どうも、サンモトです。
↓先日、Amazonでサツマイモ(紅はるか・シルクスイート)を購入しました。
今回はこのサツマイモを使って『焼き芋タルト』に挑戦してみようと思います。
「12月に入り、昼間でも肌寒い時期になってきましたね」
「ここ数年の私は寒い時期になると通販でサツマイモを大量に購入し、焼き芋にして食べるということを続けています」
「じっくり加熱するだけで甘くて柔らかくなるサツマイモはズボラな私の良きオヤツです(-_-)」
「今年の冬も例年通りサツマイモを購入して、焼き芋にしながらチマチマと食べています」
「簡単に作れて美味しいので普通の焼き芋でも十分満足なのですが、『(せっかくこれだけあるんだから何か他の料理に使ってみるか?)』と思い立ち、今回『焼き芋タルト』に挑戦をしてみることにしました」
「実際に作ってみて感じたことや分かったことを簡単にまとめていこうと思います」
「私と同じように趣味の料理を楽しみたい人の参考になれば嬉しいです」
↓ノンフライヤーを使った『焼き芋』のレシピはこちら。
用意した材料
「お菓子作りに使用するサツマイモは甘い品種(紅はるか、シルクスイート、安納芋など)がオススメです」
「タルトに限らずお菓子にはバターを大量に使うものが多いので、無塩バターを多めに用意しておくと良いです」
「私が使っているタルト型は底取れ式の21cm型なので、この『タルト生地』の分量だと少し足りないため同じ分量の生地をもう一つ使用します」
「2~3人で食べるなら18cmぐらいのタルト型が丁度良い大きさだと思いますが、自宅にあるオーブンなどの加熱調理機の大きさに合わせて考えた方が良いでしょう」
「粉類はふるって入れた方が混ぜやすいので、目の細かい篩や漉し器があると便利です」
「『タルト生地』は分量や温度管理に気をつけなければいけないので、デジタルはかり・ゴムヘラ・スケッパーなどの製菓用の道具を用意した方が良いですね」
「手を使って捏ねる場合でもサランラップやゴム手袋などがあると手がベタベタにならずに済むと思います」
「アルミホイルやオーブンペーパーはお菓子作りに限らず加熱調理の際には便利なので常備しておくのがオススメです」
実際に作ってみる
それでは実際に作っていこうと思います。
以前作った『リンゴタルト』の時と同じように、土台となる『タルト生地』と具材の『焼き芋ペースト』を別々で作り、組み合わせていこうと思います。
↓以前作った『リンゴタルト』の記事はこちら。
『タルト生地』
まずは『タルト生地』を作っていきます。
↓無塩バター100gは常温に置き、少し柔らかくしておきます。
「21cmのタルト型で作るため、記載したタルト生地のレシピの2倍の分量で作ります」
↓ゴムヘラやスケッパーを使いクリーム状になるまでバターを練り、砂糖60gを加えて混ぜ合わせます。
↓砂糖とバターが混ざったら卵黄2個を加えて混ぜ合わせます。
↓卵黄が混ざったら小麦粉200gと塩1g(ひとつまみ)を漉し器で篩ながら入れます。
↓ヘラやスケッパーを使って、生地がポロポロした感じになるまで混ぜ合わせます。
↓平らな場所にサランラップを敷き、その上に生地を移します。
↓サランラップで生地を包み込み、手や麺棒で潰すようにまとめます。
「タルト生地は練り過ぎて柔らかくなると良くないので、上から伸ばすように圧し潰します」
「粉っぽさが無くなる程度にまとまればOKです」
↓ひとまとめにした生地をラップで包み込んだ状態で冷蔵庫に入れて、1時間程度休ませます。
↓休ませた生地を冷蔵庫から取り出して、常温で少し柔らかくしてから平たく伸ばします。
「サランラップやオーブンペーパーを被せて伸ばすと引っ付かずに広げられます」
「使用するタルト型よりも一回り程大きく伸ばします」
↓伸ばした生地をタルト型に被せて、手や指を使ってしっかりと密着させます。
↓形を整えたら生地の底の部分にフォークなどで穴を開けて、冷蔵庫で1時間程度休ませます。
「面倒くさい作業ですが体温で柔らかくなった生地をそのまま焼くと形が歪になるので、生地は冷やして休ませる必要があります(-_-)」
「底に穴を開けるのも焼いた時に底面が膨らむのを防ぐためです」
↓冷蔵庫で休ませた生地を取り出して、オーブンペーパーを敷いた天板に乗せます。
↓予熱したオーブンに入れて、180℃で20~25分程度焼きます。
「タルト生地を綺麗に焼く時は重石(タルトストーン)を使用するのが一般的ですが、そのまま焼いても問題なく焼けます」
「私は面倒なのでそのまま焼きました(-_-)」
↓時間が経ったらオーブンから取り出して、粗熱が取れたら型枠を外して『タルト生地』の完成です。
「今回は生地を厚めにして焼いたので割れたり崩れたりすることなく焼き上がりました」
「綺麗な形とは言えませんが、食べる分には特に問題なく出来たと思います」
『焼き芋ペースト』
次に具材となる『焼き芋ペースト』を作っていきます。
↓サツマイモを2~3個(約600g)用意します。
「今回使用するサツマイモは紅はるかという品種です」
「加熱するとネットリして甘くなり、お菓子作りにピッタリなサツマイモです」
↓水で洗って表面の汚れを落とし、オーブンペーパーで一つずつ包みます。
↓その上からアルミホイルで包み込み、予熱したノンフライヤーに入れて200℃で1時間程加熱します。
「私はいつもノンフライヤーで焼き芋を作っていますが、大きなサツマイモを使う場合はオーブンの方が作りやすいと思います」
「焼き芋はじっくり加熱することで甘くて柔らかくなるので、時間をかけて焼くのがオススメです(-_-)」
↓加熱し終わった焼き芋は熱いうちに皮を取り、スプーンなどで潰していきます。
「皮は手で簡単に剥けるぐらい柔らかくなっていますが、熱いので火傷には注意が必要です」
↓焼き芋を潰し終わったら無塩バター30gを加えて、溶かしながら練り合わせていきます。
↓バターが混ざったらシナモンパウダーも適量加えて混ぜ合わせます。
「シナモンパウダーは思いつきで混ぜてみました(-_-)」
「水気が少なくて滑らかさがない場合は牛乳や生クリームを混ぜると良いと思います」
↓全て混ぜ終わり、粗熱が取れたら具材となる『焼き芋ペースト』の完成です。
「少し味見してみましたが、栗きんとんに似た食感ですね」
「砂糖は入れていませんが十分甘いです」
「シナモンの風味はあまり感じられません(-_-)」
『タルト生地』と『焼き芋ペースト』を組み合わせる
最後に完成した『タルト生地』と『焼き芋ペースト』を組み合わせていきます。
↓『タルト生地』を型枠から外して平らな場所に置き、スプーンなどで『焼き芋ペースト』を満遍なく盛り付けていきます。
↓盛り付け終わったらサランラップを被せて、冷蔵庫で数時間程冷やします。
↓十分に冷えて固まったら『焼き芋タルト』の完成です。
「あとは食べやすい大きさにカットしていただきます」
「チーズやヨーグルトなどと一緒に食べても美味しいと思います」
まとめ(食べた感想&作った感想)
「完成した『焼き芋タルト』を両親と食べてみました」
「見た目は少し緑がかっており、焼き芋感はあまりないです(-_-)」
「サツマイモを3つ使っただけあり、ボリュームはかなりありました」
「砂糖は入れていませんがじっくり焼いたおかげで甘くて柔らかく、サツマイモの素朴な風味が楽しめます」
「バターを混ぜたおかげで適度に滑らかになっており、固めのタルト部分と良い具合にマッチしています」
「実際に作ってみて感じたことや分かったことを挙げていきます」
「まず思ったのは作るのに時間がかかるということですね(-_-)」
「タルト生地を作るのに約2時間半、焼き芋を作るのに約1時間半、二つを合わせてから冷やして固めるのに2~3時間はかかるので、とても面倒です」
「タルト生地は失敗しやすいので、慣れるまで何度も作ってみないといけないのも他人にはオススメしにくい部分です」
「焼き芋部分が少し緑がかっているのは、サツマイモに含まれるクロロゲン酸という成分がアルカリ性の物質に触れることで起こる変色らしく、おそらく練り込んだバターによるものでしょう」
「同じくサツマイモに含まれるヤラピン(乳白色の液体)という成分は空気に触れると酸化して黒くなるため、焼き芋を料理に使用する場合はこの変色問題も念頭に置いた方が良いかもしれません」
「この変色を防止するための手段は調べてみる限りいくつかあるようです」
「しかし、どちらの成分も基本的に身体に良いものなので見た目にさほど拘らなければ特に気にする必要はないかなと個人的には思います(-_-)」
「表面に卵黄を塗って焼いたらスイートポテトのような黄色い感じになって焼き芋感が出るかもしれないなと思いました」
「シナモンパウダーを混ぜてみましたが、食べてみた感じとしては混ぜるより粉砂糖のように表面に振りかけた方が良いかもしれませんね」
「砂糖や卵黄、バターや生クリームを加えると見た目や美味しさは上がると思いますが、手間が増えるしカロリーにも気をつけなければならないのがネックですね」
「自分で作る場合は適度な作りやすさと栄養バランスを意識した方が良いと思います」
「総評としては今回の『焼き芋タルト』は美味しい一品になりましたが、これだけ手間暇がかかるとなると個人的には割りに合わない気がするなという感じです」
以上、【サツマイモを使って『焼き芋タルト』を作ってみた】の検証まとめでした。
おわり〼
コメント