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【所感】『何のために保険に入っているのか?』について答えられないなら、一度見直した方が良いかもしれない【いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」】

最近読んだ本
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どうも、サンモトです。

↓最近こんな本を読みました。

「書籍のタイトルは『いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」』、著者は後田亨うしろだとおるさんと永田宏ながたひろしさんという方です」

「タイトルにもある通り『その保険って本当にいるの?』という事について考えさせられる内容になっています」

「個人的に納得できる部分がたくさんあり、『保険について疑問を持っている人』にオススメです」

「私自身もつい最近自分の保険について見直しをして、働くようになってから入った保険のほとんどを解約しました(-_-)」

「この記事ではそんな保険について、私の所感を彼是あれこれと書いていこうと思います」

『保険』は何のために入るのか?

「ここで言う『保険』というのは、民間保険の事を指しています」

民間保険民間の保険会社が運営・提供する保険のことで、色々な種類(生命保険・医療保険・終身保険など)があります」

自分で民間保険に入るようになるのは大人になってから(働くようになってから)がほとんどだと思いますが、

「『保険』は何のために入るのか?」

と聞かれて即答できる人はどれくらいいるのでしょうか?

このような質問に対して昔の私は、

「もしもの時のため・・・?」

「将来何が起こるかわからないから・・・?」

こんな風に曖昧あいまいで濁した回答をしていたと思います。

「つまりそれっぽいことを適当に言って周りに合わせていました」

「もっと正直に言えば、『保険』に関する事は自分にとってどうでも良いことだと思っていたのです(-_-)」

保険について真剣に学ぼう・理解しようとしてこなかった私自身の怠慢ではありますが、その一方で多くの人が保険について学ぶ機会自体が少ないのだと今は思います。

義務教育で公的保険や民間保険の内容について教わった記憶はありません(私の記憶違いならすみません)し、周りの人からも保険に関して得心とくしんのいく回答を貰ったこともありません。

「働き始めたらみんな何かしらの保険には入っている」

『もしもの時』のために保険は必要」

「(職場or家族が)入っている保険だから、自分も入っておいた方が良いと思った」

「(自分or知り合いが)『保険に入っていて良かった』と感じた出来事がある」

このような言葉を聞いても、

「(間違ってはいないと思うけど、何かズレているように感じるんだよなぁ・・・)」

と感じるのは、私がどちらかといえば理屈っぽく物事を考えるタイプだからでしょうか。

上記のようなことを言われた際に私の頭の中では

「(『もしもの時』って具体的にどんな時だよ!?日頃からそうならないように努力している上で言ってるのか!?)」

「(『保険に入っていて良かった』っていうのはあくまで不幸中の幸いってことで、客観的に見たらマイナスなのは変わらないじゃん!?)」

このような思考で一杯になるのですが、世間の人はどうなのか気になります。

保険に対する世間の見解の相違には、このような理屈感情での捉え方の違い』があるのだと思います。

「この書籍『いらない保険』を読んでいて改めて感じたのは、『保険のことを考えるのは難しいなぁ(めんどくさいなぁ)』ということです(-_-)」

『保険の保障内容が複雑でややこしい』とか『保険を勧めてくる外交員をどうやってかわすか?』といった問題のことではありません(もちろんそんな悩みの人もいると思いますが)」

自分にとって『最適な保険』を選ぶには『自分の人生設計をきちんと建てた上で、途中で立ちはだかる障害物やイベントに対して保険を上手く扱うこと』を考えねばなりません。

保険にはこれさえあれば安心というものはないため、『限定された条件で最大限効果を発揮する』ようなものを選ぶ必要があります。

「例えとして、十徳ナイフをイメージしてみてください」

「十徳ナイフは色々な道具の機能が付いていて、手軽に持ち運べるようにコンパクトにまとめられています」

「しかしその機能全てをフルに活かすような場面は日常では中々ありませんし、コンパクトにする都合で一つ一つの道具の性能は『専用の道具』に比べると明らかに劣ります(-_-)」

「つまり中途半端ということです(ディスっているわけではありません。ロマンは認めます)」

「保険も同じで、十徳ナイフのような色々な状況に使えるコンパクトな物ではなく、最初から限られた場面で活躍する『専用の道具』を選ぶべきなのです」

当たり前と言えばそうなのですが、保険は『もしもの時』に備えるものです。

もっと明確に言えば『めったに起きないが、起きてしまうと個人では背負いきれない大きなリスク』に対応するためのものです。

なので、その『もしもの時』が具体的に想定できないのなら効果的な備えを用意することなどできません。

「保険に入っているからといって、リスク自体が無くなるわけではありません

「小さなリスクに対して保険で対応しようとするのはコストパフォーマンスが悪いです」

「保険は便利なものですが、扱い方を間違えれば薬にならないどころか毒にもなってしまう代物だと認識しましょう」

  • 自分はどんなリスクに備えるべきなのか?
  • そのリスクはどの程度の保障があれば十分か?

まずはこの辺りをハッキリと認識することが大切だと思います。

どのような『保険』を選べば良いのか?

「ではどのような保険を選べば良いのか?」

ということに関しては

「人によって違うので一概いちがいには言えません」

という結論になります(突き放すような言い方になって申し訳ありませんが)
こればかりは『自分で納得のいく選択をする』他に答えはありません(-_-)
自分で調べたり、誰かに相談したり、方法は色々ありますが最終的には自分で判断する必要があります。

保険を選ぶ際によくある勘違いとしては『その保険に入ることで損をするか得をするか?』という考え方です。
そもそも起こってほしくないような“もしもの時”を想定して入るのが保険です。

「保険に入っていたから得をした!」

「保険に入ってなかったから損をした・・・」

このように損得で判断するようなものではないという理解はしておいた方が良いと思います。

「保険を選ぶ基準ですが、強いて言うなら『社会保険でカバーできない部分』を軸にして考えてみるのは良いかもしれません」

「日本は国民皆保険制度によって誰もが保険(社会保険)に入っており、この社会保険は実はとても優秀です」

『社会保険では手の届かない所に絞って対策する』と考えれば、さほど難しくないと思いませんか?」

「先ほども言ったように、日本人全員が加入している社会保険の内容はかなり充実しているのでよほどのことがない限りは保障が足りずに致命傷を負うような事態にはならないと思います」

「社会保険に関して詳しく調べて理解できたなら、『案外自分に必要な保険というのは少ないのかも?』『これなら違うやり方でも大丈夫かもしれない』となるかもしれません」

「知らないことからくる不安や誤解というのは結構あるので、兎にも角にも自分で調べられる範囲は自分で調べてみるのをオススメします」

大事なのは

  • 全てを保険でカバーしようとは考えない
  • 他にもっと良い方法があるかもしれない

と考え続けることだと思います。

人生という長い旅路の主役は自分(保険はお供)

保険に関して色々と語ってみましたが、結論としては

「保険はシンプルで良い」

という一言に尽きます。

私も最近になってようやく自分の保険周りのことをスッキリさせることができたので偉そうなことを言える立場ではありませんが、心底そう思います(-_-)

私自身は理屈っぽい人間なので、保険に対して感情的な部分は切り離して考える取り組み方が性に合ったのでしょう。

「頭では理解できるけど、感情の部分で中々納得できない」

「自分で調べたり勉強したりするのが億劫おっくう

「不安なものは不安だ」

このように考えてしまう人も多い(寧ろほとんどだと思います)というのもよくわかるつもりです。

しかし、保険に関しては自分で行動を起こさない限り良くなることは基本的にありません

「親切な誰かが甲斐甲斐しくお世話をしてくれたり、相談した相手が本当に自分のことを想って助言してくれるとは限りません」

「最終的な判断は自分でしなければならないし、その責任を負うのも自分自身です」

「そうでなければこの先後悔するようなことがあった時、その後悔を受け止めて前に進むことができなくなってしまいます」

もし現在、自分が入っている保険について疑問を感じるような時があるなら、行動を起こすチャンスだと考えてみてください。

『人生100年時代』と言われる昨今ですから、『もう遅い』なんてことは案外少ないのではないかと私は思います。

自分の人生は自分でより良くしていきましょう。

おわり

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