただけなので一番手間が少なかったです」
「器をひっくり返すとツルリと自然に滑り落ちてくれましたが、固まりが緩いのか重力に負けて平ぺったくなりました」
「もう少し固めにしたい場合は、寒天を少し混ぜてみると良いかもしれません」
「食感はゼリーに近く、プルプルで癖の少ないあっさりした味わいになりました」
↓『カスタードプリン』鍋で蒸したもの(左の茶碗)・電子レンジで加熱したもの(右の丼)
「鍋で蒸す・電子レンジで加熱した方の『カスタードプリン』は器の中でがっちりと固まっています」
「二つともひっくり返したり振ったりしても中身は落ちてこないので、器から取り出して食べたい場合はプリン液を入れる前に器の内側に固形バターを塗っておくと良いと思います」
「食感は固めの舌触りで、『ケミカルプリン』に比べると卵の風味を強く感じますが、バニラエッセンスが丁度良いバランスにしてくれています」
個人的な作りやすさ(固める手間の少なさ)の順はゼラチン>電子レンジ>蒸すといった感じです。
見た目・食感が整っているのは蒸す>ゼラチン>電子レンジになります。
時間や温度を気にせず作りたいなら、ゼラチンや寒天で固める『ケミカルプリン』の作り方が楽です。
電子レンジで加熱すると急激な温度変化で見た目が少し歪にはなりますが、こちらも簡単に出来るのでオススメです。
見た目や食感を重視したいなら、温度管理に気を付けて時間をかけながら蒸すやり方が確実だと思います。
以上、自宅でプリンを作ってみた感想でした。
私と同じように自宅でプリン作りに挑戦してみようと思っている人の参考になれば嬉しいです。
ぜひ自分好みのプリンを作って楽しんでみてください。
おわり
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