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【もりのしいたけ農園】自宅でシイタケ栽培をやってみた【レビュー】

レビュー
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どうも、サンモトです。

「唐突ですが、皆さんはキノコは好きですか?」

「私は好きです(-_-)」

「といっても子供の頃はそれ程好きでもなく、大人になってからシイタケをよく食べるようになりました」

シイタケに限らずキノコ類は低カロリーでヘルシー、出汁としても具材としても活躍してくれる優秀な食材です」

「今回はそんなキノコに関係する便利なアイテムをご紹介しようと思います」

【もりのしいたけ農園】シイタケ栽培キット

「これは『シイタケ栽培キット』という商品で、自宅で簡単にシイタケを栽培して収穫できるという便利アイテムです」

「まずシイタケをどうやって栽培するのかというと、菌床栽培きんしょうさいばいという方法で行います」

菌床栽培きんしょうさいばいというのは、菌床きんしょう(オガクズなどの木質基材に米糠などの栄養源を混ぜた人口の培地)にキノコの種菌を植え付けて栽培する方法です」

「この栽培方法の利点は室内で行える場所をあまり取らない事です」

「温度や湿度の管理に気を付ければ一年中行えます(※やりやすい季節とやりにくい季節はあります)

「私も実際に使ってみたので、実際の画像を入れながら説明していきます」

栽培キットを使ってシイタケを育ててみる

↓まず製品の中身としては菌床ブロック栽培容器説明書きが入っています。

↓栽培容器はこんな感じです。

「栽培容器には袋状の物と箱状の物があるのですが、私は箱状の栽培容器がオススメします」

「なぜかというと袋状の容器の場合、空間に余裕がないので成長したシイタケが上手く大きくならなかったり歪な形になったりしやすいからです」

箱状の栽培容器は、栽培容器付きの商品を選ぶか栽培容器を別途で購入してください」

次に菌床ブロックの説明に行きます。

菌床ブロックは袋の中に入っているので破って取り出してください。

小さな丸太のような見た目ですが、強く力を入れると簡単に凹んだりボロボロと破片が零れるくらいには軟らかいので優しく扱ってください。

※ちなみに鼻にツンとくる独特な臭いがあるので、換気しやすい場所で作業するのがオススメです。

↑菌床ブロックを袋から取り出したら全体を軽く水洗いして、栽培容器の中に入れます。

後は表面が乾ききらないように適度に水を霧吹きなどで吹き付けて、シイタケが育っていくのを見守るだけです。

ちなみに栽培容器だけでも問題ないのですが、持ち運びが少しやりにくいのと霧吹きで水が周りに飛ぶのを防ぐために私は大きめの段ボールの中に入れておきました。

早ければ一週間から二週間程度で収穫できる大きさになります。

こんな感じで育っていきます。

白く膨らんでいる部分がそのままキノコになっていく感じです。

このまま育てて、適度に成長したものから収穫していきます。

注意する点

ここからはシイタケを栽培する上で気を付けて欲しい部分を挙げていきます。

まず最初の栽培の場合、シイタケは想像以上にいっぱい生えてくると思います。

密集しているためキノコ同士がぶつかって歪な形になったり大きくならなかったりするので、一つ一つを大きく育てたい人はある程度間引きをする必要があります。

しかし間引きに関しては、一回目はさほど気にしなくて良いと思います。

一つ一つを大きくするなら二回目からの方がやり易いと個人的には思います。

そして収穫する際ですが、土台の部分を傷つけずできるだけ根本で切り落としてください。

土台を傷つけると二回目以降にキノコが育ちにくくなります。

↑ハサミで切れればいいのですが密集している状態だと上手く切れないと思うので、このような細いカッターナイフなどを使うとやりやすいと思います。

シイタケの収穫の目安なのですが、下から覗き込んだ時に傘の裏のヒダが見えるようになったら収穫で良いです。

説明書きにもありますが、大きくしようと思って放っておくと傘の部分が開ききって胞子を飛ばします。

白い粉のような胞子が散って土台に付着すると栽培の妨げになります。

付いた場合は水で洗い流して綺麗にしてください。

小さくても傘のヒダが見えたら切る、収穫する際に土台を傷つけない、乾燥し過ぎないようにするなど細かく気を付けて菌床を健康に保ってあげれば、二回目以降もある程度の数量は取れるでしょう。

*二回目以降も栽培する場合は菌床を休息させる必要があります。全てのシイタケを収穫後、二週間程度菌床を休息させます。その時、菌床が乾燥しすぎないように適度に湿らせてください。

何回か栽培してもうシイタケが生えなくなったら菌床の役目は終わりです。

そのまま捨てても構いませんが、使い終わった菌床は土の肥料としても使えるので園芸をしている方は利用してみると良いと思います。

使い方は使用済みの菌床を十分に乾燥させてから細かく砕いて、市販の培養土と混ぜて暫く置いておくだけです。

砕く際に細かい粉末が周りに散るので、袋などに入れて叩いて砕くとやり易いと思います。

説明書きをしっかり読んで、シイタケ栽培を楽しんでください。

↑菌床だけでも販売しているので、何度もやりたい人は二回目以降はそちらを購入するとコスパが良いです。

ホームセンターなどでも売っていますが、通販で購入した方が栽培を始めるのに最適な状態で出荷されるので育てやすいです。

まとめ

いかがでしたか?

ここからは私の感想と気を付けてほしい事をいくつか書いていきます。

私がこのシイタケ栽培を初めてやってみて思ったのは、

「(見ていて楽しいし、上手くやればコスパも悪くないかな)」

ということでした。

ただシイタケの成長速度は思っていたよりも早かったのでついつい確認を怠ってしまい、育ち過ぎたり水やりを忘れて乾燥していたなんて事もありました。

横着して一度に水をやり過ぎて栽培容器の底に水が溜まってしまうという事もしてしまいました。

私は思い立った時に栽培をしていましたが、やはり育てる季節によっても気を付けなければならない事があります。

説明書きには栽培を行う推奨温度は18℃~25℃とありました。

それを踏まえて何回か試した結果、栽培するのに適しているのは春か秋ごろぐらいだと思います。

春か秋ならそれほど温度や湿度に気を配る必要はないので栽培しやすいです。

ですが、夏や冬の場合だとどうしてもその管理が難しくなります。

一回目は生えたけど、二回目以降が上手くいかないといった声もよく耳にするのでやはり時期というのは大切なのでしょう。

栽培容器は万能ではないので、冬は暖かく夏は涼しい所に置いておかなければシイタケは上手く育ちません。

菌床栽培は管理された室内ならほぼ一年中使える素晴らしい栽培方法ですが、一般家庭でそこまで気をつかう人は稀だと思います。

なので、もしこの菌床栽培をやってみようと考えている方は始める時期には気を付けてください。

色々と書きましたが、結論として私はこの商品に満足しています。

成長過程を見るのも楽しめましたし、何より自分で作った物を食べた時はとても美味しく感じました。

↑すぐに使わない分はジップロックに入れて冷凍したり、陰干しして干しシイタケにすればある程度保存も利きます。

家族や知人に配れば喜んでくれるかもしれません。

菌床栽培で育てられるキノコシリーズは他にも色々とありますが、一番簡単で量も採れるのはシイタケだと思うので、初めて挑戦する方はシイタケ栽培から始めてみると良いと思います。

興味がある方、時間のある方はぜひ一度試してみてください。

それで楽しんでくれたり、喜んでくれたら私も嬉しいです。

おわり

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