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10年間工場勤務をして思ったこと『新入社員~中堅社員編』

よもやま話
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どうも、サンモトです。

前回の「10年間工場勤務をして思ったこと 研修期間~新入社員編」に引き続き、工場で働いていて感じたことなどをツラツラと書いていこうと思います(-_-)

今回は入社してから2~5年目にあったことを中心に挙げていきます。
今回の記事を書くために用意した下書き(ネタ帳のようなもの)を時間を空けて読み返していたのですが、

「何か・・・全体的に暗い話ばっかりだな・・・」

と我が事ながら呆れてしまいました(-_-)
思い返せば、仕事に関することはどれもネガティブなものばかりが頭に浮かんできます。

前回の内容も明るいものではなかったですが、今回の話もわりと暗い感じになっています。
ですので、ネタ話程度の気軽な気持ちで読み飛ばしてもらえたら幸いです。
人によってはつまらないと思うかもしれませんが、全て私が体験し自覚した大切な事なので、記事にして残したいと思います。

仕事へのやる気低下→自分の夢・希望を探す

まず最初に思い浮かんだのが、仕事に対するやる気がどんどん無くなっていった事です。

働き始めの頃は仕事を覚えたり、日常の変化だったりで忙しいのですが2年も経てば次第に変化は少なくなってきます。
特に工場の仕事に関しては作業内容を覚えてしまえば、特に何も考えずに出来てしまうようなことが多いです。

こう言うと工場系の仕事自体をバカにしていると思われるかもしれませんが、そのような意図はないので誤解しないでください。
ただ現場作業は単調なものが多いので、人によって向き不向きが激しいとは思います。

私は学生の頃、

「仕事はあくまで仕事として割り切るべきだ」

という考えでした。
確かに会社に勤めて給料を貰う仕事なら、『ある程度の妥協や割り切り』は必要だと今でも思います。

しかし最近は、

「生涯続けようと思うなら、情熱を持って取り組める仕事をするべきだよなぁ・・・」

「その仕事内容が自分や他人にとって有意義であるべきだよなぁ・・・」

とも考えるようになりました。

私は車関係の工場で働いていますが、私個人は車に対して特に関心はありません。
車は便利な物だとは思いますが、使わないで済むなら私は使わない人間です(多分)
日常生活に関しても、仕事以外で特に外出することもなければ高価なブランド品が欲しいといった欲求もありません。

日常を静かにのんびり気ままに過ごすのが理想です(これは十分贅沢な願望かもしれませんが)

結局のところ

「お金のため!」

「やりたい事や夢がないから適当に何かする!」

といった漠然とした理由では、遅かれ早かれガス欠(無気力)になってしまいます。

私の場合は最初から仕事に対する情熱がなかったのと、仕事での人間関係でトラブルがあったために早々に働くことに嫌気が差してしまいました。

そんな経験をしたから、私はこう思うようになったのです。

「自分が本当に価値があると思うことをしたいなぁ」

「自分の人生を少しでも良くしていきたいなぁ」

これこそ夢のような、綺麗事だと思われるかもしれません。
もちろん誰もが自分のやりたいこと、夢に自由に挑戦できるとは私も思いません。
しかし私のように『何がやりたいのかすらわからない』という人も、今の世の中には多いと思います。

いきなり今までの自分の人生全てを変えることはできません(-_-)
それでも、『少しずつなら変えていける』はずだと私は思っています。

「なぜなら、私が今この記事を書いていることもその小さな変化の一つだからです」

「一年前の自分なら、自分がブログを書くようになるなんて想像もしていませんでした」

『自分の人生を少しでも良くしていきたい』と本気で思えるようになったから、ブログ活動も始められたのです」

これは仕事に限った話ではなく、プライベートでも自分がやる気を出せる『何か』を持つことは大事だと思います。

夢や目標は大事!

『若い時、もっと早い段階でこの事に気づけていたらなぁ・・・』

「こう考える人は多いのかもしれません」

「私も働き始めて数年経ってからようやく実感できました(-_-)」

仕事関係の行事、人付き合いを『仕事』として割り切る

会社で働いていれば、色々な行事に参加することがあります。

季節ごとに色々なイベント(運動会、飲み会、送別・歓迎会etc)があり、正社員ならば参加の可否を求められるでしょう(強制的に参加という場合もありますが)
そこで同じ職場で働く者同士で親睦を深めたり、連帯感を深めるのが目的なのだと思います。

「私はそういった仕事関係のイベントが苦手です(嫌いと断言してもいいです)」

「私は自分でも気難しい性格だと自覚している人間なので、自分と合わないと思った相手には積極的に関わることは避けてきました」

新入社員の頃は嫌々ながらもとりあえず参加(ほとんど置き物状態でした)していましたが、ある程度勤続していると『仕事の一つ』として割り切れるようになりました(-_-)

そうでなくても、他の社員が入れ替わったり勤続年数が増えるにつれて自然と周りも私のことを変に構わなくなったので

「行ける時は行こう(そういう時は大抵行かないのですが)」

「自分が得するようなことがあればとりあえず参加だけはする」

という自分ルールで対応するようにしました。
それで職場での待遇が悪くなったり、人間関係が悪化したりすることはなかったです(そもそも仕事以外で関わることがないので、仕事に支障が出なければ私は気にしません)

会社の行事を良しとするか悪しき習慣と思うかは人それぞれですが、大事なのは

『自分や他人に対して一本筋の通った考え方を主張・実践できるか』

だと私は思っています。

私は特に不都合がなければ会社の行事には参加しますし、無理なら正直にその理由を話して断ります。自分に都合良く話を改変したり、主張が二転三転するような人間はその場では上手く立ち回れるかもしれませんが、決して信用されることはないでしょう。

そんな小細工をするよりも

「自分はこう思うから、こうしたい」

と、しっかり主張をするべきだと思います。
たとえ他人に理解されなくても、自分の主張を信じてひたすらに実践する人を私は尊敬します。

少し話がそれてしまいましたが、結論として言いたいのは

自分の信念を持って、実践すること

仕事でも日常でも、それができるかどうかが大事なのだと私は学びました。

慣れたと思い始めた時が危険→ケガ・事故につながる

同じ職場・同じ作業を続けていると、どうしても心に油断が生まれるものです。
始めたばかりの慣れていない頃の作業も危険ですが、慣れ始めた頃に訪れる危険というのもバカにはできません。

前回の記事でも触れましたが、工場内は危険なところが多いです(-_-)
しかし毎日そこで作業していると、自然と危険に対する意識が低下していきます。
それ以外にも早く作業を終わらせるために横着したり、禁止されている行動をいつの間にか取ってしまうようになります。

私の場合は作業に慣れ始めて油断してしまい、金属板の鋭利な側面で肘の辺りを切創せっそうしました。

「痛ッ!」

と一瞬感じて肘を見てみると、作業着がジワジワと赤く染まっていくのがわかりました(T_T)
幸い傷自体は大して深刻なものではありませんでしたが、傷口を塞ぐために病院で6針縫うハメになりました。

私の場合はわかりやすいケガだったのですぐに上司に報告して対応してもらいましたが、人によってはケガをした時に

「少し休めば大丈夫だろう」

自己判断でその場で誰にも報告せずに、後々になってケガが酷くなって

「実はあの時ケガをして・・・」

「家に帰ってから痛みが酷くなって、病院に行ったんですけど・・・」

なんて場合もあるようです(-_-)
私の働いている所だと、言葉の関係でコミュニケーションが取りづらい外国人の作業者に多い気がします。

こういう場合だと会社側としても対応しにくい(本当にその時負ったケガなのか判断しにくいため)ので、『まともな会社』なら何かあればすぐに報告するように言われます。
なので仕事中のケガは、それが大きくても小さくてもしっかりと会社(上司)に報告し、判断を仰ぐようにしてください。

「上司や同僚に迷惑がかかる」

「わざわざ大ごとにしたくない」

と思う気持ちもわからなくはないですが、面倒なことになるのが遅いか早いかの違いだけなので、悩むだけ無駄です。
ましてや起きた問題を隠蔽いんぺいするのは会社にとっても、その個人にとっても良くないことです。

その問題を無くすために前回取り上げた『ヒヤリハット』『改善提案』などがあるのです。
実際に解決できるかどうかは別として、まずは問題をしっかり報告しましょう。

報・連・相を守る

これが自然と出来るようになるのが、本当に『仕事に慣れた状態』と言えるのではないでしょうか。

保険への勧誘→深く考えずに契約して、後悔する

会社で働いていると、保険に関しての話を聞く機会があると思います。
頼んでもいないのに貴重な時間を奪われ、保険会社からやってきた保険外交員の人に

保険外交員
保険外交員

「あなたにオススメの保険があります!」

と紹介されました(-_-)
その保険の内容をよく調べもせず理解もしていないのに契約して、後悔する人が多いという話はよく聞きます。

「私も後々解約のために保険の勉強をする羽目になったので、保険に関してはよく考えて決めることをオススメします(マジで)

保険というのはあくまでも『万が一の事態に備える』ために加入するものです。
『万が一の事態』になりやすい運の悪い人(失礼な言い方ですみません)にとっては、

「保険に入っていて良かった!」

「保険のおかげで得をした!」

と思う場面が多いかもしれません。
特に何もしていなくても健康的に過ごせる人にとっては、

「月々に払う保険料が高いな・・・」

「保険なんて入る必要があるのかな・・・?」

と毎月の給与明細を眺めて思うことがあるかもしれません(私はこっちのタイプでした)

これはどちらが正しいわけでも間違っているわけでもありません。
保険はあくまで『万が一の事態に備える』もの(ここ重要)

「自分がその『万が一の事態』になったらどうなるのか?」

「その可能性がどれくらいあるのか?」

「そうなった時に有効な保険は何なのか?」

こういったことを真剣に考えるべきです。
『保険に入ることで、自分が損をするか得をするか?というのは、実は全く見当はずれな考えなのです(万が一に備える事≠利益を出すこと)

自分に本当に必要な種類の保険に入る

これが本当に大事なことだと私は学びました。
↓私はこの本で保険について学んだので、気になった人はぜひ参考にしてください。

「今の世の中には便利なものが多くなり、その情報も簡単に手に入るようになりました」

「しかし、それらが全て“自分にとって良いもの(必要なもの)”というわけではありません」

「自分にとって必要なものは『自分で調べて、見極めて、選ぶ』ことが重要です」

『損をしたくない(-_-)』『特になることをしたい(-_-)』

「少しでもそう思うなら、自分で考えて行動する”ようにしましょう」

まとめ

今回は私が会社で働き始めてから数年経った頃に感じていたことをまとめてみました。
辛いことや悲しいことは色々ありましたが、それを教訓にして日々励み、いつか自分でも笑い話にできるようにしたいと思っています。

次に書く記事で、私の10年間の仕事生活の振り返りを締めくくりたいと思います。

2021年4月頃が働き始めてから10年目になるので、少し期間が空いてしまいますがその時に記事を投稿しようと思います。

本当にただの雑談になってしまうかもしれませんが、それでも良いと思ってくれる方はぜひ目を通してみてください。

↓つづく

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