どうも、サンモトです。
↓以前に購入したパイシートを使って今回も一品作ってみました。
「今回私が作ったのは“キッシュ”です」
「“キッシュ”はフランスのアルザス=ロレーヌ地方に伝わる卵と生クリームを使った郷土料理です」
「パイ生地やタルト生地で作った器の中に、アパレイユ(卵と生クリームを混ぜ合わせたもの)と具材(肉類・野菜類・チーズなど)を流し込んでオーブンで焼き上げたものになります」
「様々な具材を使用できるのでバリエーションは豊富ですが、基本的にはオカズっぽい感じの食べ物のようです(-_-)」
「以前から気になっていた料理なので、今回試しに作ってみることにしました」
「そんなわけで今回は以前使って余っていた古代米とブロックベーコンを具材にした『古代米とブロックベーコンのキッシュ』を作ってみました」
「この記事では私が実際に作ってみて感じた事や思いついた事を簡単にまとめていきます」
「私と同じように趣味の料理を楽しみたい人の参考になれば嬉しいです」
用意した材料
「パイシートは18cm×18cmの正方形で、2枚使って型枠に隙間なく貼り付けます」
「今回使用した型枠は金属製のバットです」
「卵は溶き卵にしてパイ生地に適量塗って焼き、余った分をアパレイユに流用します」
「生クリームが無かったので成分無調整の牛乳を代用しました」
「具材はシンプルにブロックベーコンと炊いた古代米(玄米)だけです(-_-)」
「ブロックベーコンはサイコロ状に切り、古代米は土鍋で炊いて柔らかくしたものを一緒にフライパンで軽く炒めます」
「大きめのオーブンとオーブンペーパー、ゴムヘラやスケッパーなどの道具があると作りやすいです」
実際に作ってみる
それでは実際に作っていこうと思います。
↓まずはブロックベーコン1袋を取り出してサイコロ状に切ります。
↓フライパンにオリーブオイルを適量入れて、火にかけて温めます。
↓フライパンが温まったら切り分けたブロックベーコンを入れて、軽く焼き目がつくまで中火で炒めます。
↓ベーコンに焼き目がついたら炊いた古代米280gを入れて、油分を吸わせながら全体を混ぜ合わせます。
↓全体がしんなりしたら塩胡椒を適量加えて味を調えます。
「チャーハンのイメージで作ったのですが、味見をしてみた印象としてはモチモチしていて炊き込みご飯みたいだなと思いました(-_-)」
「薄切りにしたベーコンと比べるとブロック状の方が噛み応えがあるのでボリュームを感じます」
↓味を調えたら火を消して、粗熱を取ります。
「これで具材の準備は完了です」
「野菜も入れた方が見栄えは良くなりそうですね(-_-)」
↓次に解凍したパイシート2枚と型枠を平らな場所に取り出しておきます。
↓型枠に合わせてパイシートを貼り付けていきます。
「生地は隙間が無くなるようにくっつけて、厚みも出来るだけ揃えます」
「成形に時間をかけ過ぎると生地が温まって緩くなるので、手早く作業します」
↓型枠に貼り付け終わったら、底面にフォークなどで穴を開けておきます。
↓適当な大きさに切ったオーブンペーパーを上に被せて、余ったパイ生地は丸めて上に乗せておきます。
「余ったパイ生地を重石代わりに乗っけてみましたが、この時点で重石としては不十分だろうなとはわかっていました(-_-)」
「本来は生地が膨らみ過ぎないようにタルトストーンなどの道具を使うのが普通ですが、今回は検証のためにこのまま焼いてみます」
↓オーブン用の天板の上に置いて、予熱したオーブンに入れて200℃で15分程度焼きます。
↓時間が経ったら一旦取り出して、上に被せていたオーブンペーパーを外して生地を確認します。
「案の定、歪に焼き上がりました(T_T)」
「重石をしっかりしていないので表面が膨らみ過ぎているし、重石にしていた生地の下は生焼けに近い状態です(-_-)」
「重石は型枠全体に満遍なく乗せて、ある程度熱が通りやすいものか保温性が高いものが良いのだと思います」
↓生地の表面に溶き卵を満遍なく塗りつけます。
「溶き卵を塗って焼くことで生地の穴や隙間が埋まり、具材やアパレイユを入れた時に生地の外に流出するのを防いでくれます」
↓再び予熱したオーブンに入れて、180℃で20分程度焼きます。
↓時間が経ったら取り出して、しっかり火が通っていることを確認できたらこのまま粗熱を取ります。
↓残った溶き卵と牛乳120gを混ぜ合わせてアパレイユにします。
↓パイ生地の器にフライパンで炒めた具材を敷き詰めて、隙間を埋めるようにアパレイユを流し込みます。
↓仕上げに粉チーズを適量振りかけて、予熱したオーブンに入れて180℃で30~40分程度焼きます。
「表面が焦げそうな場合は大きめに切ったアルミホイルをふんわり被せると良いと思います」
↓時間が経ったらオーブンから取り出して、粗熱を取ります。
↓粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて、数時間程しっかり冷やして固めれば『古代米とブロックベーコンのキッシュ』の完成です。
まとめ(食べた感想&作った感想)
「完成した“キッシュ”を両親と食べてみました」
「見た目は、遠目で見たらブルーベリーパイに見えなくもありません(-_-)」
「型枠にガッチリくっついていたので、切り分けるというよりは引き剥がす感じで取り出しました」
「モッチリした古代米とサクサクのパイ生地が美味しかったです」
「実際に作ってみて感じた事や思いついた事を挙げていきます」
「まず作り方に関しては、完成まで時間がかかるので気軽に作れる部類の料理ではないですね」
「市販のパイシートを活用しても手間が多いので、たまに作るぐらいで丁度良いと思います(-_-)」
「具材を入れる器になるパイ生地ですが、重石をしないで焼くと歪な形に膨らみやすく、具材を入れにくかったり脆くなったりします」
「かといって空焼きせずパイ生地に具材を投入すれば火の通りが悪くなって生焼けになるので、面倒でも重石はしっかりして焼いた方が良いのでしょう」
「重石にはタルトストーンという道具を使うのが一般的ですが、生米や乾燥豆などでも代用できるみたいです」
「個人的には石焼き芋を作る時に使う石なんかも良さそうだなと思いました」
「あと印象に残ったのは、型枠にバターなどの油分を塗り忘れたので完成後にめちゃくちゃ取り出しにくかったことでしょうか(完全に私のうっかりミスですが)」
「今回は金属製のバットを型枠に使いましたが、底取れ式のタルト型の方が取り出しやすいと思います」
「味に関してはサクサクのパイ生地とギッシリ詰まった具材のおかげで食べ応えがあります」
「今回は具材が多めだったのでたくさん詰められましたが、具材が少ない場合はアパレイユやチーズの分量を増やすと良いかもしれません」
「生クリームが無かったので牛乳を代用しましたが、豆乳やヨーグルトなどを使った場合の変化も気になりますね」
以上、【パイシートを使って『古代米とブロックベーコンのキッシュ』を作ってみた】の検証まとめでした。
おわり〼
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