「どうも、サンモトです」
「この記事では“ねり胡麻”と“葛粉(本葛)”を使った『胡麻豆腐』のレシピをご紹介します」
「『胡麻豆腐』は胡麻を滑らかになるまですり潰して練り上げ、葛粉(本葛)で固めた精進料理です」
「胡麻の香りとネットリした食感が美味しい、オカズにもデザートにも出来る一品です(-_-)」
「本来は作るのに非常に手間のかかる料理ですが、“ねり胡麻”を使うことで比較的簡単に作れることがわかったので、備忘録としてここに書き残しておきます」
「興味のある方はぜひ試してみてください」
材料
「材料の分量は使用する型枠の大きさに合わせて調整してください」
「水を多くするかデンプン質を少なくすることで柔らかめの仕上がりに出来ます」
「このレシピで使用する“ねり胡麻”は黒ゴマを炒ってすり潰したものです」
「固めるためのデンプン質は葛粉(本葛)を使っていますが、片栗粉などでも代用できます」
「砂糖は和菓子作りによく使われる和三盆を使い、コクを出すためにねこぶだしを入れています」
「材料を混ぜ合わせるのに大きめのボウルや鍋、木ベラやゴムヘラがあると便利です」
「滑らかな仕上がりにするためには目の細かいザルや漉し器を使った方が良いですね」
「型枠はステンレス製のバットを使用しています」
「食べる時はわさび醤油や濃い目の味噌、黒蜜やきな粉で味付けするのがオススメです」
作り方
↓ボウルに葛粉70g・砂糖20g・ねこぶだし18g・塩1gを入れます。
↓そこに水700gを加えて、ゴムヘラで全体をかき混ぜて溶かします。
↓鍋に漉し器をセットして、漉し器の中にねり胡麻70gを取り出します。
↓そこに水で溶かした葛粉を少しずつ加えて、漉しながら混ぜ合わせます。
「ねり胡麻を水に浸けた状態で練っていると油分と粒々(胡麻の皮)が分離してきます」
「漉し器で漉せない部分は取り除いてください(-_-)」
↓漉し終わったら鍋を火にかけて、中火で加熱しながら全体を優しくかき混ぜます。
↓ドロッとした部分が出てきたら火力を弱火にして、15~20分程度混ぜ続けます。
「底の方が焦げないようにひたすらかき混ぜ続けます(-_-)」
「火力が強ければ練る時間を短縮できますが焦げやすくなるので、慣れるまではじっくり時間をかけて練った方が良いです」
↓時間が経ってボタッと落ちる程度の粘り気になったら火を止めます。
↓型枠を水で濡らして、そこに生地を流し込みます。
↓型枠を軽く揺すって空気を抜き、サランラップを被せて表面を均します。
↓水が入らないようにサランラップで型枠全体を包み、氷水に浸けて粗熱を取ります。
「放置しておいても自然に冷めますが、時間がかかるので手っ取り早く粗熱を取りたい場合は氷水に浸けた方が良いです」
「私は大きめのフライパンに氷水を入れて型枠をぶち込みました(-_-)」
↓粗熱が取れたらキッチンペーパーなどで水気を拭き取り、新しいサランラップに張り替えます。
↓冷蔵庫で数時間~一晩(8~12時間程度)冷やして固めます。
↓固まったら型枠から取り出して、平らな場所でスケッパーや包丁を使って食べやすい大きさに切り分けます。
「しっかり固まっていれば軽く揺すって四隅が外れるので、そのままひっくり返せば取り出せます」
「固まり具合が緩い場合は無理に取り出さず、スプーンなどで掬って食べた方が良いです(-_-)」
↓あとは器に盛り付けて、好みの味付けをすれば『胡麻豆腐』の完成です。
「胡麻の香ばしい風味と仄かな甘さで、そのまま食べても美味しい一品です」
「甘めの味噌やわさび醤油、黒蜜にきな粉などの味付けがオススメです」
「日持ちはしないので早めに食べてください(-_-)」
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