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どうも、サンモトです。
↓先日、通販でこんなものを買ってみました。
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「これは『葛粉』と『和三盆』という食材です」
「『葛粉』は植物の葛から抽出された澱粉のことで、混じり気のない葛粉100%のものは本葛と呼ばれます」
「『和三盆』は香川県や徳島県などで昔ながらの伝統的な製法で作られている砂糖の一種で、高級砂糖として有名です」
「どちらも和菓子作りによく使用される食材で、安価で手に入る片栗粉や白砂糖と比べるとお値段も高めでした(-_-)」
「今回はこの食材を使って『葛餅』作りに挑戦してみました」
「実際に作ってみてわかったこと、注意点やアイデアなどを簡単にまとめていこうと思います」
「この記事が私と同じように趣味の料理を楽しみたい人の参考になれば嬉しいです」
※『葛粉』を使った料理は初めてなので、こちらのブログ『生涯葛道「葛塾」』で紹介されている作り方を参考にさせてもらいました。
↓こちらの記事で私が作った『葛餅』のレシピ部分を簡単にまとめてみました。
用意する材料・道具
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- 葛粉 30g
- 和三盆 10g
- 水 150g
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「『葛粉』は本葛(葛粉100%のもの)を使用しています」
「片栗粉で代用することも出来ますが、その場合は本来の『葛餅』とは違う感じになると思います」
「同じく『和三盆』も他の砂糖で代用できますが、その場合は水に溶けやすい物を使用すると良いと思います」
- テフロン加工の鍋・フライパン
- ゴムベラ
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「普段自宅で使用している鍋やフライパンでも問題ありませんが、『葛餅』作りには小さめの鍋やフライパン(テフロン加工)を使うと作りやすいと思います」
「混ぜたり練ったりするのにはゴムベラを使うのがオススメです」
実際に作ってみる
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それでは実際に作ってみます(今回は私と両親の3人分をまとめて作ってみました)
↓ボウルに葛粉90gを入れて、水450gを加えます。
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「『葛粉』の見た目は白くてサラサラした粉で、匂いは特にありません」
「基本的には片栗粉と同じ感じです」
↓ゴムベラでしっかり混ぜた後、濾しながら鍋に移し替えます。
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「溶け残りがあると仕上がりに影響があるらしいので、出来ることなら茶漉しなどで濾した方が良いです」
「今回使用した葛粉はかなり水に溶けやすく感じたので、しっかり混ぜれば濾さなくても良い気はします」
↓鍋に和三盆450gを加えて火にかけます。
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「『和三盆』は少し黒みのあるサラサラした砂糖といった感じです」
「少し味見してみましたが、黒糖に似た香りで口の中でスッと溶けて、あっさりした甘さでした」
「水にも溶けやすいので、そのまま入れて大丈夫です」
↓中火~強火にかけながら、ゴムベラで鍋全体を静かに混ぜます。
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↓少しすると半透明な固形部分が現れてくるので、水気が無くなるまで練り続けます。
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「強く混ぜすぎるとコシ(弾力)が無くなるらしいので、優しく練っていきます」
「強火でも焦げるような感じは特になかったので、最初から最後まで強火で加熱しても良さそうです」
↓全体が透明になったら火を止めて、取り出しやすいようにまとめます。
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「本来はもう少し透明になるようですが、『和三盆』を混ぜているためか少し黒みが出ているようです」
「トロミはありますがそこまで粘り気は強くなくて、片栗粉などに比べると滑らかな感じです」
↓まな板などの平らな場所に取り出して、平たく伸ばして広げます。
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「今回はまな板にくっつかないようにクッキングシートを敷いています」
「出来立ては熱々なので、素手で触らないように気をつけます」
「3人分を一度に作ったので量が多くなってしまいましたが、1人分なら平皿に取り出した方が良いかもしれません」
↓ボウルや鍋に水を溜めて、その中にクッキングシートごと沈めます。
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↓水の中でクッキングシートから剥がして、手で触れる程度に冷めたら取り出して適当な大きさに分割します。
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↓そのまま食べても良いですが、冷水に浸けて軽く冷やしてから器に盛ります。
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「出来立ての『葛餅』はプルプルで、人肌より少し熱いくらいです」
「冷やし過ぎると白く濁って固くなるので、冷水で冷やす場合は中心部分が仄かに温かいぐらいが良いと思います」
↓適当な器に入れて、きな粉や黒蜜で味付けすれば『葛餅』の完成です。
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「この『葛餅』を焼くと『葛焼き』という料理になるらしいので、こちらも試してみました」
↓『葛餅』の表面に餅粉を塗してフライパンで焼きます。
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「家に餅粉しかなかったのでこれを使いましたが、片栗粉や上新粉(米粉)などでもOKです」
「無ければそのまま焼いても良いと思います」
↓素焼きした場合とサラダ油で焼いた場合の2パターン作りました。
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↓これで『葛焼き』の完成です。
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食べた感想+作った感想
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「完成した『葛餅』と『葛焼き』を食べてみました」
「出来立ての『葛餅』は透明感があり、少し弾力のあるプルプルした見た目をしています」
「和三盆を混ぜたせいか、色が少し黒っぽくなりました」
「味の方は和三盆の仄かな甘さ以外に特にないので、味付け次第で色々な料理に応用できそうです」
「『葛焼き』の方は柔らかい焼餅のような感じで、カリッとした表面とプルプルした中身が不思議な食感です」
「素焼きしたものは表面が少し粉っぽくパサパサしていて、サラダ油で焼いた方は表面がパリッとして香ばしかったです」
「個人的には油で焼いた方が美味しかったです(-_-)」
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「実際に作ってみた所感と気づいた点などを挙げていきます」
「『葛餅』は葛粉を水で溶いて加熱するだけなので、作り方自体はとてもシンプルです」
「型や入れ物がなくても平らな場所に取り出して伸ばせば良いので、使う道具も少ないです(『葛切り』にしたい場合は型に入れたり、細く切る必要があるので手間が多そうです)」
「冷めると透明感と滑らかさが無くなるので、『葛餅』は出来立てをすぐに食べるのが良さそうです」
「『葛焼き』にする場合は油を引いて焼くと表面がパリッとして美味しいですが、出来立ての『葛餅』は柔らかくて掴みにくく、水気もしっかり拭き取らないと油がはねやすいのが難点です」
「『葛焼き』にする場合は時間が経って固くなった物を使うと良さそうな気がします(-_-)」
「和三盆を混ぜる場合は色が少し黒くなるようです(和三盆には糖蜜が含まれているため少し黒っぽい色をしています)」
「甘味は後からでも付け足せるので、葛粉と水だけで作った方が簡単だと思います」
「今回は三人分の分量を一度に作ったためか、手で持ち上げる際に重さでボロボロ千切れてしまったのは難点でした」
「慣れれば短時間で作れそうなので、横着せずに小さな鍋やフライパンで一人前を作るようにした方が良いかもしれません」
「加熱するとトロミが出て鍋の底や側面にこびりつきやすく、大きな鍋で作ると綺麗に掬い取るのが難しいです」
「テフロン加工の小さな鍋やフライパンで作った方が後片付けは楽だと思います」
以上、『葛粉を使って葛餅を作ってみた』の検証でした。
おわり
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