「どうも、サンモトです」
「この記事では秋田県の郷土料理『あさづけ』のレシピをご紹介します」
「郷土料理の『あさづけ』は一般的な漬物(浅漬け)とは別物で、白米(うるち米)を水で煮込み砂糖と酢で味付けした甘酸っぱいお粥のような料理になります」
「季節の野菜や果物などと一緒に食べるサッパリした一品です(-_-)」
「比較的簡単に作れるので、興味のある方はぜひ試してみてください」
材料
「白米(うるち米)は生米の状態で軽く潰してから使用するので、スリコギやフードプロセッサーなどの器具があると便利です」
「米粒をすり潰すのが面倒な人は上新粉を使っても良いと思いますが、その場合は粒々した食感は無くなります」
「砂糖にはまろやかな風味とスッキリした甘みのてんさい糖、酢はコクとうまみが深い純米酢を使用しています」
「使用する酢と砂糖の種類・分量はお好みで調整してみてください」
「酢と砂糖の分量が多いと酸っぱさで咽たり甘さがくどくなるので、個人的にはあっさり目がオススメです」
「今回の記事では具材はシンプルに胡瓜だけで、塩もみをして使います」
「柔らかいフルーツなどはそのまま盛り付けてもOKですが、固めの野菜(根菜類など)は下茹でして柔らかくしてから使用してください」
作り方
↓白米(うるち米)75gを水で2~3回軽く研ぎます。
↓研ぎ終わった生米を適当な器に移して、全体が浸かる程度の水を加えてサランラップをかけて、3時間程度置きます。
↓具材に使う胡瓜は両端を切り落とし、食べやすい大きさにします。
「私は単純に輪切りにしましたが、食べやすい形なら何でも良いと思います」
「種の部分の食感が苦手な人は、胡瓜を縦に半分に切ってからスプーンなどでほじくり出してください」
↓切った胡瓜をボウルに入れて、1本あたり1.5g(小さじ1/4)の塩を塗して馴染ませます。
↓5~10分程度置いてから手を使って余分な水気を絞り出せば“胡瓜の塩もみ”の完成です。
「すぐに使わない場合はサランラップをかけて冷蔵庫に入れておきます」
↓水に浸けておいた生米を水切りして、軽く粒が残る程度にすり潰します。
「私は麺棒を使ってボウルの中で地道にすり潰しましたが、面倒な人はミキサーやフードプロセッサーなどの器具を使った方が良いと思います(-_-)」
「上新粉を使う場合はこの工程は省けるので更に時短になります」
↓すり潰した生米を鍋に入れて、水600gを加えて火にかけます。
↓中火で加熱しつつ、砂糖100g・塩1gを加えてヘラなどでかき混ぜます。
↓軽く煮立って全体に透明感とトロミが出てきたら火を止めます。
↓酢30gを数回に分けて加えながらかき混ぜて、粗熱を取ります。
↓冷めたら器に盛り付け、塩もみした胡瓜をのせれば『あさづけ』の完成です。
「暑い時期に丁度良いサッパリした味付けです」
「使用する材料によってオカズっぽくしたりデザートっぽくしたりできるので、自分好みの味付けを探してみてください」
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