「どうも、サンモトです」
「この記事では、葛粉(本葛)を使って作る『呉豆腐』と『嶺岡豆腐』の作り方をご紹介します」
「『呉豆腐』とは豆乳を澱粉で固めたもの、『嶺岡豆腐』とは牛乳を澱粉で固めたもののことを言います」
「どちらも簡単に作れるので、興味のある方はぜひ試してみてください」
『呉豆腐』・『嶺岡豆腐』の材料・道具
「作りやすいように材料はシンプルにしています」
「豆乳と牛乳はどちらも成分無調整のものがオススメで、固める際の澱粉には葛粉(本葛)を使うのが良いと思います」
「味付けは食べる直前にした方が簡単で調整しやすいので、その時の気分でオカズやデザートとしてお好みの味付けを試してみてください」
「『呉豆腐』・『嶺岡豆腐』を作る際は耐熱性の型枠を使用してください(私は箱型のジップロックを使っています)」
「多人数で食べる場合は大きめの型枠で固めた後に取り出して小分けにする方が良いですが、1人で食べるなら小さめの型枠で作った方が食べやすいです」
「葛粉(本葛)を豆乳or牛乳に混ぜた時にダマになると食感が悪くなるので、加熱する前に目の細かい漉し器を使って漉すと良いです」
「鍋で加熱する際はゴムベラでかき混ぜると作りやすいです」
作り方
「『呉豆腐』・『嶺岡豆腐』の作り方はどちらも簡単で、材料を混ぜて加熱して型枠に流し込んで冷やすだけです」
「『呉豆腐』は冷やした際にしっかりと固まり、滑らかな食感と豆乳の濃厚な風味を感じます(胡麻豆腐のような感じです)」
「『嶺岡豆腐』は少し固まりが弱く、プルプルした食感と牛乳の甘さを感じます(牛乳寒天のような感じです)」
「通常の豆腐のように醤油と薬味でオカズのように食べたり、メープルシロップや黒蜜・きな粉をかけてデザート風にしたり、お好みの味付けを試してみてください」
『呉豆腐』の作り方
↓ボウルなどの容器に葛粉(本葛)40gを入れて、豆乳500gを加えてゴムベラで混ぜます。
↓混ぜ終わった豆乳を漉し器で漉しながら鍋に移し替えて、弱火~中火にかけます。
「全体が温まるまで時間がかかるので、初めの内は強火でもOKです」
「加熱している間は沸騰して焦げ付かないようにゴムベラで全体を優しくかき混ぜます」
「鍋の底や側面にデンプン質がこびり付きやすいので、掬い取るように混ぜると良いと思います」
↓豆乳全体にトロミが出てモッタリしてきたら火を止めて、型枠に流し入れます。
「型枠に入れて粗熱が取れたら冷蔵庫で1~2時間程度冷やします」
「型枠から取り出す際は枠の隅を叩いて直接お皿の上に出しても良いし、大きくて崩れそうな場合は一度水を張った鍋の中に取り出してから包丁で切り分けると良いです」
↓お皿の上に取り出して、お好みの味付けをすれば『呉豆腐』の完成です。
「『呉豆腐』は醤油と青じそをかけていただきました」
『嶺岡豆腐』の作り方
↓ボウルなどの容器に葛粉(本葛)40gを入れて、牛乳500gを加えてゴムベラで混ぜます。
↓混ぜ終わった牛乳を漉し器で漉しながら鍋に移し替えて、弱火~中火にかけます。
「全体が温まるまで時間がかかるので、初めの内は強火でもOKです」
「加熱している間は沸騰して焦げ付かないようにゴムベラで全体を優しくかき混ぜます」
「鍋の底や側面にデンプン質がこびり付きやすいので、掬い取るように混ぜると良いと思います」
↓牛乳全体にトロミが出てきたら火を止めて、型枠に流し入れます。
「トロミはありますが、豆乳ほどモッタリはしません」
「型枠から取り出す際も簡単に外れます」
「手で掴める程度にはしっかり固まるので取り出してから切り分けても良いし、面倒なら型枠に入れたまま食べてもOKです」
↓お皿の上に取り出して、お好みの味付けをすれば『嶺岡豆腐』の完成です。
「『嶺岡豆腐』はメープルシロップをかけてデザート風にしてみました」
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