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【“親知らず”抜歯体験談】“親知らず”抜歯までの流れ~抜歯後の注意点を解説

日常の雑談
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どうも、サンモトです。

先日、“親知らず”の抜歯を済ませてきました。

“親知らず”を抜くのはこれで2回目になります」

「1回目は真っ直ぐに生えてきたものだったので、普段から通っている歯科医院で抜きました」

「2回目は歯茎に埋まった状態のものだったので、口腔外科の紹介状を作ってもらい、予約を入れて抜きに行きました」

今回はその時の体験を元に、“親知らず”を抜くまでの過程とそれに関連する出来事』を記事にまとめてみようと思います。

「親知らずって早めに抜いた方が良いんだよね?」

「抜歯ってどういうことをするんだろう?」

このような疑問を持っている人の悩みや不安を解決できることを書いていこうと思います。

私と同じように“親知らず”を抜くことになった人の助けになれたら幸いです。

“親知らず”とは

まず“親知らず”について簡単に解説します。

↓フリー画像の中から見やすい物を拾ってきました。

“親知らず”とは奥歯の一番後ろにある歯のことで、正式名称は第三大臼歯だいきゅうしと言います(智歯ちしとも呼ばれます)」

“親知らず”と呼ばれる由来は、『親が知ることなく生える歯』だとか『乳歯をと見立てた場合、乳歯から生え変わらずいきなり生えてくるから』などの説があるようです」

“親知らず”は上顎と下顎の上下左右に2本ずつ、計4本ありますが、歯茎の下に埋まって出てこない人(埋伏歯まいふくし)や元から無い人(先天性欠如)もいるので全ての人が4本生えるわけではありません」

“親知らず”=早く抜いた方が良い、と考えられがちですが、正常に生えて上手く機能している場合や特に問題が出ないような生え方をしているなら無理に抜く必要はないようです」

「歯を抜くのはそれなりにリスクを伴うものなので、自己判断せずに歯科医師に相談してから決めるのが良いでしょう」

“親知らず”の『抜歯までの手順』と『抜歯後の注意点』&諸費用について

“親知らず”『抜歯までの流れ』『抜歯後の注意点』諸費用について簡単に説明します。

“親知らず”の抜歯前にすること
  1. X線レントゲン)CT(コンピュータ断層撮影)検査
  2. 紹介状の作成
  3. 診察の予約

“親知らず”を抜くためにはまず“親知らず”の状態を確認しなければなりません」

「普段通っている歯科医院で歯のレントゲンやCTを撮ってもらい、歯科医師の判断を仰ぎます」

「その場で抜けるようなら問題ありませんが、外科手術が必要な場合は口腔外科などの専門医に処置してもらうことになります」

「歯科医院で紹介状を書いてもらい、紹介状の宛先に自分で診察予約の電話を入れます

※紹介状がなくても口腔外科で直接診察してもらうこともできますが、その場合は検査のための別途費用(5000円程度)がかかります

※紹介状がある場合でも一度目の診察では問診と手術内容の説明を聞く必要があり、手術は別の日に予約を取って受けるのが一般的です(症状によっては即日で抜歯できたり、入院して行う場合もあります)

※抜歯手術をする前(1週間前後)に『新型コロナウイルスのワクチン接種』を行った場合は手術ができないとの説明を私は受けたので、ワクチン接種の予定がある人は事前に病院に相談してください。

“親知らず”の抜歯の手順は以下のようになります。

“親知らず”の抜歯手順
  1. 麻酔をかける(局所or全身)
  2. 特殊な器具で歯茎から“親知らず”をほじくりだす(場合によっては分割して取り出す)
  3. ガーゼを強く噛んで止血する(※歯茎を切開した場合は縫合ほうごうする
  4. 空いた穴が自然に治癒するのを待つ

「簡単に説明するとこれだけですが、その人の“親知らず”の生え方や体調によって手術の難易度や回復にかかる時間は変化します」

「簡単に抜きやすいのは真っ直ぐ歯茎から生えているもので、そのような場合なら一般の歯科医院でも処置してもらえることが多いです」

「難しいのは歯茎や顎の骨の中に埋まっているもの(埋伏歯まいふくし)や、歯の根っこの形が複雑で抜くと神経を傷つけてしまうようなものです」

「抜歯の際に歯茎をメスで切開したり、歯や骨を工具で削ったりする必要がある場合は一般の歯科医院では対処が難しいので、大学病院や総合病院の口腔外科を紹介されるケースが一般的です」

“親知らず”の抜歯後に注意すべき点は以下の通りです。

“親知らず”抜歯後の注意点
  • 傷口を指や舌で触る
  • 飲酒・煙草たばこ
  • 血圧の上がるような運動
  • 入浴(シャワー可)
  • 激しいうがい(軽くすすぐ程度なら可)

「上記のことに気をつけて傷口が塞がるまで過ごしてください」

「個人的な見解ですが、抜歯してから丸一日は何もせず安静に過ごした方が良いと思います」

「術後に痛み止め(鎮痛剤)抗生物質を数日分処方されるので、用法通りに服用して自然回復するのを待ちます」

“親知らず”を抜いた直後は歯茎に穴が空いた状態になり、その穴の中で血が溜まりカサブタ(血餅けっぺい)になって、その下で新しい歯肉が形成されて徐々に治っていきます」

“親知らず”を抜歯してから完治するまでには約3ヶ月~1年程度かかると言われます」

「上記の注意点のようなことをすると穴の中で血が固まらなかったり剥がれてしまい快復が遅れます」

「穴が露出した状況が続くとやがて骨に細菌が感染して痛みを引き起こすドライソケットという状態になってしまうので気をつけてください(そうなった場合は通院している歯科医院に相談してください)」

“親知らず”の抜歯にかかる費用の目安はこれぐらいです。

『“親知らず”の抜歯』にかかる費用の目安(保険適用・3割負担の場合)
  • 普通抜歯          約800円
  • 難抜歯           約1,500円
  • 骨性完全埋伏歯・水平埋伏歯 約3,500円

「抜歯の難易度が高くなるほど費用も高くつきます」

「これはあくまで抜歯の手術代のみの金額で、処方される薬代やその他の診察にかかる費用は含まれていません」

「処置の内容によって金額は変わってくるし、保険が適用されていないような処置をする場合でも費用は高くなります」

「総額でいくらくらいになるかは個人差があるため、目安として知っておくと良いと思います」

抜歯手術を受けた感想(抜歯直後〜術後の経過)

ここからは私の体験談を書いていきます。

私が“親知らず”の抜歯手術を受けたのは四日市市民病院という総合病院でした。
普段通っている歯科医院で紹介状は作ってもらい、診察の予約を自分で入れました。

「一度目の診察では“親知らず”の抜歯手術に関しての説明を受けました」

「歯を抜くのはそれなりにリスクを伴うものなので、手術後のしびれ・痛み・れなどの症状の説明や注意点を聴いて、手術の同意書にサインをします」

「私の“親知らず”の場合は右下顎の歯茎に埋まった状態だったので、『歯茎をメスで切開して歯を露出させてから工具を使って歯を数個に分割して取り出す』と説明されました」

↓その時に紙に描いてもらった図です。

「この時点でゲンナリした気分でしたが、予約が一杯で手術が出来る日は早くても2ヶ月ぐらい先になると言われた時はもっとゲンナリしました(-_-)」

「一度目の診察に訪れたのがゴールデンウィーク前の4月20日頃だったのですが、予約が取れる日が早くても6月後半だと言われたので、6月30日(木)の12:00で予約を取りました」

「幸い私は特に重い症状や切羽詰まった状況ではなかったので良かったですが、長く待たされるのは精神的にも肉体的にも辛いです」

自分に都合の良い日に予約が取れるとは限らないので、思い立ったら何事も早めに行動するのが大事だなと思いました」

一度目の診察から2ヶ月程経って抜歯手術を受けましたが、手術自体にかかった時間は30分程度だったので思っていたよりもすんなり終わりました。

↓抜いた“親知らず”は記念に貰っておきました。

「手術中は麻酔も効いていたのでそれほど痛くなかったです」

『(手術中は開口具などで口を開けた状態にするのかな?)』と思っていたのですが、普通に手で口をこじ開けられて手術されました(-_-)」

「手術中は『(口の小さい人や口が開けにくい人は大変だなぁ)』とか『(歯を削った時の特有の臭いが辛いなぁ)』とか考えていました」

手術は無事に終わり、痛み止め(鎮痛剤)抗生物質を処方されて帰りました。
かかった費用は薬代込みで6000円程度(保険証で3割負担)でした。

「麻酔の効果は1時間程度で切れて、抜歯当日は口の中に鈍い痛みと血の味が充満しました」

「食事は普通にして良いと言われましたが、口を動かすのが億劫おっくうだったのでその日はゼリーや栄養ドリンクなどで済ませました(食べられるなら普通に食べて栄養を摂取した方が良いです)」

『(食べる時に口の奥が使えないのは不便だなぁ)』とか『(飲み物は顔を傾けながら飲むと傷口に当たらないなぁ)』なんて考えながら過ごしました(-_-)」

縫合ほうごうされた箇所がつっぱる感じはありますが、2~3日経てば痛みもほとんどなくなり、食事は問題なく取れるようになりました」

切開した部分を糸で縫合ほうごうしているので、1週間程経ったら抜糸ばっしをしなければなりません。
抜糸は一般の歯科医院でも出来るので、普段通っている歯科医院に行って取ってもらいました。

「人によっては抜歯した10日後ぐらいにれや痛みが強くなることもあるそうです」

「痛みが酷い場合は追加で痛み止めを処方してもらったり、診察を受ける必要があります」

「抜歯後はしばらく穴が空いた状態が続くので食べカスなどが溜まりやすくなりますが、その場合は液体を口に含んで洗い流すようにすると良いそうです(引っかいたり傷つけるようなことはしないでください)」

原因不明の体調不良に襲われる

抜歯後の経過ですが、口の中に関しては特に問題なく、順調に回復しました。

それとは別に、原因不明の体調不良にここ数週間悩まされていました。

「なぜかわかりませんが6月下旬から身体の調子が悪く、抜歯後は特にお腹の調子が悪くなりました(少々汚い話題になるのですみません)」

「季節の変化(気温と湿度が上がった)によるものなのか、それとも処方された薬の副作用なのかはわかりませんが、普通に食事をした後に膨満感ぼうまんかん倦怠感けんたいかんが襲ってきて、数日間下痢げりが続き、何度もトイレに行かなければなりませんでした(-_-)」

「激痛や血便などの症状が出るようなら病気の可能性が出てくるようですが、幸いにもそこまで重症化することはありませんでした」

「個人的な所感では環境の変化で身体が疲労気味なところに、抗生物質などの薬の作用によって腸内細菌のバランスが崩れたせいかなと予想しています(私は医学に関しては素人なので無駄な考察なのかもしれませんが)」

一番の問題はお腹の調子が悪くて何もする気にならないということでした。

趣味の料理はもちろん、体力・気力がなければ興味・関心のあることを調べたり挑戦したりする気にもなれません。

「(身体がダルくて、何もする気にならないなぁ・・・)」

「(お腹の調子が悪くなるから、食べるのが辛いなぁ・・・)」

こんな感じでグロッキーな状態だったので、ここ最近は回復に努めて大人しく過ごす日々が続きました。

↓食事は果物やヨーグルトなどの消化に良さそうな物を食べるようにしていました。

「家にいる時は消化に良い食べ物をちびちび食べつつ、仕事中は飲み物だけ口にして過ごしました」

「市販の栄養剤や整腸剤も服用して腸内環境の快復に努めました」

「その甲斐あってか、ようやく体調が良くなり始めて、この記事を書いています」

まとめ:何事も早めの対処が肝心

今回の経験を経て、

  • 『何事も早めに対処する』
  • 『出来ることをやったら余計な不安は持たない』

ことの大切さを学びました。

本格的に暑くなって体調を崩しやすい時期になってきましたが、もし体調を崩すような事があっても

「運が悪いなぁ・・・」

と思うのではなく

「健康の大切さに気づくキッカケになった!」

とポジティブに考えてみるのをオススメします。

「今回の件で改めて『健康って大事だなぁ・・・』と実感しました」

「食事を楽しんだり、身体を動かしたり、やりたいことに挑戦したり、健康でないと出来ないことはたくさんあります」

「何事もない時にはつい忘れがちですが、何をするにしても身体が資本です」

「忙しいとか面倒くさいとか適当な理由を付けてついつい雑になりがちですが、日々の生活をより良くするためには健康は切っても切れない重要な要素なのだと痛感できました」

「これから“親知らず”を抜こうか悩んでいる人も、抜いた後の人も、ぜひ自分の健康を一番に考えて行動に移してもらえればと思います」

「健康でより良く生きられるように頑張りましょう」

おわり〼

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