どうも、サンモトです。
↓今回は前回の検証に使った残りの鮎を使って『蒸し焼き』と『唐揚げ』を作ってみました。
「前回購入した冷凍の鮎がまだたくさん残っていたので、引き続き料理の検証に使っていきます」
「といっても生ものなので出来る限り早く消費したいし、あまり手間のかかる料理はしたくないというのが正直なところ(-_-)」
「他の検証候補としては『鮎めし』や『鮎ぞうすい』なども考えていたのですが、一度に作るにしてはボリュームがあって食べきれそうになかったので、シンプルな『蒸し焼き』・『唐揚げ』というラインナップに落ち着きました」
「これはこれでまだ作ったことのない料理なので、検証のし甲斐があります」
「そんなわけで今回は『鮎の蒸し焼き』と『鮎の唐揚げ』を作っていこうと思います」
「私と同じように趣味の料理を楽しみたい人の参考になれば嬉しいです」
↓以前作った『鮎料理』の記事はこちら。
用意する材料
「使用する材料の分量は適当です(-_-)」
「『蒸し焼き』はフライパンで、『唐揚げ』は天ぷら鍋を使って作っていきます」
「今回は食べる時の味付け用に蓼酢を用意してみました」
「蓼酢は植物の蓼を混ぜた酢のことで、鮎を使った料理と相性が良いらしいです」
実際に作ってみる
それでは実際に作っていこうと思います。
鮎の下処理
まずは鮎の下処理から。
↓冷凍された鮎を冷蔵庫に移して、半日ほどかけて解凍しておきます。
「カチカチに冷凍された魚を解凍するのには時間がかかるので、前日から冷蔵庫に移しておくのが良いと思います」
「早く解凍したい場合は流水に浸けておけば数時間程度で解凍できます」
↓解凍が終わったら包丁で表面のウロコやヌメリをこそぎ落とし、お腹を開いて内臓を取り出します。
「鮎は内臓ごと食べられる珍しい川魚ですが、私は内臓の苦味が苦手なので取ります(-_-)」
↓割り箸を使ってエラの部分も取っておきます。
↓白だしを少し加えた水で身全体を洗って綺麗にします。
「白だしを加えて洗うのは私の思いつきです(-_-)」
「普通に水で洗っても良いのですが、この方が臭いが取れたり下味が付いて良さそうだなと思ったので、魚を調理する時には基本的にやっています」
↓包丁で身に切れ込みを入れて全体に塩を塗し、キッチンペーパーで包みます。
↓このまま少し置いて余分な水気を取ったら鮎の下処理は完了です。
『鮎の蒸し焼き』
下処理した鮎を使って『鮎の蒸し焼き』を作っていきます。
↓味付け用に塩を軽く振って、クッキングシートを敷いたフライパンの上に乗せて弱火~中火で加熱します。
↓箸などで適度にひっくり返して両面に軽く焼き目をつけます。
↓両面が焼けたら白だし6gを加えた水20~30gをフライパンに流し込みます。
↓蓋をして中火で5~10分程度、水気が少なくなるまで蒸します。
↓蒸し終わったら火を止めて、粗熱を取れば『鮎の蒸し焼き』の完成です。
『鮎の唐揚げ』
下処理した鮎を使って『鮎の唐揚げ』を作っていきます。
↓下処理した鮎に塩胡椒を軽く振って下味をつけます。
↓ジップロックなどの密封できる袋に鮎を入れて、片栗粉を適量入れて全体に塗します。
↓天ぷら鍋に油を入れて、160℃に加熱します。
↓片栗粉を塗した鮎を袋から取り出して、余分な片栗粉を叩き落としてから油の中に投入して、160℃の低温で5分程度揚げて一度取り出します。
↓180℃に油の温度を上げて、再び鮎を1~2分程度揚げます。
↓キッチンペーパーを敷いた皿に置いて、粗熱が取れたら『鮎の唐揚げ』の完成です。
「私は骨ごと食べられるようにしたいので二度揚げにしています」
「最初から180℃で2~3分程度揚げてもOKです」
食べた感想&作った感想
「完成した『鮎の蒸し焼き』と『鮎の唐揚げ』を蓼酢をつけて食べてみました」
「蒸し焼きの方は小骨が多くて食べづらかったですが、身はホクホクして美味しかったです」
「唐揚げの方は二度揚げしたおかげでカリカリになっており、骨ごと食べられました」
「どちらも内臓を抜いて調理したので、鮎料理の感想としてよく言われる苦味は特に無く、癖のない白身魚といった感じです」
「蓼酢はサッパリした辛味と酸っぱさがあり、鮎に限らず他の魚料理などにも合いそうだなと感じました」
「実際に作ってみた感想や思いついたことを挙げていきます」
「鮎と他の川魚の違いとしては、“胡瓜のような青臭さ”と“内臓ごと食べられる”という点でしょうか」
「青臭さは熱を通せばほとんど無くなりますが、内臓ごと食べられる魚というのは珍しい気がします」
「巷でよく聞く鮎料理の苦味は内臓からくるものなので、内臓を抜いてしまえば特に苦くもなく、癖のない白身魚といった感じです」
「蓼酢は鮎料理に欠かせないと言われていますが、おそらくはこの苦味と調和させるのに丁度良い辛味・酸味だからなのだと思います」
「蓼には殺菌作用があるので、食あたりを防止する意味でも丁度良いみたいですね(-_-)」
「内臓(苦味)が鮎の醍醐味とも言えるので、鮎を内臓ごと食べない人には他の川魚との大きな違いはあまり感じられないと思います」
「ただ内臓ごと食べられると言っても、その内臓が傷んでいる場合もあるし、パッと見では判断しづらいということもあります」
「自分で調理する際はその辺りの問題点はしっかり意識しておいた方が良いでしょうね(-_-)」
以上、【鮎を使って『蒸し焼き』と『唐揚げ』を作ってみた】の検証まとめでした。
おわり〼
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