どうも、サンモトです。
つい最近フードプロセッサーを購入したので、前から気になっていた伊達巻を作ってみようと思います。
伊達巻はおせち料理のイメージが強いですが、
「(最近はおせち料理食べないんだよな・・・わざわざ買いに行くのもな・・・)」
「(というか、自分で作った方が早いのでは?)」
と思ったので、今回自分で作ってみることにしました。
初めて作るので、注意点や改善できる部分などを考察しながら作業しました。
同じように自宅で伊達巻を作ってみようと思う人の参考になれば嬉しいです。
※こちらに『レシピの部分だけをまとめた記事』を作ったので良ければ参考にしてみてください。
用意する物
材料(※卵焼き器で作る分量です)
- 卵 4個(小さめの卵焼き器なら3個)
- ハンペン 1枚(100g)
- 白だし 30g(大さじ2)
- 砂糖 15g
巻くための道具
- 巻き簾 伊達巻の凸凹を作るのに必要。凸凹が要らない人は使わなくても良い
- サランラップ 巻いた状態を維持するのに便利。紐などでも可
- 料理用ガーゼ 焼いた生地から染み出る汁を吸ってくれる
軽く調べた感じでは必要な材料は卵焼きとほとんど一緒で、同じく卵焼き器を使って作れるようです。
丸いフライパンで作る場合は、焼きあがった後に両サイドを直角になるように切れば綺麗に巻けます。
味付けに味醂を使うレシピが多かったのですが、私の父がアルコールが駄目な体質なので、我が家では白だしを使うことにしました。
味付けには白だしの他にも麺つゆ、醤油+出汁類などでも良さそうです。
卵焼きとの一番の違いはハンペン(魚のすり身)を入れることで、伊達巻のボリューム感を出すために必要不可欠です。
このハンペンを細かくすり潰す作業があるので、フードプロセッサーやミキサーがあるとすごく楽です。
ハンペンを手で潰す場合はジップロックやポリ袋に入れて根気よく揉み続けてください。
実際に作ってみる
それでは実際に作ってみます。
まずは材料を全てフードプロセッサーの容器に入れてかき混ぜます。
↑ハンペンは混ぜやすいように細かく千切って入れます。
混ぜ終わった生地はザルや濾し器で濾しながら、別の器に移します。
↑濾す工程はやらないよりはやった方が良いとは思いますが、面倒くさい人は省いても問題ないと思います。
生地はこれで出来たので、次は卵焼き器の準備をします。
卵焼き器をコンロにセットして火をかけ、サラダ油を全体に塗り広げます。
↑私が愛用している銅製の卵焼き器です。
卵焼き器が十分に温まったら火力を最弱にして、生地を全て流し込みます。
↑時間が経つと卵と出汁の部分が偏るので、流し込む時にかき混ぜながら入れると良いです。
生地を流し込んだら、上からホイルを被せます。
この状態で生地全体が固まるのをじっくり待ちます。
↑真ん中辺りが中々固まらずにイライラしました。
生地の様子を見ながら時間を計ってみたのですが、大体17分前後で全体が固まりました(卵焼き器の場合)
生地全体が固まったら、一旦別の皿などに移し替えます。
↑裏面はこんな感じになっていますが、特に焦げ過ぎているわけではなく丁度良い感じです。
表面に焼き色を付けるために、卵焼き器に再び油を塗って生地を投入します。
↑1、2分程焼けば軽く焼き色が付きます。
まな板の上に料理用ガーゼを敷いて、その上に焼きあがった生地をひっくり返します。
↑焼いた食パンみたいな見た目になりました。
ここから巻きやすいように、包丁で生地に切れ込みを入れます。
↑切れ込みは浅く、間隔は2cm程度に入れてみます。
切れ込みを入れ終わったら端から巻いていきます。
↑私は料理用ガーゼで巻きましたが、凸凹を付けたい人はこの時に巻き簾で巻いてください。
※出来立てで熱いので、ゴム手袋をするか手を濡らすとやり易いです。
巻き終わったら、その状態を維持するためにサランラップや輪ゴムなどで固定します。
↑サランラップでグルグル巻きにすれば十分固定できました。
あとはこれを冷蔵庫で2時間程冷やせば完成です。
↑完成した伊達巻を切ってみると、ちゃんと渦巻状になっています。
食べてみると思ったより甘さを感じず、冷めているからなのか塩味を強く感じます。
甘い味付けにしたい人は砂糖の量を増やすか、ハチミツのような風味の強い甘味を混ぜてみると良いかもしれません。
作ってみた感想
今回初めて伊達巻を作ってみましたが、初めてにしては中々上手く出来たと思います。
やっている事は『巻かずに卵焼きを作って丸めている』ようなものなので、難しくはなかったです。
ただ一回目と二回目で感じたのは、卵焼き器で焼く場合だと固まるまでにどうしても時間がかかるということです。
焦げないように最弱の火力で焼き続けるので仕方ないのでしょうが、ひっくり返しても大丈夫なくらい表面が固まるのに平均で17分くらいかかります。
「調理に時間をかけたくない」
「下が焦げ過ぎないか不安になる」
という風に感じる人は、厚みのある卵焼き器ではなくフライパンで広く薄く焼いてみるのをオススメします。
あとはハンペンの味なのか冷めて味が濃く感じるのかはわかりませんが、思っていたより塩味を強く感じました。
オカズっぽくしたいなら問題ありませんが、お菓子ぐらいの甘さが好きな方は甘味を多めに入れた方が美味しくなると思います。
ぜひ自分のやり易いやり方で伊達巻を作ってみてください。
おわり
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